劇場公開日 2019年12月13日

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「予告で騙し、子供を恐怖に突き落とすゾンビパニック映画」屍人荘の殺人 タカコさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5予告で騙し、子供を恐怖に突き落とすゾンビパニック映画

2019年12月25日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

予告では痛快エンターテイメントムービーだと謳っており、コメディタッチなミステリー映画だという印象を持っていました。
R指定もついておらず、小学校から持ち帰る新聞のチラシにも子供も楽しめると宣伝が載っていました。
そして楽しみに映画を見てみれば、冒頭からゾンビパニック映画で、ミステリー要素はあるものの、いつゾンビに襲われるかという緊迫したシーンの連続。ゾンビの描写も子供が見慣れている訳もないホラー的なもの。
うちの子は途中でキャパオーバーして退席したいと泣いてしまった為、映画館を出ました。
完全に予告詐欺です。
お金返して欲しいです。
日本の子供はコナンや金田一でミステリー慣れしていますが、ゾンビパニックものに免疫のある子って多いとは思えません。
ゾンビものだという事がネタバレになる映画だとは思えません。
冒頭からずっとゾンビありきで進んでいるのですから。
なのにその情報を完全に隠して、子供には楽しい映画だと期待させて、ゾンビものだと事前に心構えもさせずに恐怖に突き落としても平気で、
入場者数を増やそうとする宣伝方法には心からガッカリしました。
情けないことです。
内容は、事前にゾンビ映画だとわかっていたら面白く見られたのかな、と思いますが、途中退出したのでわかりません。

タカコ
ドラゴンミズホさんのコメント
2019年12月28日

原作は読んでましたが、たしかにゾンビ映画だと嫌厭する人もいますよね。制作サイドの打算を感じて嫌ですね。ゾンビの映画なんだからそこでちゃんと勝負すればいいにの。

ドラゴンミズホ
ドラゴンミズホさんのコメント
2019年12月28日

原作を読んでいるのでゾンビものであることは知っていました。でも言われてみればゾンビであることを宣伝すれば嫌厭する方もいらっしゃいますよね。制作サイドの打算を感じて嫌な感じです。ゾンビを使ったクローズド・サークルがミステリー賞を総なめした原作の根本なのに、そこで勝負しないなら何でわざわざ原作に選んで映画にしたのかわかりません。

ドラゴンミズホ