フォードvsフェラーリのレビュー・感想・評価
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面白い!! だけで終わらない面白さ
カーレースの醍醐味をギュッと詰め込み纏め上げた、至極の一品。無知な私がその魅力に取り憑かれた。
挿入歌が大げさでなく作品を軽やかに進めていて印象的。
このスピード感のままに何度でも観に行きたい!
スピード感満載
自動車メーカーの実話の様ですが、面白いです。
アメリカの映画なのでフェラーリ及びイタリアンの描き方が雑、というかアメリカ人は自国以外を蔑んで描きますね。
日本人や中国人、イタリア人は特にそんな感じがするな〜
しかしそんな演出は特別この映画だけではないので気にならない。
とことん自動車レースが好きでNo. 1になる事を夢見たナイスガイ2人の物語である。
2時間半は飽きるのでは?と思っていたがジェットコースターに乗っている様に時間が過ぎ去る様な映画でした。
カーレースは熱い!
ル・マン、めっちゃ熱い!
けど俺の心もカーレースのように熱くなりたかった...
今年の映画鑑賞初めはこちらの映画になります!
確かに面白かったです!
ただ、周りがこの映画に絶賛しています中で個人的には絶賛とまでいきませんでした。
フランスで行われる24時間の耐久レース、「ル・マン」にアメリカの自動車メーカー「フォード」が挑む60年代の実話を描いた物語。
まずは好きだった点からです。
カーレースを題材にしているだけあって、カーレースのシーンは物凄いです!!
去年観た邦画の「Over drive」は音響は良かったものの、カメラワークに拘って無かったので物足りなかったのですが、この映画は違いました!
もうレーシングカーを猛スピードで追いかける視点だけじゃなく、レーサーの視点でのショットもあります。その迫力に圧倒されると同時にリアル過ぎて怖かったです(笑)
特にル・マンでの夜の雨のレースシーンは前が見えづらいなか走っていたので怖かったし、レーサーのクリスチャン・ベールも凄いなぁと感心しました。
そして、レーシングカーのクラッシュシーンもCGではなく実写で再現しているのでそこも凄いですし、殆ど実写撮影に拘ったところを非常に評価したいです。
キャラクターで一番好きなのはクリスチャン・ベール演じるケン・マイルズです。
実在のレーサーらしいのですが、この映画において一番登場人物として愛着もありましたし、演技も素晴らしいです。
彼の車の欠陥などを見事に指摘しながら口が悪く容赦ないところもありつつ、レーサーとして素晴らしい実力を持つ上に家族思いな姿に惹かれました。
そして、彼の実力が素晴らしいというのは劇中でマット・デイモン含めた殆どの人が言っていますが、それをレースシーンでもそれを証明する場面も多いので、「本当に彼は素晴らしいレーサーなんだ」とちゃんと確認することが出来ました。
その他、音響も素晴らしいし、マット・デイモン含めた俳優の演技も比較的良かったです。
...ただ、自分はこの映画に素直に絶賛出来ません。
完成度が高い映画なのにどこかノイズを感じてしまいました。
恐らく、この映画のタイトルにある「フォードvsフェラーリ」にあります。
実際、フォードとフェラーリはル・マンで激突するのですが、それは終盤のみです。
そもそもこの映画の始まりはフォードがフェラーリに買収をしようとするも、フォードは乗用車だけしか作れないとバカにされたことがきっかけでレーシングカーに投資するのですが、その後はライバル企業であるフェラーリはル・マンしか出てきません。
もっとフェラーリとの対立が描かれるのかと思っていたのですが...
