劇場公開日 2019年9月6日

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いなくなれ、群青のレビュー・感想・評価

全94件中、41~60件目を表示

3.5難解…もう一度 鑑賞したい

2019年9月16日
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原作、未読です。ミステリーとありましたが、予告編を見ても、そういう印象はなく、青春映画だと思ってました。またしても、ババア大丈夫か?と心配しながら、観に行きました。
結果、ラブストーリー要素もあり、ミステリー要素もあり、ファンタジーでもあり、面白かったです。でも、ちょっと難解。これ、もう一度 鑑賞するか、原作 読むかしないと、理解できないかな…。解釈なんて、人それぞれでいいと思うので、今の解釈でも十分かな…とも思いますけどね。もう一度 鑑賞したら、印象が変わるかもしれませんね。
個人的に、飯豊まりえちゃん好きなんですが、こんなにガッツリ演技してるとこ見るの初めてかも。可愛いかったし、とても良かったです。でも、ちょっと自分本位で、イラっとさせる役でしたね。
上映後、舞台挨拶の風景が流れました。これまた、こういうの初めてで、不思議な感じでした。だいぶカットされてると思いますが、伝えたかったこと、ちょっと分かる気がしました。
頭を整理しながら、もう一度、鑑賞したいです。

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らぶにゃん

5.0久々に見た秀逸な作品。心に刺さる。

2019年9月16日
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泣ける

若い頃の自分との葛藤や人と比較した劣等感を階段島という壮大なファンタジーで描いた作品。ファンタジー故に理解できないと難解な印象になってしまうが、これは比喩として巧みに表している。横浜流星がいい。自分と格闘し悩み、それをせつなさだけで表現できる俳優としては今や日本一だろう。キラキラした飯豊との対比がいい。今、近くで男子大学生が七草のような劣等感の話をしている。現実的な若者の葛藤を描いた久々に出会った素晴らしい作品だった。監督の柳さんに敬意を表します。ありがとう。そして横浜流星くんお誕生日おめでとう。君は本当は強いからこの役ができるんだよ。これからを楽しみにしています。

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ひろみん

3.5不思議な島で淡々と青春しているファンタジー

2019年9月16日
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淡々と青春していて忘れそうになるが不思議な島が舞台。最後に明かされる島の秘密が苦い。
全六巻のシリーズものの、プロローグである一巻と一番爽快感ある読後感の二巻をまとめたのは良かった。
しかし、二巻は脇役たちを掘り下げる話だっために、主役の七草と真辺の掘り下げが浅くなってしまったのが残念。さらに、脇役たちの方も抱えた欠点の描写が軽かったり失くなったりで中途半端になってしまった。あと、豊川さんの結末は少し設定と矛盾してないか疑問がある。

原作の再現度?は、黒幕感のある七草はまだ良かったが、真辺の純粋で残酷な危うい正しさをもっと見たかった。でも、作品全体の空気感は良かった。

あと、島や学校の風景が微妙に賑やかすぎるのが気になった。人工的な島だからリアル田舎と比べるのが間違っているのかもしれないけど。楽器やってる人も多いな。

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有無

4.0真辺という生活を変えてしまうほどの存在

2019年9月15日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

◯物語
七草は人口2000人程度の階段島にやって来た。階段島は捨てられた人たちの島で、島の人たちは誰もが自分がなぜこの島に来たかを知らない。特に疑問を抱くことがなかった七草の島での高校生活は平穏な時間だったが、幼なじみの真辺由宇との再会により状況は一変する。「納得できない」と憤慨し、島から出るために島にまつわる謎を解き明かそうとする真辺。七草と周囲の人々は真辺に巻き込まれていく。(映画.comより)

プロローグ、第1章〜第7章(最終章)、エピローグの9話から成り立っており、階段島という魔女によって支配された島で真辺がきたことで謎が解かれていく。

役も全員あっていると思うし、悪くないと思う。(途中までしか読んでないからはっきりと言えないが)

