劇場公開日 2020年1月17日

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「ノスタルジックな雰囲気に浸れる作品です。」ラストレター もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ノスタルジックな雰囲気に浸れる作品です。

2020年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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もりのいぶき
もりのいぶきさんのコメント
2020年2月2日

いぱねまさん
コメントありがとうございます。
「ファンとの共犯」という感覚も、分かる気がします。

もりのいぶき
いぱねまさんのコメント
2020年2月2日

早速のお返事ありがとうございました。的確なコメント、感心させて頂いております。
岩井監督は観客、もっと突っ込むと”ファン”との共犯関係を結ぶのが巧い映像作家なんだと思います。そして、私は情けないことに、ファンでも無いですが、あの漠然とした世界観、俳優達の魅力を映像に落し込む魔力みたいなものの正体が分らぬ儘、この映像作家を否定することは、自らの”憧れ”そのものを否定する事に繋がると、最早強迫観念に近い思いを抱いてしまっていることが起因かと存じます。そこまで監督の作品を全て追ってる訳はないですけどね(苦笑

いぱねま
もりのいぶきさんのコメント
2020年2月2日

いぱねまさん
私の書き切れていなかったことを整理整頓して頂いたような、
そんな感じで拝見しました。ありがとうございます。

この監督さん
「描きたい場面」が先にいくつも頭にあって
「場面と場面の展開」については
力業でごりごりと繋いでくる
そんな感じの方なのかな、と勝手に想像しています。

撮った映像はすごく綺麗なので
ムリヤリな展開だとしても、それを気にさせないような
そんな魅力は感じます。
※「オレの歌を聞け~」 (マクロス)の映像バージョンみたいな感じ

他の作品はあまり見たことが無いので、的外れかもしれません。
観たことあるのは「打ち上げ花火-」くらいです。

もりのいぶき
いぱねまさんのコメント
2020年2月2日

疑問点、確かに理解出来ます^^
同時期に、同名で文脈や印象が違う手紙が来たら、一応小説家なのだから何か訝しがるのが自然かなぁと。そう思うとそこから話が展開していくのが構成かと思うのですが、あっさりそこは有耶無耶。大人になっても同じ事(手紙の代筆)を繰り返された事へのひとくさりも無いし、作品時間の兼ね合いで、そのあたりは観客が”忖度”すべき事なんでしょうね(苦笑
匂わせも無く、実は大学時代付合っていたという暴露も急だったし、色々と解釈や補完が必要で、そういう作品を受け止めるかどうかが自分自身のバロメーターが試されているという事かも知れません。

自殺の理由は、一応DVによる心の傷が元での精神疾患ということになっております。この辺りはナイーヴな話になるので、”推して知るべし”的投げ掛けなのでしょうね。

遺書の中身の高校卒業スピーチの文章の意味は、母親にとっての人生最良の時期は『この文章を乙坂と二人で推敲し、練習した時』ということを残したい願いという事かと推測しますが、それは乙坂と、俯瞰で観ている観客のみが知る秘密なので、託された娘は知る由もないですしね。まぁ、色々アラがあるのは否めませんが、岩井ワールドで鼻を擽られたということでw 多分、この監督以外が撮っていたら、ツッコミどころ満載ですし、そもそも説得力が低減しますしね。

いぱねま
もりのいぶきさんのコメント
2020年1月28日

SOR_zawaさん
コメントありがとうございます。

短いセリフだと家に帰ってからも思い出せるの
ですが、今回のセリフは長かったので…(汗)

書き込んでいただいたセリフを見て
「あぁそうそう」
と思い出しました。

今はもういない人のことを思う気持ち
大切にしたいです。
1年経とうが10年経とうが、思い出した瞬間
その人が心の中に蘇る。
そんな気がします。

もりのいぶき
Zawaさんのコメント
2020年1月28日

私も心に残ったセリフ同じです!
見てすぐに本屋さんに行って確認しました。笑
「小説のことはよくわからないけど、お姉ちゃんのこと、ぜひ書き続けてください。お姉ちゃんのフリをして手紙を書いてたら、なんかお姉ちゃんの人生がまだ続いてるような気が、ちょっとしました。誰かがその人のことを思い続けたら、死んだ人も生きてることになるんじゃないでしょうか。」

Zawa