劇場公開日 2019年7月12日

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「ロバート・レッドフォードの人生と主人公を重ね合わせた映画」さらば愛しきアウトロー 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ロバート・レッドフォードの人生と主人公を重ね合わせた映画

2020年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

60~70年代のトップスターだった、ロバート・レッドフォード俳優引退作。
レッドフォードと言えば、自分が子供の頃の代表的な2枚目スターだったけど、やがてビックバジェットのメジャー映画ではほとんど見かけなくなってしまった。
ハリウッドに背を向けた彼は、インディペンデント映画を中心に監督・俳優として活躍しながら、サンダンス映画祭など、インディペンデントの若手監督や製作者を支援する事業も続け、まさに自由に“映画”を楽しみ続けた人。
そんな彼が、俳優引退作に選んだのがフォレスト・タッカーという伝説の犯罪者の役で、原題は「老人と海」を意識した「oldmen&thegun」(老人と銃)。
70年代映画を思わせるルックと、ゆったり間を取った悠々とした演技で、タッカーと自身の歴史を重ね合わせている。

青空ぷらす