私は、原作は難しく途中までしか読んでいないがこういうことだったのかと思った。他の人の、レビューにも書いてある通り、初めてだと難解かもしれない。だけど、最後の方の七草と真辺との会話にはどこかのめりこめた。

あと、最後に完成披露試写会?の特典映像もあって最後まで楽しかった。

DVDを観た追記ー
難解な青春ファンタジーであることは間違いない。正直、映画館で見て分からない部分はあった。それで、今見て「ほー」と思うことがあった。

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ムービーブラザーズ

3.5ちょっとイマイチだけど……

2019年9月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

詩的な台詞と美しい世界観、七草と真辺の関係性がとても良かったです

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喜怒哀楽

5.0いなくなれ群青

2019年9月15日
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鑑賞方法:映画館

この映画の原本は読んでいませんが、かなり難しい世界観をよくこの時間内でまとめられたなと思いました。
かなり評価は分かれるかも知れません。 見る側の理解度がかなり問われるかと思われます。

「君の名は」などの好きな人は受け入れやすいかも知れません。
そういう意味では中高校生などの若い子たちが今の自分達と照らし合わせて、現在悩みを抱えている人にももっと見て欲しい映画だと思えますし、先生からでも薦めやすい作品かと。

それくらいいっぱい経験を重ねた先の、何度も何度も繰り返されて再び戻ってしまう純粋さの塊のあり方の作品ともいえます。

流星さんの本質をうまく起用されたなと感じます。どのキャストの人たちも美しく魅力的にとらえていて、昨今では珍しく言葉遣いも美しく、薄くぼやけた背景の世界観も夢の中で見たような光景と錯覚さえ覚えるのも女性監督ならではだからかの作品かも知れません。

美しいものを感じたい人におすすめ。

だけど内容は綺麗で収まる話ではなく、誰もが社会で生きてゆくためにどう自分の個を確立させるか、我を強めるのではなく、自分以外の他との折り合いで誰をも傷つけないでいたいという願いの中で自分を見失ってゆく過程を思い出さされます。

悲観的な現実の中にある安心安全とした居場所を見つけたとしても、理想という思いが自分の心をどうしても付き動かせてしまう、その微妙な感覚の話を見事に主人公二人の織りなす会話に描かれています。

抑えきれない衝動、思いは、人を傷つけてしまうかもという恐れを超えてしまいます。
破壊は迷惑をかけたとしても、恐れを引き起こすものであっても。

若い子たちのこれを受け取れる感性は次世代の価値観の予感を感じます。

見た目綺麗に収められたとしても、全体の調和を乱さないようにしても、それは全体の方向として違えてしまう魔法としてかけられたものとしたら?

いずれ誰かがトリックと気がついてしまってパンドラの箱を開けてしまうのが全体の進化かも知れません。

今までの愛という陳腐な表現でさえも全体の概念が変わるのだろうなと思えます。

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Lily mimae

3.5一つ一つの言葉の重み

2019年9月15日
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泣ける

知的

難しい

大好きな横浜流星が出ると聞いて、小説も買った。
しかし、あえて小説は読まずに鑑賞した。

結果としては難しかった。
ラスト20分に全てが詰まっていた。

しかし、それを覆すほど面白かった。
不思議な世界観で今まで見たことの無い映画。
そして、これからも見ることがないだろう。

劇場には自分1人だった。
あえて、ネタバレはしない。ぜひとも見て頂きたい。
七草が言う言葉が全て刺さる。

皆若手にも関わらずとても上手。
このような映画は大体ガッカリして終わることが多いが、そんな事が起きず感情移入することができた。

映画館でしか見れない美しさと、映画でしか表すことの出来ない迫力。

1度映画を見て理解するのは難しいと思う。
なので、自分は小説を見て改めて評価させていただきます。

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サプライズ

5.0大切に撮られた良作

2019年9月14日
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鑑賞方法:映画館

不思議で美しい青春恋愛映画。飯豊まりえの魅力が200%詰まった映画。
不思議なストーリーだけど自分は好き。きっと原作も素敵なストーリーで、監督さんも原作が大好きなのだろう。大切に撮られた作品だということが伝わってくる。こういう丁寧な映画が好きです。

