劇場公開日 2019年12月27日

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男はつらいよ お帰り 寅さんのレビュー・感想・評価

全338件中、221~240件目を表示

5.0生きてて良かったな~~~!!!???

2019年12月31日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

難しい

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a9y

5.0★の数は郷愁が半分そして優越感が少し…

2019年12月31日
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鑑賞方法:映画館

観る前は“何を今更寅さん”と思っていたが、観ているうちに涙腺崩壊、それは見終わった後も暫く続いた。
映画の作り方としては少しずるっこいような気もする。寅さん映画の名場面集だけで優に一本の面白い映画が作れるだろう。『ザッツ・エンターテイメント』の日本版である。かの名高き「メロン騒動」も出てくる。今見ても抱腹絶倒である。オールドファンならずっと見ていたい。
しかし本作の骨子はあくまで現在の満男の生活であり、特に再会した初恋の相手泉との三日間の物語である。
山田洋次監督の若い世代の描き方は最早類型的でしかない。
しかし中年層・老年層の描き方はさすがであり悲しくもある。前田吟、倍賞千恵子は既に立派な?ジジババであり(ところどころ若き日の姿が出てくるのでよけいにそう感じることになる)、あのハキハキしていたリリーでさえいいバハァと化している(老いたリリーを出したのが良かったかどうか、は今だに疑問)。しかしこれは自分も歳を取ったことへの認識に跳ね返ってくるが、それは決してネガティブなものではない。今や立派な中年となりそれぞれ自分の家庭を持ち仕事を持ち自分の人生を送っている満男と泉とが三日間だけ互いの変わらぬ想いを確認しまた自分たちのそれぞれの生活に戻って行く。若いときにはいくら望んで手に入らないものもある、過ぎた日々は決して戻ってはこない、でもそれで良いのだと思える、受け入れて前に進むしかない、それはある程度人生という年月を経ないとわからない達観だろう。そう、歳を重ねることは決して悪いことではない。若いときには見えなかったことも見えてくるから。
満男と泉も不倫というドロドロ世界には堕ちず互いにプラトニックな想いを抱えながら(恐らく一生、そしてこれは家族があろうがなかろうが関係ない)別れていく。そう言えば寅さんの(一方通行の)恋もすべからくプラトニックな恋であった。寅さんの肉体関係を伴わないプラトニックな恋はキレイごとだという批判的なレビューを嘗て読んだことがあるが、本当の恋とはプラトニックなものではないだろうか。片想いこそ本当の恋だとも言う(自分の体験少し入ってます)。
しかし山田洋次は本編の主題であるほろ苦い満男/泉の出会いと別れの影に、泉の現在の両親の姿を通して苦い現実も忘れず描いている(これも親の介護が現実問題となった年齢層には身につまされる話だ)。
それにしても、歴代マドンナが、次々にうつし出されるが、寅さんシリーズは昭和後半を代表する女優の宝庫だったと思う。あんなに早くこの世を去ってしまうとは思わなかった太地喜和子や大原麗子の姿にまた涙…
♪「奮闘努力の甲斐もなく…今日も泪の…今日も泪の陽が落ちる…陽がぁ落ちる…」やっぱり寅さんには人生を教えてもらっていたのかなぁ…

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もーさん

1.0車寅次郎は殺された

2019年12月31日
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tad

3.5寅さん。

2019年12月31日
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寅さんだけは、いつまでも歳をとらない。スクリーンの中で輝いてたままだ。
構成としては、よくできた作品だと思う。ただ、あそこまで初恋の人にこだわらなくても良かったかなとも思う。もっと満男の現在の人生を見て見たかった気もする。
にしても、暫く女優業をしてないせいか、後藤久美子の演技の下手さが気になった。
あと桑田佳祐の出演は邪魔だ。

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オクやん

4.5日本映画史に輝く金字塔

2019年12月31日
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途中『寅さん』が薄らと現れる数回のシーンは無くてよくね?

OPの桑田さんで無く『寅さん』のままでいいじゃない。EDに『寅さん』の唄でエンドロール流すとしても。
それくらい『寅さん』は偉大なんだから。

流石の編集だと思います。同じキャストでこれだけ続いたギネス作品。
数々の登場女優のほとんどを即答できる自分にちょっと寂しさをかんじます。
おいちゃんもおばちゃんもたこ社長も子供の頃親に連れられてスクリーンで観た『男はつらいよ』と同じ(当たり前だけど)
そして感じずにはいられない在命キャスト達の年齢の経過…
『寅さん』がまだ生きていたら…ってみんな思うんだろうね。
山田監督の引き際って?って気になります。

