劇場公開日 2019年9月13日

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「小栗旬は好きな役者だけど太宰治ではなかった」人間失格 太宰治と3人の女たち asicaさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5小栗旬は好きな役者だけど太宰治ではなかった

2021年3月4日
iPhoneアプリから投稿

ふとした瞬間に着流しの着物から見える細マッチョな筋肉のせいなのか
まったく悲哀や苦悩を思わせない声のせいなのか。

こういうイメージは私の中になかった。

もっと ないなーと思ったのは静子さんの沢尻エリカ
文学目指してた女の人だよ?斜陽のモデルの。
もう絶対ないわーと配役の時から思っていたせいで、実際見た方がまだちょっとマシだったほど。

二階堂ふみは、最後の女としての狂気を熱演していた。

映画の配役って
最初聞いたら ないでしょ って思っても
見たら なかなか良いじゃないかってなると監督の勝利
という事になるのだと思うが

狙い目として
小栗旬は アリだったはずなのに。
そして太宰治の熱烈ファンが存在してしまうから

酷評されてしまうのかもしれない。

そういえば カメラマンとしてではなく
映画監督としての彼女の作品に好みのものはまだない。
見てみたらつまらない っていうのが多い。

見てみたく は なる。ってところもミソ。

一番印象に残るのは
小栗旬の父親としての顔がやけに板についてるってところ。

asica
2021年3月4日

文学書を観ておられる方の価値観が伝わってレビューが面白かったです✨人物の雰囲気は大事ですよね(๑>◡<๑)

巫女雷男