蜘蛛の巣を払う女のレビュー・感想・評価
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ドラゴンタトゥーの女が良すぎた
オリジナル版はもとよりデビッド・フィンチャー監督の前作も、とても見ごたえあり面白かったので、今回はどうかなと期待。
ところがリスベット役がルーニー・マーラのイメージ強すぎたため、クレア・フォイが役不足に思えてしまった。
ストーリーにもあまりのめりこめずにダラダラと見進めていき、やっと終わったという感じでした。アクションシーンや後半の銃撃シーンとか面白いんですけどね。
ミカエル役が…
作品としては面白かったし色んな方面の視点を取り入れていたり魅せ方として楽しませてくれる作品だったと思います。
2016年公開「ドント・ブリーズ」を作り上げたフェデ・アルバレス監督の新しい作品を見る事が出来たのも良かった。
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前作「ドラゴン・タトゥーの女」でリスベットを演じたルーニー・マーラでは無くクレア・フォイでしたが前作から3年後の話という事でストーリーとしてはそんなに月日が経っていないのでルーニー・マーラでも良かったのにと思いますが、クレア・フォイ演じるリスベットもなかなか良かったように思います。
ただ、ミカエル役スベリル・グドナソンはダメ!
前作ではリスベットとミカエルは年の差がありミカエルに年上としての憧れと恋心を抱くと言う設定だったのに今作のミカエルは見た目が若すぎる。
リスベットと年の差が感じられない…
そしてミカエルの役所として役の扱いがずさんでした。
ここは前作同様にダニエル・クレイグが適役だったのでは無いかと思います。
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作品としては世界的ベストセラーのミステリー小説「ミレニアム」シリーズの第4作という事で前作とは又違う設定なのは分かりますが…「ドラゴン・タトゥーの女」と「蜘蛛の巣を払う女」は別物と見ても良いのかもしれません。
前作を見た方がキャラの立ち位置や軸も分かり楽しめるとは思いますが「蜘蛛の巣」の設定は正直よくあるパターンでした。
「ドラゴンタトゥー」がミステリー小説を読んでいるような奇妙な謎に満ち溢れていただけに予想外の作品となっていました。
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「ドラゴン」がR15+だったのに対し「蜘蛛の巣」はPG12
前作くらいの描写があればもっと素晴らしい作品に仕上がったのでは?と個人的には思ってしまいます。
ランクを落とす事で鑑賞者枠は増やせれるけどありきたりな描写になってしまって残念。
又、リスベットとミカエルの関係性が蔑ろにされた様な演出はとても寂しかったです。
「ドラゴン」でリスベットが感じ抱いた気持ちをもっと大切に扱って欲しかった。
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ドラゴン・タトゥーの女(158min/R15+)
蜘蛛の巣を払う女(115min/PG12)
この辺りが作品の厚みの違いなのかなと思います。
長くすれば良いと言うものでは無いし際どい描写を増やせば良いと言うものでは無いけれど個人的には1を超えることは出来なかったかなぁと思います。
とても面白かった
舞台に「寒い」または「暑い」どちらかのアクセントがあると、アクション映画の輝きがぐっと増す。スウェーデンの冷え切った風景がとても良くて、美しい活劇映画になっていた。
リスベットが全く孤独に戦う、という訳ではないのが良い。イケメン記者は惚れちゃってるからもはやどうでもよいが、ハッカー仲間の尽力振りには凄い友情を感じる。
フィンチャー監督の前作はSM的情緒が物凄く強烈だった。しかし18禁になっちゃうとハリウッドで長くシリーズ化するのは無理だろうから、この程度が丁度いい塩梅なのかもしれない。是非続篇をたくさん作って欲しい。
割と単純
密度やテーマの重さなどは前作の方が高かったのですが、単純にエンターテイメントとしては今作の方が面白い!
真っ直ぐで華麗なリスベットもボコボコにされたり殴られたりするリスベットも両方見ることができて、満足です!
映像の面でも非常に美しい映像であったと思います。
タフなリスベット!
リスベットの雰囲気が前作とちょっと変わりましたが、アクション要素が増えた分、今回の話ではそれで説得力が出ていたと思います。それでいて戦うリスベットが超人ではなかった事が良かったです。
衣装の問題かもしれませんが、敵の「悪の軍団感」が気になってしまったのはマイナスでした。
どのリスベット
5部作からなる、小説ミレニアムシリーズで、スウェーデンで3作品映画化されてるみたいです。
前作、ドラゴンタトゥーの女もミレニアムシリーズのアメリカ版
スウェーデン版では、同じキャストみたいですが、今作品はリスベットもミカエルもキャストが変わってます。
ぜひ、ミレニアムシリーズ5作品、違うキャスティングで作ってもらって、どの作品のリスベットが良かったか、語れるようになったら良いですね。
個人的には、前作のリスベットの方が良かったかな。
でも、スウェーデンのリスベットより良かった。
黒のドゥカティーもかっこよかった。
個人的に、内容は、映画だから見れるし、理解出来るけど、小説は読めない感じ
2019-7
タイトルを初めて聞いたときからわくわくしてた。
だって蜘蛛の巣を払ったことあります?
