劇場公開日 2019年6月7日

「めちゃくちゃトリッキーな作品」海獣の子供 YANさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5めちゃくちゃトリッキーな作品

2019年6月13日
iPhoneアプリから投稿

ほぼ理解出来てません。作中での人物・描写・展開への説明がほぼゼロなので、ずっと「?」が頭に浮かんでいる感じ。余白たっぷりなので、観賞中も観賞後も考えざるを得なくなります。そして私は考えても結局よく分からないで終わります。(笑)
ただ、とにかく映像が美しい。音楽も神秘的でマッチしていて、鎌倉でのボーイミーツガール展開から始まる壮大な宇宙・人類・地球規模の世界観へ導いてくれます。
一方で、とても怖い。海が大きく未知数で、もちろん温かい“母なる海”的な意味合いもあるけれど、夜の海や生き物の死だったり、やたら不気味なビジュアルのデデだったり、直観で怖いと感じる瞬間が何度もありました。
全体を通して何とも言い難いし咀嚼するほどはハマれなかったけど、不思議と飽きずに観れました。
でも人におすすめはしません。(笑)

まだまだぼのぼの