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あいわた

5.0原作を読まずに

2019年9月14日
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鑑賞方法:映画館

観に行きました。
横浜流星さんのナレーションと美しい風景から、物語に引き込まれていきます。
よくある胸キュン青春映画では、ない所が好きです。
七草とナドのテンションの低い会話のシーンが良かった。
しかし、真辺に対する七草の大きく強い愛も感じられます。
原作をよんで、もう一度観に行きたい。
もっといろんな場所で上映して欲しいです。

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ティナまま

3.0 原作は読んでいません。  序盤あたりは「肌が白い人が多いな、美男...

2019年9月14日
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鑑賞方法:映画館

難しい

幸せ

 原作は読んでいません。
 序盤あたりは「肌が白い人が多いな、美男美女が多いな」と思うことができるほど、つまらないと思います。のめりこまさせるほどの内容ではなかったです。ところどころ難しいと思う場面もあります。しかし、画が全体を通してきれいなので、盛り上がりの部分までは画を楽しむこともできます。セリフや言い回しも上手いなと思うところもありました。
 恋愛ものを扱った青春というよりかは人との距離感や関係の悩みまたアイデンティティの確立を扱った映画だなと感じました。個人的に「恋愛を扱えば青春だ」とは思わないので、そこも良かったと思います。
 原作での魔女の扱いはわかりませんが、もうすこしバックボーンが欲しかったです。
 1回しか見ておらず理解できていない部分があるので、2回目を見るか原作を読むか、しばらく考えたいと思います。

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ぱてぃ

0.5映像に自己満足して内容なし

2019年9月13日
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制作側の自己満足感、世界観が狭い、素人作品。キャストで成り立っている映画。

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tetsu

2.5台詞回しが聞くに耐えない

2019年9月11日
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小説じみた青臭い台詞が観ててつらい。
映像化するにあたって脚本家は自然な掛け合いになるように仕事しなければならなかった。あんな台詞じゃベテラン俳優が演じたとしても臭くなってしまう。
小っ恥ずかしくて (そして演技も若すぎて) 大人が見れるような映画じゃないです。

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LQ

5.0映像美と実力のある若手俳優さん達

2019年9月11日
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鑑賞方法:試写会、映画館

4回鑑賞時点での感想。
とても不思議な映画です。ストーリーは原作未読であると最初はわかりにくいかも知れないが、観れば観るほど新たな発見が出来る映画。

若い学生世代より大人になってしまった世代の方が、映画を観ながら自分の失くしたものを心に浮かべ、より胸に響くのかも知れない。
時には恋愛映画のようであり、時には青春の群像劇、そして視点を変えて深く見ると母性の物語にも思える。
その時、観る方が置かれている立場・状況によって様々な解釈も出来る何度でも楽しめる映画。

そして、なんといっても映像美。その美を確かなものにしている俳優さん達に脱帽です。
横浜流星くんがこんなにも雰囲気を出せる俳優さんだと知って驚き、
特に堀役の矢作穂香さん、佐々岡役の松岡広大さんにの演技には目を見張るものがあった。その他の役者さん達も皆さん上手い!
ファンタジーな階段島なのに、「そこに居る」人々を愛おしく思えるほど自然に演じていた。

音楽も素晴らしい。主題歌のMVは原作の4巻をもとに堀視点で撮られたとのこと。こちらも切なく美しいので必見!!
まだまだ何回でも観たい映画。

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j2

4.5ピストルスター

2019年9月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

こんなに美しい映画をスクリーンで観れてよかったと思いました。あまり二回同じ映画を観たいと思わないのですが、これはまた絶対スクリーンで観に行きたい。

映像の撮り方、出演者の方、脚本、景色や音楽どれをとっても美しいです。
日本の良さを思い出したような気がします。
横浜流星さんの、聞き手が小説を読んでいるような、世界観のあるナレーションもすごく心に響き、飯豊まりえさんの理想を追い求めるまっすぐな美しさに胸を打たれました。

