劇場公開日 2019年5月17日

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「ちゃんと時代劇だが、女が強い」居眠り磐音 うにたん♪コメント書き込み一部を除き回復、皆様色々ありがとうございますさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ちゃんと時代劇だが、女が強い

2019年12月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

3年の江戸詰めして帰藩した三人の幼なじみに起こる悲劇と生き残った坂崎磐音の物語。

妻である舞の不義密通を吹き込まれ手打ちにしてしまった 慎之助。
舞の亡骸を引き取りに来たが慎之助の叔父(アル中)と慎之助を返り討ちにしてしまった琴平。
8人を斬殺した琴平をなだめようとして果たせず、やむなく討ち取る事になった磐音。
未来ある若者三人とその家族が崩壊するのが恐ろしい。
磐音は奈緒と許嫁なのに、琴平が藩内で斬殺事件を起こした後の奈緒と病弱な両親を庇うエピソードがなく、江戸へ舞い戻っていたのがちょっと納得いかなかった。
田沼意次の政策で生まれた両替商の争いに用心棒として参加して、対立した阿波屋の為替操作を逆手にとってやっつけたりと活躍するが作中、居眠り剣法以外に何が得意と言うイメージがなくて(藩では勘定方に就く予定だったが)知恵が回る事が意外に感じた。
居眠り剣法の表現は型程度で何がどう凄いみたいなものは感じないが、斬り結んで手傷を負うのはリアル感あって良かった。
若い磐音が心定まらず江戸へ逃げ出した姿は過去の時代劇とは異色な感じだし、許嫁の奈緒が花魁になったから身請けする為に金を貯める流れはドラマみたいで完結した気分にならないので見終わってもスッキリしない。
身請け編、作るんかな?
それともおこんとくっつくのか?
散々文句書いても続編あるならそれ興味で観てしまいそう。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)