劇場公開日 2019年4月5日

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「設定は悪くないが…」麻雀放浪記2020 ジョン・ドゥさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0設定は悪くないが…

2024年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

阿佐田哲也原作「麻雀放浪記」の主人公が未来にタイムスリップしたら?という「もしも」作品。
タイムスリップ先の2020年の日本が戦争直後でちょっとディストピアっぽいのは悪くないが、世界観があやふやで企画倒れ感がある。
未来世界で主人公が右往左往する前半は面白いがクライマックスの麻雀オリンピックがショボすぎ、主人公のタイムスリップに何の意味もない結末など不満を感じた。
絶妙な配役は想定内な演技で安心感はあるがサプライズ的なものは無かった。
ヒロインは専業俳優ではないようだが好感の持てる演技だった。
登場人物以外はオリジナルなのだから、もっとでたらめな話でよかったのに。

ジョン・ドゥ