普通は走り出す

劇場公開日:

普通は走り出す

解説

映画監督・渡辺紘文と映画音楽家・渡辺雄司の兄弟によって旗揚げされ、故郷の栃木県大田原市を拠点に創作活動を展開する映画制作集団「大田原愚豚舎」の5作目となる長編作品。吉田靖直率いるロックバンド「トリプルファイヤー」の楽曲から着想を得て、映画制作に悩み苦しみながら毒を吐き続ける映画監督の日常が現実と虚構を行き来しながら描かれる。渡辺監督自身が主人公を演じるほか、松本まりか、萩原みのり、古賀哉子ら女優陣が脇を固める。

2018年製作/107分/日本
劇場公開日:2019年10月25日

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(C)2018 FOOLISH PIGGIES FILMS

映画レビュー

5.0前衛と土着

2020年10月2日
PCから投稿

渡辺監督自身がワタナベカントクという自主映画監督を演じるメタフィクション。

やー笑ったわ。

インディペンデント映画でなければ絶対できないトリプルファイヤーの「中一からやりなおしたい」の丸々一曲overtureから一気に世界観に引き込まれましたよ。

止まらない悪態、神をも恐れぬ実名ネームドロップは「コイツどんだけ強心臓なんだよ」と見てるこっちの方が冷や汗モンだったけど、白眉はクソ映画ばっかり作りやがってお前なんて映画なんてやめちまえと送られてくる精神病みに病んだ匿名アンチからの手紙。あれはマジでリアルだし怖いしやばいし面白すぎる。映画監督が映画作ることぐらい許してやれよ。← 作りません(笑)

大注目を浴びている萩原みのり、松本まりかはじめ女優陣も豪華だし、美しいし、こんな大問題作に出演する彼女達の心意気に感心する。
才能がある女優は脚本が読めるってことだろうな。

まあ賛否あるのも分かるけど個人的には素直にむちゃくちゃ楽しませてもらいました。

万人にお勧めしたいぐらい笑えるコメディー映画だけど敢えてしないでおきますわ(笑)

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wootan

2.0overture 〜需要と供給を知らないダメ映画監督の日常〜

2020年5月9日
iPhoneアプリから投稿

単純

歌から始まるこの映画。長いよww
たぶん中1からやりなおしても同じだよw

さて、映画内容ですが、映画脚本にどん詰まりな映画監督の日常。一応ある一部では有名らしい(設定?)
口だけ達者監督である。

余談話多いし、愚痴多いし、人を主観でしか見れないし、、、、。
俺だったらこいつに絡みたくね〜💦

と、まぁツッコミどころ満載なダメ監督ですが、そこが映画の狙いだとも思いますので静観してやって下さい的。

周りの関係者全員が彼へ本音を口にしない所がシュールであるし、口に出す奴は匿名の手紙と言う顔を出さない所もまたまたシュール。

正直映画として脚本センスはあると思う。

しかし、コーヒー飲み放題の喫茶店とか、小さい用水路でのザリガニ釣り(手で取れよ。)とか一部面白くない映像センスもある為、鑑賞料金を出して観たくは無いかな。

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巫女雷男

4.5独特のユーモア

2019年6月6日
PCから投稿

トリプルファイヤーのだらしない感じと社会から逸脱したダメ映画監督の日常が生み出す独特のユーモアが観ているうちになんかクセになる。
笑った。
そしてモノクロで映し出される女優の方々が美しかった。

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かぽ

5.0トリプルファイヤー×映画

2019年3月21日
PCから投稿

歯に衣着せぬ過激な暴言連発で映画業界disりまくりの大問題作なんだけど久しぶりに声を出して笑ってしまった。

特に後半、加速度的に世界観に引き込まれてゆく感覚があって、それが心地よくてなんかスッキリした。
言ってることは腑に落ちるところも沢山あったし、これだけのことをぶっちゃけるのだからとても勇気ある映画だと思う。

一癖も二癖もあるトリプルファイヤーの音楽も、その聞かせ方もよかったし、豪華な女優陣も魅力的。

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jiji
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