劇場公開日 2020年6月26日

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「孤独を乗り越えて知る、仲間の温かさ。笑って泣ける痛快アドベンチャー!!」ソニック・ザ・ムービー 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0孤独を乗り越えて知る、仲間の温かさ。笑って泣ける痛快アドベンチャー!!

2020年7月20日
PCから投稿

泣ける

楽しい

興奮

【賛否両論チェック】
賛:独りぼっちだったソニックが、好青年のトムとの逃避行を経て、次第に確かな絆で結ばれていく様が、時にコミカルに、時に感動的に描かれていくのが痛快。家族サービス等での情操教育にも、とってもイイ。
否:展開はメチャメチャご都合主義で、ツッコみどころもかなり多い。

 その能力が故に故郷を追われ、ずっと独りで生きてきたソニック。そんな彼がひょんなことから出逢う、困ったものを放っておけない好青年・トム。2人のドタバタ珍道中が、極上のアクションと映像美でコミカルに描かれていく様には、観ていてお腹が痛くなりそうです。
 しかし、そんな凸凹コンビがやがて築いていく確かな絆には、不覚にも思わず感動させられてしまいます。ずっと孤独だったソニックが、ようやく巡り合った仲間を守るために、悪の天才科学者に立ち向かっていく姿は、非常に痛快です。
「これが俺のパワーだ・・・もう逃げるために使わない。俺の友達を守るために使う!!」
っていうソニックのセリフが、とってもカッコよかったです。
 往年のファンは勿論のこと、情操教育にもオススメなので、家族でも是非ご覧になっていただきたい作品です。

映画コーディネーター・門倉カド