劇場公開日 2019年8月23日

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「愛情の大切さ」ロケットマン クララさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0愛情の大切さ

2019年8月29日
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鑑賞方法:映画館

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エルトン・ジョンの半生を描いた、ドキュメンタリーのような、ボヘミアンラプソディーのような映画だった。
輝かしい功績で、圧巻のパフォーマンスと度肝を抜かれる衣装でスーパースター一直線だと思っていたが、幼少期に両親からの愛情を得られず、不遇な少年時代を過ごしていた。
天才的な音楽センスと歌唱力で音楽の才能を開花させ、世界で成功するまでに上り詰めるが、その成功の裏で、常に愛されたいという願望にもがき苦しんでいた、波瀾万丈の半生だった。
キングスマン・ゴールデンサークルで本人役で出ていたときは、派手で変わっていて、度肝を抜かれたが、この映画で本当のエルトン・ジョンを知ることができた。
タロン・エガートンの演技は最高でした。吹き替えなしの歌唱力も見事でした。
ボヘミアンラプソディーのように何度も見たいというよりも、劇場で一度だけ見て、心に閉まっておきたい作品。

クララ