飯豊さんの真辺も、横浜さんの七草も、いましか撮ることができなかっただろうなと思います。

彼らの複雑な心情に、途中何度か泣かされました。期待以上の作品です。
一人でも多くの方に観てほしい。

監督、キャスト、スタッフの皆さま 素敵な映画をつくっていただきありがとうございました。

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nd

4.5青く美しい儚げな世界

2019年9月11日
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泣ける

知的

幸せ

美しい映像、美しい演者たち、美しい音楽、美しくも儚い世界。
とても心地よく世界観に引き込まれ、文語体の台詞の響きも耳に気持ちよく、若い演者による青春物語に留まらず、自己肯定への旅をありありと見せつけられる。
今この自己葛藤、自己肯定の真っ只中の若者も、その過程をとうに通りすぎてしまった我々大人も、全ての人々のかつての姿が階段島にはある。儚くも優しい世界。私にとっても、階段島にはお迎えに行きたいかつての自分が確かにいた。
真鍋に、堀に、七草に、佐々岡に、かつての自分の欠片が見いだされる。

自分自身に迷いをもったことのある全ての人が、この作品を見て己を振り返り、幸せになって欲しい。

美しく優しい世界に涙を流しながらも、希望の光を見いだせる。誰もが考えさせられ、幸せになれる結末。原作はまだ続きがある。この美しい映像の続編が作られることがあろうとなかろうと、私の心のなかでこの映像と声、音を伴って物語は続いていく。
若き演者たちの演技の確かさ、嘘偽りの無い存在感、風の音も、声色も、全てが美しく夢のような作品。是非劇場で。

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チナ

4.0約束しよう、七草。私たちはまたどこかで会うの。

2019年9月11日
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栗太郎

3.5子供以上大人未満

2019年9月10日
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出てくる人が全員、子供ではないけど、大人になりきれない、そんな感じが。そのためには誰もが抱える悩みやトラウマを克服して一歩ずつ進んで行くのでしょう。

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ごっとん

4.0切なくて美しい(原作を読んで観るのがおすすめ)

2019年9月10日
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原作と飯豊まりえさんのファンなので、必ず観ようと思っていた映画です。
作品中の出来事は映画オリジナルのものが多いですが、原作の設定をわりと忠実に踏襲しているので違和感なく観れました。飯豊さんも真辺由宇役にぴったりで良かったと思います。
ただ、原作を読んでいない人が観た場合、彼らがこの島に来た(来ざるを得なかった)理由や切なさが充分に伝わるか、少し心配。実際、完全に勘違いしたレビューもありました。そこがこの物語の核なので、多少説明的になったとしても、もう少し丁寧に描いたほうがよかったと思います。
とは言え、横浜流星くん、飯豊まりえさんはじめ、キャストの人たちの存在感や演技は素晴らしく、映像もどこか陰鬱ながら美しい。私としてはとても印象に残る作品になりました。原作ファンや、原作を読んでから観るなら、文句なしにお薦めです。

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yuichiro_cp

4.0大切な人のために闘う

2019年9月10日
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泣ける

悲しい

知的

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peach072

2.5くら〜い青春映画

2019年9月10日
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難しい

寝られる

若手キャストたちはどんなかと思い、原作まったく知らない中での鑑賞。

仕方ないですが、若者の芝居がまだまだでした。こういう世界観はキャストに演技力や個性的な魅力がないと観る方もなかなか難しい。ナド役と、豊川役の2人は存在感があってよかった。

後半の映像美のおかげで、なんとか観終わることができた作品。光や青、緑が幻想的でよかったです。

大人になるって過去という青春を乗り越えることなんだよ、ってメッセージだったのかな。う〜ん。

何かあるような雰囲気を醸しながら、大して何もない作品というのが言い得て妙。映像美もあり★2.5

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一言レビュー