劇場公開日 2019年8月30日

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「起承転結を期待する映画では無いが。」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド のぞみさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5起承転結を期待する映画では無いが。

2019年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

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承がひたすら続くイメージ。ストーリーを楽しむと言うよりは、ほうほう、と思いながら続く映画だった。

まずは映像が良い。
最高のキャストに、お洒落な時代と背景たち。
カメラワーク、アングルもカッコよく、スタイリッシュだった。

デカプリオの演技の素晴らしさを、強く体感できた。
子役の女の子、大物。将来が楽しみ。

何の予備知識もなく見たため、織り込まれていた細かいシーンのいくつかに「?」が付いて回った。
どう言う意味があったのか、映画を見た後に、史実を知り、なるほどと。

監督が、あの史実の物語を、自分を納得させる意味も込めて映画として復活させたのだと。
最後の隣人の家に招かれたシーンは、史実を知る人たちにとっては、ホッとした瞬間だったのだろう。

映画界にまつわる色々な人の人生、煌びやかなハリウッドの裏に隠れている苦悩や複雑な人間関係。

特に主人公2人の対極的な人間模様は、スパイシーだった。

映画を見終わった直後はあまりスッキリしない印象だったが、何日か経った今、じわじわと温かく感じる。

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のぞみ