劇場公開日 2018年9月15日

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西北西のレビュー・感想・評価

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4.0手持ちカメラ

2020年4月28日
スマートフォンから投稿
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ニックル

3.5魅力

2019年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

幸せ

サヘルを知っているだろうか
NHKで爆問さんとテレビによる出ていたとびきり美人で面白い女性を
彼女の生い立ちを知った時の衝撃は忘れません

そんな彼女が映画に出ていた
人を好きになったことのない人
本物だと信じて独占したがる人
自分の感情がよく分からない不器用な人
細かな表情、繊細な映像
幸せを探しているのにどこかみんな悲しげで胸を締め付けられる思いです

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カルヴェロ

1.5この世界で理想の相手を探し出すことがどれほど大変なことか、あんたにわかるか?

2019年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

例えば終電近くの電車で隣り合わせたカップルの、ネチネチとした痴話喧嘩をずっと聞かされた気分。そりゃあマイノリティとしての苦労はあるだろうよ。別の人を探せったって一筋縄ではいかないだろうよ。だけどね、そこは女同士のカップルだろうが、男と女だろうが、出会い自体がわずかしかない人ならば同じじゃない?
だいたい、モデルの子、重いよ。あれじゃ冷めるのもしょうがないと思わない? 言い方きついけど、別れたくても結局なれ合いを続ける二人にしか思えず、苛立った。そこを、マイノリティだから優しい目で、なんていうのは甘えだと思う。
そう思わせるのは、台詞全般カッコつけすぎてせいだな。

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栗太郎

3.0韓英恵かっけーオーラ出まくり 参りました。

2019年3月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

韓さんは言うまでもなく、サヘルローズさん役に撤していてテレビのイメージ全く感じませんでした。価値観は色々。

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びわ湖のこーちゃん

3.5マイノリティーたちの苦悩と希望を真摯に描く

2018年12月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

クラブで働くレズビアンのケイ(韓英恵)と冴えないモデルのアイ(山内優花)は恋人関係にあるが、どうやら二人の間のコミュニケーションは難しいようだ。

イランから来たイスラム教徒の留学生ナイマ(サヘル・ローズ)は日本での生活になじめず、一人で生きている。

そして、ケイとナイマとの出会いが三人の人生にささやかだが確かな波動を起こした。

必死で居場所を探すマイノリティーたちのひたむきな生き様が痛くもあり心地よくもある。三人の女性たちの存在が実にリアルだ。

「大和(カリフォルニア)」に続き世間に毒を吐く韓英恵と、「西北西」に向かい祈りを捧げる清楚なイスラム教徒を演じきったサヘル・ローズを記憶に留めたい。

【備忘録】2018年最後の鑑賞となった。今年は158本でフィニッシュ。映画に愛をこめて…

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エロくそチキン

3.5思いのほか重い想い

2018年10月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

想いは三者三様、なれど交わる想い。

光さす終盤、切り替わる映像と音楽、
サヘルさんのまっすぐな瞳が印象的でした。

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褐色の猪

4.0ずっと残る映画

2018年9月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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にゃむ

4.5多様性

2018年9月15日
iPhoneアプリから投稿

多様性や多様な価値観という言葉は、僕たちの社会が世界に向けて広がりを持つと同時に、言葉の持つ意味は軽くなってしまった。多様性や多様な価値観を理解していることを、当たり前のよう要求されて、そこに至る葛藤や焦燥感といったものが、軽んじられてるからだろうかと感じた。LGBTも同様だ。普通に人と接するよりも、腫れ物に触るように気をつけなくちゃいけない特別感が抜けない。ナイマが、ケイと一線を越えるんじゃないかと感じた場面があった。僕は、あっ、これは僕が異性を好きになる瞬間と同じだと思った。つまり、LGBTも特別なことはなくて、人として人を好きになることは、当たり前の自然なことなのだと。そして、人が人を好きになって、恋愛が始まった後は誰もが大変だ。別の個性をもっと深く理解したいが、よく分からない事柄も増えてくる。ぶつかり合いながらも、多くの人はそれを乗り越えようとする。ケイやアイのぶつかり合いや葛藤、焦燥感の揺らぎを、ナイマが好むと好まざるに関わらず、複雑にしていく。そして紆余曲折しながらも、理解が少しずつ深まって行く。実は、これこそが、僕たちが、謀らずも安易に使うようになってしまった、多様性や多様な価値観を理解するということと同じではないのか。そして、きちんと向き合わないと、本当は理解に至ることはないのではないか、また、恋愛でだって、人ひとりを理解するのは難しいのだから、理解の程度は深まっても、実は完全には理解することはないのではないかという謙虚さも必要なのではないのか、など、色々考えされられる映画でした。

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ワンコ