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REGZA521

5.0自分には、楽しめない作品だと思っていた

2019年12月31日
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平成生まれの20代、
映画「男はつらいよ」シリーズを
まともに観たことはなく、
自分の中にある寅さんの記憶は
子供の頃にテレビでやっていた
アニメ版「男はつらいよ」だけ。
ハッキリ言ってしまうと
自分の心の中に寅さんはいない。

映画に行く前に少しは予習しようかと
思っていたけど
仕事が忙しくてそれも出来ず、
昔、テレビの特集などで得た
浅い知識のみを基に鑑賞。

過去作のシーンを交えつつ
寅さんを懐かしむ…評判はいいけど、
新参者、特に若者には合わない作品だと
観る前は思っていた。

鑑賞。
正直にいうと、
ここまで感動するとは思ってなかった。
難しい感想なんて何一つない。
面白い。楽しい。感動する。泣ける。
そんな単純な、だけど一番欲しかった
幸福感に包まれる。

過去作の回想はもちろん面白いが
現代パートも今を生きる悩みや苦しみ、
そんなアレコレを抱えながらも
一生懸命前を向いて生きる人達に
心を打たれる。

寅さんに思い入れのない自分が
ここまで心を動かされるのなら、
寅さんを観てきた人たちにとって
今作がどんな感動を与えているかなんて、
自分には想像もつかない。

今ではもう会えない、だけど
今でも心に残り続けてる人は
誰しも一人はいるのだと思う。
車 寅次郎はあの世界の人々の中に
残り続けている。
そして「男はつらいよ」という
作品が好きなファンたちの中にも、
令和の時代となった今でも
残り続けているのだと、
笑顔で映画館を後にする観客を見て
思いました。

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サイレンス

5.0余韻が残りました。

2019年12月31日
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鑑賞方法:映画館

昔父親と寅さんを観た記憶も懐かしく、それと相俟って、とても余韻が残ります。ニューシネマパラダイス的な演出もよい。倍賞千恵子の美しさに感嘆。

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ひぐらし

5.0アイルビーバック!!!???

2019年12月30日
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笑える

知的

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OLDGoldenMobile

3.5ギャグが面白かった。 けど、現在の話はどういう話なのかわかりにくか...

2019年12月30日
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ギャグが面白かった。
けど、現在の話はどういう話なのかわかりにくかった。
昔の話と同じ人で役者のビジュアルの成長が面白かった。
昔の寅さんの映画観てみたいと思いました。

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ネルカミルカ

5.0寅さんが言うから心に沁みる言葉

2019年12月30日
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寅さんは、ほんと、笑わして泣かせて。泣き所も、じんわりと。良い泣かせ方。
(癌で余命短い、事故で家族亡くした、とか、無理矢理の悲劇的な涙でない。)

修羅場をくぐり抜けた人しか言えない、相手を思いやる一言が、心に沁みる。寅さんが言うから、ハラに落ちる言葉。

寅さんの『達者でな』の一言、心身共に健やかで過ごすことは、実は簡単ではないが、しっかり心掛けたらお前は幸せになれるし、なる資格もある、と、メッセージが込められている。

日本人は皆、寅さんに憧れていた。

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寅

5.0大反則技を自らかかりに行く

2019年12月30日
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そもそも シリーズ作品の中で寅さんが恋の応援団長なってる回は面白くない!て思っているので
今回最悪なんですけど けどね
このリングには上がらない訳にはいかない
例え大反則技をかけられるのがわかっていても です
見せ物としては0点です
でも やっぱり反則技でウルウルです
この映画フウに言えば
初恋の人に会ったら少し心配した通りとんだブスになっていたけど コレもソレもアレもまるごと好き!
て感じですね
でも 言わせてもらえば ミツオはゲタ顔の子どもの時の方がずーっとずーっと好きです

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hachi

5.0生まれてきてよかった。そう思うことが何べんかある内の一つはこの作品に出会えた事です♪

2019年12月30日
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泣ける

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幸せ

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松王○

4.0何もかも懐かしい

2019年12月30日
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題名からAIの寅さんが登場するのかなと思ったりしましたが、やはり違いました。それとも桑田が代理演技。そんなことをしたら、ファンが怒ります。映画は現時点での満男と家族の回想シーンとして過去作品の場面をうまく取り込んでいました。そして、あえて寅さんの行方については語ることはなくストーリーは進んでいく。でも、最後にはどこにいるのかしら、おにいちゃんはと桜には言って欲しかったです。

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たっちばいく

3.0山田組 卒業制作、かな

2019年12月30日
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山田洋次監督も88歳。体力のいる映画撮影にいつまで携われるかわからない。
その意味でこの作品は山田組の卒業制作映画、だったなあ。

これは茶化す意味ではない。随所に男はつらいよの名場面。劇場内の笑いもそんななかにあったな。
そして橋爪功。言わずと知れた家族はつらいよ。

終わり方は次を予感させるけど、前田吟、倍賞千恵子が元気なときに撮れてよかったんじゃないのかな。

それにしても松竹は次の世代は誰が背負うんだ?

