劇場公開日 2019年3月9日

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「BGM演奏者の登場や ツッコミ無しで進むシュールギャグは面白い。ただ本筋があと一歩……」たちあがる女 kizkizさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0BGM演奏者の登場や ツッコミ無しで進むシュールギャグは面白い。ただ本筋があと一歩……

2019年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

歌の先生をしてるおばさんが自然を破壊する工場反対のため送電線を切断したりしちゃう話。

シリアスな設定/物語なのに、ザ・おばさんがマジなテロ活動してる絵がシュールでフフフ、となる。自分はコメディとして受け取りました。

バードマンと同じようにBGMの演奏者が物語と関係なく画面に映る演出があります。
面白い演出なんだけど……多用しすぎでちょいしつこいかなぁ、とも。ある種、この表現に逃げてる印象もありました。

演奏クオリティは素晴らしい。
特にドラムの演奏がすごいです。JONSIソロで叩いてた人みたいに手数多い。おそるべしアイスランド……。

BGM演奏者の登場。
ツッコミ無しで進むシュールギャグ。
旅行者&お姉さんのナイスキャラ。

面白い要素は色々とあるんだけど、本筋の物語があと一歩弱かったかなぁ、ってのが正直な感想です。
この一連の話は結局なんだったんだろう、とモヤモヤしたシコリがずっと残りました。

シビアな物語を、個性的な演出やシリアスな笑いでとぼけた感触にした、って印象。

小技は本当に面白い。
けどトータルでみると、同じネタのしつこさや淡々としすぎてるストーリーテリングがもったいないなぁ、と。
うーむ、好きだけどめっちゃ好きにはならない惜しい作品でした。

画面に広がるアイスランドの大地は”花や緑だ、キレイ~”って絵はありません。
むしろ寒々として自然の厳しさを感じました。
しかし圧倒的なスケールの大きさがある。

”大自然”で連想する絵の日本とアイスランドの違いを見た気がします。

kizkiz