劇場公開日 2019年9月13日

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「どこまでも静止画のひと」人間失格 太宰治と3人の女たち lynx09bさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5どこまでも静止画のひと

2019年10月1日
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鑑賞方法:映画館

料理すらもグロく描いたが、アクションは撮れなかった前作「ダイナー」。人物描写も含めて、自分とは相性悪いのだろうなぁ…。なんて思ってはいましたが、題材に引っ張られて観賞。
静止画としてはトーンを抑えても美しい。ただやはり人間を描くのは苦手なのかな。敢えてドライに描いたのかもしれないが、なんだか肩透かしな印象だったのは否めない。入り込めなかったのは、長男が終始気になってしまってフワフワしてしまったのもあるのだが、あの子供は…。
まぁ、全ては好みの問題なのだろうが奇しくも劇中に出てくる「バカでも痺れる作品でなければならない」が、余韻として残った。

lynx09b