「スポンサー都合がすぎる」宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」 tanmyaさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0スポンサー都合がすぎる

2019年3月31日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

時間断層のリスクがきちんと語られないまま非常に理解不能な天秤にかけられ都合よくなかった事になってしまうのですが、結局バンダイが数多くの艦船を登場させるための打出の小槌として設定された物だったと思います。
また今作は脚本が福井晴敏ですが様々な米SF映画やドラマからの引用が多く、ラストに関してはコンタクトやインターステラーにインスパイアされた事は想像に難くなく新味も説得力も残念ながら全くありません。結局、雪の記憶喪失も二人の意志の同意がない特攻、すなわち二人を生還させるための口実に過ぎず戦死者がほぼいないまま完結し、続編を発表するなど酷評だったTV版2と同じ轍を踏んでおり、これではなんのためのリメイクだったのか大変疑問に思います。まさにスポンサー都合でしかなく、何故2199のスタッフが継続しなかったのか良くわかりました。残念です。

tanmya