自分が史実を知らないままこの映画を観賞したことが原因だと思うのですが、フォードとフェラーリの対決を期待してしまった自分は物足りなく感じてしまいました。
また、この映画は2時間半を費やしてフォードのサクセスストーリーを描いていくのですが、この上映時間にしてはあんまり愛着を持てる登場人物がいませんでした。
マット・デイモン演じるキャロル・シェルビーというカーデザイナーも実在の人物というのは理解しましたが、何かこう彼の車に対する情熱だったり彼がどういう人物なのかがいまいち解らないまま映画が終わってしまいました。
あと、この映画の結末に関してです。
とある人物のかなり重要なイベントが発生するのですが、そこの描きかたがあっさりし過ぎてそこもガッカリした点です。
感想をまとめると、総じて面白いけど違和感のある部分が多かったために絶賛するほどでは無かったです。
個人的には観る前はこの映画を「傑作です!」と声を上げて豪語する予定だったのですが、現実はそう上手くいかないものですね(^_^;)
ヒューマンドラマ&ロードムービー
たんなるアクション的なレーシング映画ではないです。命がけでレースに挑む人間たちのヒューマンドラマであり、レース界の頂を極めようとする軌跡を描いたロードムービーでもあります。彼らの真の栄光は7000回転のレッドゾーンにのみ存在するのでしょう。
音響効果と相まって手に汗握るレース映像はモーターファンはもちろん、そうでない方にもハラハラドキドキの臨場感が味わえます。絶対に映画館で見るべき映画です。
スクリーン1、座席H-7、久々の靴下脱ぎ鑑賞(笑) カーレースムー...
スクリーン1、座席H-7、久々の靴下脱ぎ鑑賞(笑)
カーレースムービー、燃えます。前半長い、早くレースしろ!って感じ。マット・デイモンがレーサー役で走りまくると思ってたら違った。しかし、その行為はいいのか?マット・デイモン。勝つって大変なんだ。実話だってことに驚きました。
本作、良かったのは人間ドラマがあった。主人公の息子役、かわいくて良かった。嫁、元AKB篠田がいい歳のとり方をした感じでこれまた良かった。
レースの結末、その後の主人公に驚愕。あの副社長、アホ?でも組織ってそうですよね。これもまた実話、身に染みます。
面白かった。けど、評論家の評価はやや高すぎるような気もします。
予想以上に楽しかったです
運転免許を持ってないから車のことはほとんど分からないし、ドライブも別に好きじゃないですけど、デザインが優れた車を見るのは好きかも。かなり昔ですが、ダークブルーのイオタのポスターを自分の部屋の入口に貼っていたので、弟の友達に凄く羨ましがられました。
この映画は企業物として面白そうだったので観ましたが、レースシーンも私が観ても興奮しました。専門用語が全然わからなくても大丈夫でした。
えーそんな結末!?でも面白いですよ。
同じレースに出るのにメーカーによってこんなに形が違うのかと感心しましたが、やっぱりフェラーリはかっこいいなあ。
あの頃のフォードのスポーツカー
格好いい自動車を作れなかったフォードのあの時代。ファイヤーバードが唯一好きだったスポーツカーだった。あの時代があってこそのファイヤーバードだったかもしれない。
フォードの幹部を扱き下ろす映画
原題もそのままフォードvsフェラーリだけど、ただただフォードのクソ幹部に立ち向かうマット・デイモンとクリスチャン・ベイルの熱い演技映画。
当時のフォード幹部が本当にこんな奴らだったのか知るよしも無いが、映画の悪キャラとしてはこれ以上分かりやすいものはない。
だからこそ痛快で面白いのだ。
脇役も家族もしっかり描かれてて安定感も抜群だが、やはりなんといってもカーレースシーンがかつてスーパーカーに憧れた世代にはど真ん中の豪速球すぎて目眩がするほどシビれる。
ザコ車をいとも簡単に抜いて行って、もはや空気カー状態なのはご愛嬌だが、ブレーキ、ギアチェンジ、ハンドルさばき、アクセル全快と矢継ぎ早に繰り返されれば嫌なこと全部忘れて熱中しますわな。
あぁ、やっぱり・・・の悲しいラストも男の生き樣を見せつけられたようでグッときました。
レースシーンは圧巻!!
