劇場公開日 2019年3月1日

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「胸が熱くなる映画だ。」グリーンブック のりかずさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0胸が熱くなる映画だ。

2022年6月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

黒人差別がまだまだひどい時代、世界的に有名な天才ピアニストのドクター・シャーリーが南部へツアーに出るときの運転手を雇う。運転手は腕っぷしが強く用心棒的に採用されたトニー・リップ。ガサツですぐ手が出る乱暴な性格だが家族を愛する頼りになる男だ。天才ピアニストは北部で富裕層のパーティに出ていればずっと稼げるのに黒人差別の色が濃い南部へツアーに行くことには理由があった。ツアーで行く先々では嫌な思いをすることばかり、よくあることだと我慢しているがトイレだけは別だ。家のトイレは白人専用とばかりに黒人は庭にある簡易便所を使うよう言われる。また、レストランに招かれているのにそのレストランでの食事を断られるシーンがある。そのレストランでの演奏をもってツアーが終わるのに、ここまで我慢してきたのに、そのレストランでの演奏はせずに、場末の酒場へ行くシーンは最高の山場だ。なぜタキシードを着ているのか、いぶかしがるカウンターのウェイトレスに、トニーが「この人、世界的なピアニストなんだぜ」と言うと「なら説明は要らないからやってみせてよ」とステージ上のピアノを指差した。この場面はめちゃくちゃ良い。クラシックしか演奏しないドクターシャーリーがロックを演奏するとバーは大盛り上がりだ。そしてトニーが家に着くとそこはクリスマスパーティの真っ最中。帰ったはずのドクターシャーリーが戻ってきて最後の場面。感動!

ドクター・シャーリーの演奏、作曲は賞賛され、「彼の技巧は神の領域にある」と言わしめた。トニー・リップはコパカバーナに戻り支配人になったそうだ。この物語は彼らの、終生友情で結ばれた実話だ。

鈴龍
みかずきさんのコメント
2024年4月28日

再共感ありがとうございます。

ー以上ー

みかずき
みかずきさんのコメント
2024年4月19日

こんばんは。

現在、私の本作レビューを大幅変更中です。
4月21には投稿予定です。
拝読頂いて、再共感頂いたならば、共感ポイントをお願いします。

ー以上ー

みかずき