劇場公開日 2019年5月31日

「シリーズを通しての肉体的な感覚」LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘 ウマノホネさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0シリーズを通しての肉体的な感覚

2019年6月17日
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鑑賞方法:映画館

言わずと知れたルパン三世の主要キャラクター達にスポットを当てたスピンオフシリーズの3作目。
今回の主役は、言わずと知れた "峰不二子"。

彼女の知的さと艶っぽさ、
そして、今回は子供のボディーガード(劇中ではメイドと呼ばれていた)としての、
母親のような優しさ、また、それを裏切るような非情さ、
と様々な面を見ることができます。

それらの面すべてが、タイトルの通り彼女の「嘘」であるような、
素性の知れない存在、
それこそが彼女「峰不二子」の魅力だということを思い知らされます。

この劇場シリーズは、
漫画のような手書きの画風、
予想もできないトリックと、
それを(泥棒一味でありながら仕掛けるのではなく)暴いていく鮮やかさ、
超人的な強敵との対決、
それらの展開を上演時間小1時間の中で存分に味わうことができて、
どの作品もすごく面白い!

特に、
『次元大介の墓標』では、彼のニヒルさとクールさ、銃撃で血が飛び散るイメージ、
『血煙の石川五ェ門』では、次元とは雰囲気の違った渋み、斬撃による肉がえぐられる痛み、
そして今作『峰不二子の嘘』では、女性の艶み・強み・愛情や、肉感的なエロティック、

と、本当に各人物の個性あふれる魅力を、肉体的な感覚をもって描かれています。

さらには、今回は前作までの敵役も絡んできて、

この調子で行くと、次回は銭形警部が主役か、
そして、最後はルパンが締めくくるのか!?

次の作品がいまから本当に楽しみです♪

ウマノホネ