劇場公開日 2019年7月26日

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「面白い戦争映画・・」アルキメデスの大戦 亮一君さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5面白い戦争映画・・

2019年9月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

久しぶりに映画館で映画を見た。理由は面白そうな戦争映画だな、と思ったから。見た感想は冒頭の戦闘シーンは迫力があって良かった。史実では沖縄特攻に出航した不沈艦「大和」が3000人の乗組員もろとも撃沈される訳だが、戦艦大和が沈んでいく様子がリアルだった。史実とフィクションがごちゃ混ぜになった映画だが、原作がマンガなので仕方ない。永野修身って確か戦後の東京裁判でA級戦犯として連合国に裁かれた人だが、山本五十六とあんなに仲が良かったのかなぁ。知らないけど。山本五十六は不戦論者だけど、真珠湾攻撃の中心人物でやっぱり軍人だと思うが、当時も今も日本人の英雄だ。映画でも「大和」建造に反対する立場をとっているが、この映画のストーリーのバックグラウンドになっている。ネタバレではないと思うが、この数学の天才青年の活躍が面白い。当時の国家や軍部がこんな明るい感じではなく、とても個人の意見は通らなかったと思うが、エンターテインメントとして観れば、面白い映画だな。

亮一君