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まさ

3.5編集の妙

2019年12月30日
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デジタルリマスターした全シリーズからの抜粋映像を、現代に差し込む編集の匠を観せていただきました。

いやぁ、「国民的美少女」と言われていた頃の、ゴクミの美しさにメロメロになりそうでした(現代のゴクミについては発言を控えさせていただきます)。

作中、寅さんの今の生死については、誰も語りません。
涙を流すのみ。
山田洋次監督は、とにかくセリフを最小限しか使わないのが良いです。

ただ、みんな上手い役者のはずなのに、昔の「男はつらいよ」シリーズのテンポに合わせた演技をするので、セリフが下手に不自然に聞こえるのでありました。

特に主演の吉岡秀隆さんが、一本調子の疲れ切った中年セリフすぎてひどく。おまけに、目が死んでいて、かつての初々しい子ども〜高校生の姿が擦れて消えていくような後ろ向きな寂しさが漂い、辛かったな。
「お帰り」ではあるが、それ以上に吉岡さんのテイストから、「これで成仏してね、打ち止め」みたいに思えてしまいました。

そんな中で、救いというか、一番私がしっくり来たのが、桑田佳祐の主題歌。
これがPVっぽくて余計だ、嫌いだという意見もわかります。
そりゃ、オリジナルの渥美清さん歌唱と比べちゃいけない。
だけれども、渥美さんは亡くなっているわけで。
オリジナルは「ダメな自分を自覚した、周りへの照れや妹への申し訳なさ」みたいな【陰】が味にあるんですね。
しかし、寅さんが不在な本作では、「リスペクトできる素晴らしいおじさんだったよ」っていう、【陽】に歌い上げていて。
「みんな寅さん好きだよね!」って、共感を作り出すのに成功していた気がしました。

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コージィ日本犬

2.0名作を利用しながら、まさかの駄作

2019年12月30日
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泣ける

悲しい

楽しい

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ライヘンバッハ・ヒーロー

4.0山田洋次監督の遺産

2019年12月30日
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50周年をやるならシンプルにリバイバル上映をするって方法もあったと思うが、それをせずこうして新作を発表した事にまずは敬意を表さずにはいられない。
そこにはもちろんファンへのプレゼント的な意味が大きいとは思うが、同時に今作には「男はつらいよ」シリーズが日本映画史に残さなくてはいけない大切な遺産である事を改めて確信させてくれる大きな意味も備わっていると思った。
回想シーンとして登場する名場面の数々は今なお大画面のスクリーンで観ても別格のオーラを放っており、その都度目頭が熱くなっていた。
特に渥美清はスクリーンの中において物凄い存在感だ。
観ている自分らは単にノスタルジーに浸るだけではなく、このシリーズがもたらす圧倒的な魅力にただただ打ちのめされる。
物語の登場人物のそれぞれが「寅さんロス」だったが、それは同時に観ているこちら側も同じであり、まさにスクリーンとお客さんが一体となった空間が存在していた。そして各々が寅さんがいてくれたらなぁとか寅さんならこう言ってくれるだろうとか想像しながら前を向いて人生を歩んでいくという、なるほどこのやり方で後世に本シリーズの魅力を伝えていくのもありかもなと感じた。
今後、このパターンで新作が作られていくのかはわからないが、とにかくまた劇場のスクリーンで寅さんに会えた喜びは何にもかえがたい。
ありがとう寅さん!祝50周年!

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snake666

4.0涙、歴史に、寅さんに。

2019年12月30日
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泣ける

笑える

幸せ

渥美清さんに、涙。

昔の女優さんの綺麗なこと。

ゴクミの演技がイマイチ。

それでも、一年の終わりにとても良い映画でした。

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昔から映画好き

4.0男はつらいよ 著作権フリー版に期待

2019年12月30日
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大山のぼる

5.0よくやってくれました。感謝しかありません!

2019年12月30日
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現代の満男の話しに過去の名場面を回想シーンとして挿入する見事な脚本と演出に拍手です。大画面で見ると渥美清の醸し出す表情、仕草、台詞回しのとてつもないうまさが本当に良くわかります。やっぱり寅さんは唯一無二。50作というギネス連作記録は伊達じゃないことがよーく分かります。
本作で寅さんの名言の数々を改めて聞いて、日本人で本当に良かったと痛感し涙が出ました。人を思いやる心、気配り、喧嘩してもまるくおさまる、礼儀と平和を象徴する令和の映画として⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️です。

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terumin31