クリスチャンベール、マットデイモン、2大俳優共演というだけでも話題の本作。24時間耐久レース、ル・マンに挑戦したフォード社、企業戦争の裏側を描いた実話に基づくストーリー、打倒フェラーリに挑んだ熱い男達の物語。映画館の大画面ならではの臨場感、迫力あるレースシーンは圧巻!!車好きな人は最高に楽しめるかもですが、車にそれほど詳しく無い私でも充分楽しめる、個人的には満足度高い作品でした。
フォードをアホ企業で描くところが面白い
面白い映画で大好きです。
3つの面白さがあります。
①大人気ない
②アナログ
③ドアホなフォード
①大人気なさ
ケンの息子が純粋にレースに憧れる姿を描くことから始まりますが、大人もまた子供っぽさから来る大人気なさが満載です!笑。
フェラーリチームのピカピカのストップウォッチを黙って頂戴して騒ぎを起こしたり、敵のピットにナットをわざと落として、車体のネジが外れているのでは!と大騒ぎを起こし眺めてニヤニヤしたり、ずる賢い副社長を閉じ込めて、フォードの二世社長を泣かしたり、友達に謝罪をしに行ってケンカを始めたり、だいたいシェルビーはいつもカーボーイハットだし、ケンの息子には優しかったり、飛行機まで派手にぶっ飛ばしたり。「今でも心臓病の薬を飲んでるのか?」と心配そうに聞かれてるのに、「この薬、美味いんだ」と答えたり。。。シェルビーの大人気なさにクスクスします。
②なんかアナログ時代の良さ
車体が出場基準に満たなければ、ハンマーで殴って直したり、ピカピカのレーシングマシンの全てが手作業で作られたり、電気計測機を馬鹿にして、車体に毛糸を貼って空気抵抗を見たり、スピードメーターがメカニックな動きで7000rpmを指したり、電話もラジオもダイアル式で、フィアットにスクーターで紙焼き写真で届けるための時間稼ぎのフェラーリの社長が小芝居をうったり。それで、自信たっぷりのしてやったり感を出してご満悦で、十分すぎるほど、アナログの面白さが描かれています。
7000rpmで爆走するレースも、ドアをハンマーで閉じたり、ホイールナットもハンマーで殴って締めたり、ガソリン給油シーンを注目させたり、「うん?ヤバイくない?」とドキドキさせて、自動車レースの潜在的な魅力であるスリル(嫌な予感)をアナログで上手に描いていました。優勝しないので、ひき細々な感情が渦巻く中、余計に純粋で夢中な世界を描けていました。
③ドアホなフォードが面白い
アメリカ映画なのに、自国の代表会社を、
ともすれば「フォードが嫌いになったわ!笑」
との感想も聞こえるくらいに、ドアホに描く心意気!が、面白いです。ずる賢さ(副社長)と、無能な傲慢さ(二世社長)は、アメリカそのものでしょう。笑。
自分たちで自覚していて、そこを馬鹿にする面白さにしてしまう!笑えます。
シェルビーをはじめ、もちろんケンの人物の描き方最高!フェラーリの社長を中小企業の社長的に描いたり、奥さんが素敵だったり、ピーターがお母さん似だったり、兎に角、人間が人間らしく描かれていて、とても好き。
映画の作りとしてとても大好きです。
あー元気を貰えるいい映画だったなぁ。
車好きなら面白い
まあまあかな
車が好きなので、レースシーンはワクワクしました
もともとフォードGT好きなので
事実の背景をもっと勉強してから見たら、もっと楽しめたかも
マットデイモン普通のおじさんになっちゃったƪ(˘⌣˘)ʃ
2時間半あっという間
久しぶりに映画館で見るべき映画だと思った!
視界いっぱいにドライバー主観が広がって
360度エンジン音につつまれる
とてつもない快感
奇抜なカメラカットもなく、
一つ一つのシーンをしっかり見せてくれるから
極限のスピード感は伝わるのに疲れない
たぶん車好きが見たら鼻血が止まんないんだろうな
詳しくない自分でもスポーツカーがカッコいいと感じた
マッドデイモンの映画はイマイチな印象だったけど、これはハマり役だった!
デイモンは割と地味だから、このくらいの立ち位置がちょうどいい!笑
平日夜に観たけど、一人で観に来てる人ばかりで驚いた
誰かとシェアするタイプの映画じゃないのかも
マイルズの奥さんすげー魅力的
熟女好きにはたまらんでしょう\(//∇//)\
今一番おすすめできる映画
今一番楽しめる映画は本作に間違いありません。
何と言っても、レースシーンがとにかく最高です。特に音。できれば音響が素晴らしい映画館で鑑賞してください。本作は音響編集賞も受賞していますから、相当音にこだわっていますよ。
そして派手なレースシーン意外も本当に充実。キャラクターたちの関係性は本当に愛おしいですし、主人公たちに感情移入して、敵を倒すことを一緒に願うことが出来る、ある意味王道な話運びです。
車の知識なんてなくても、十分楽しめます。良い映画は、事前学習を必要としないのです。
映画館に行く機会があるのなら、迷いなく本作を選んでください!間違いない作品です。
It was a really really good movie!
命や人生をかけた闘いとマイルズとシェルビーの友情に涙が止まらず、、
そして、観終わったとき、マイルズとシェルビーのファンになってしまうそんな映画でした。
マット・デイモンのいたずらが本当にあったかは別として、、the ハリウッドの映画を観た感じでした。
ル・マンのレースも本当に息をのんで、祈りながら見てしまいました。スピードがカッコいい。
フェラーリとフォード。イタリアとアメリカ。
なんだかすごく歴史を感じて、すごくおもしろくて。
GT40はこうやって生まれたのね。
そこまでに至るまでのメカニックを作る職人のお仕事もチームプレーもカッコよくて、そして、1.2.3フィニッシュのひとの良さも心揺さぶられて、1位でフィニッシュさせてあげたかった。。すごく心が痛みました。
それにしてもなんてステキな俳優さん。
クリスチャン・ベールがとにかくとにかく良かった。
とてもとても良い映画でした。
ぜひ劇場で。今回も4DXで観たのですが、爆音とエンジン、伝わる振動で臨場感が凄かったです。
最後はとてもとても悲しい終わり方で、、
これが実話と知り、なんとも言えない気持ちになりました。
フォードのトップの経営陣に吐き気がして、すごくいやーな気持ちも残りました。やなやつ。
そして、マイルズの息子役の子が本当に可愛くて、彼がどんな人生をこれから送るのか、パパのたくさんの深い言葉にも本当に心打たれました。
駄目な私ねぇ~💦
予備知識も全く無く観賞
まず・・車音痴です・・そこからが駄目でした💧💧
次々並べらるカー用語に脳ミソが付いて行けず、レースのシーンでは車酔いしそうでしたが・・それ程リアルな臨場感にかえって唸ってしまいましたね👏
あまりの無能さに「少しは予習しろや!自分!」と、反省しましたが・・
「男道」の熱さ!と厚さ!にグッとし
劇場の9割を占めてる男性客の皆さんが羨ましく思えましたね~✨
ケンの息子役キュートなノア・ジュブ君を拝めたし!
あの時代を!男道を!・・カーレースも😅学べた貴重作品でした!
最高に面白い!
迫力のレースシーンにケンを中心とした友情や家族、イメージを大切にする大企業と純粋にレースに勝ちたいレースチームといったドラマ、面白くて2時間半位有ったとは思えませんでした。
タイトルがフォードvsフェラーリだけど、フォードvsフォードな感じですね。
やや小さめのスクリーンでの鑑賞でしたが、大きいスクリーンの方が迫力のレースシーンを楽しめると思います。
迫力があるがハマらなかった
前情報を入れず、当時の時代背景も知らず観ました
話についていくのが大変でしたが、クライマックスのレースシーンは迫力と見応えがありました。
男のカッコよさを感じたが、観る前の期待ほどハマらなかった
オトコの生き様
はじめに言っちゃうと、素晴らしい映画作品だけどストーリーは割と平凡じゃないかと。
じゃあ何が素晴らしいかって、演出・映像・役者・音楽などなど、その他すべて。
実話ベースってことだから、映画的に分かりやすいように
脚色なり創作なりも含まれているんだろうとは思う。
そして結果として、こんな心を揺さぶられるような
素晴らしい作品に仕上げるんだから、もう脱帽ですよ。
キャストでは特にクリスチャン・ベイルの存在感がすごくって、
体温とか匂いとか、すぐそこに居ると錯覚するようなリアリティがあった。
というか彼が演じるケン・マイルズに感情移入させるせいで終盤、
もうGTが走ってるのを見るだけで泣けてくるような、そういう引き込まれ方をしてしまった。
ちょっと強めの苦味が残るようなラストシーンもけっこう好み。
人生って良いことばっかりでも悪いことばっかりでもなくって、それが大切なんだっていう。
まぁ何にしても、IMAX初体験だったためのプラス査定も否定できないけど、
見るというよりもどっぷりと「浸る」映画体験。
全部コミコミで非常にエキサイティングな体験をさせてもらった。
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