またもや前作見てません。でも見る努力はしました。詳しくは『ミスターガラス』にて。
そのくせ予告編を見たときからちょー興奮してたやつ。
その割に『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』の予告編とごっちゃになり、ビーンの予告編を見ながら「これ『ドラゴンタトゥーの女』って映画の続編なの。ちょー見たい」とか言って、恥かいたやつ。
原題は『蜘蛛の巣の中の女』、つまり捕らわれてる身だから、間違ってる気がするけど、興味が湧くタイトル付けましたよね。
スウェ出身として、まるまる一本スウェ舞台(設定上)なところにテンション上がりまくり。
あの壁にくっついてる白い暖房とかもうね、何年も変わらない。
前作を見ている方からすれば、🤔なレビューも多いですが、
前作見ていないので、一本の映画として非常に楽しめました。
息もつかせぬ展開&攻防、ストーリーはわかりやすくて、多少のツッコミどころはあれど、そこまで気にならず。
勝手にエロっちい映画だと思いこんでいましたが、全然。
そして日本の時代劇でも悪役俳優という方がいらっしゃいますが、私がイメージする西洋の悪役女優さんの顔に、今回ぴったりでした(あとはレア・セドゥ)。
クレアさんもショートヘアが似合うし、結構骨太で総じて役柄に合ってたように思います。
冬にぴったりな映画。
これ見たら、東京まだまだ暖かいなって思えますから、見に行きましょう。
ファンタスティックハッカーとストックホルムの冒険
おはなしは、かつてのミラ・ジョヴォヴィッチ主演のアクション大作みたい。それも一本道の展開。
蜘蛛の巣を操るような、電脳(!)システムの占用もかなり極端な描写。ウィザード級のハッカーだって万能じゃない。
でも、この映画はおもしろい。とにかくだれない。何より下品じゃない。
映画は音楽に似て、カット割と編集とによって、グルーヴが生じる。リアリティがあるからおもしろいのではない。おもしろくないから、瑕疵をあげつらいたいのだ。
主演女優は、ホラン千秋のようなルックスで、わたくしの好みです。
原作の雰囲気が欠片も感じられないとお嘆きのあなた。
シリーズだからといって、また原作付きだからといって、監督の構想に掣肘を加えていいわけじゃない。
要はおもしろければいい。この作品は間違いなくおもしろい。
監督さんがすべての作品
オープニングのクモが糸をつむぐシーンに映画の質を感じますよ!期待感もね!
俳優のキャラクターは求めてない。ストーリー展開とちょっと出過ぎたIT利用を監督がエンターテイメントしたって感じです。
だから、字幕を読む身には、なおさら俳優への感情移入が困難。それを差し引いても楽しめちゃいますよ。たかが映画、されど映画。
くそ男にお仕置きするサンランデルは最高
プロローグとしてサンランデルがくそ男にお仕置きをするのですが、このお仕置きの仕方がかっこいい。女性を欲望の道具としてしか扱わない金持ちのクソ野郎にはぴったりの方法で天誅を加えます。
最高のストーリーテラーであったスティーグ・ラーソンが原作ではないので物語としては、前作のドラゴン・タトゥーの女よりは弱いです。それでも、今回はそれを穴埋めするアクションシーンや超絶ハッキングがあって楽しめました。オタクの相棒も活躍します。
今回、サランデルが操るバイクは、黒のDucatiです。やはりサランデルはバイクが似合う。それだけでなく、黒のランボルギーニウラカンも激走させます。ど迫力の走りでしびれました。
物語としては、国際情勢、政治、経済界、マスコミが絶妙にからみあったミレニアム三部作におよぶべくもないですが、映画としては楽しめました。
悪くは無いけど
観客はほぼ男性。
アクションシーンはスピード感も迫力もあり、概ね満足できる。
ご都合主義な部分も多々あるものの、ストーリーも良く出来ていて、サスペンスとしてはそれなりに楽しめたかな。
ただ、肝心の主人公リスベット役のクレア・フォイにあまり魅力を感じなかったのは残念。
悪くはないんだけど、なんか違う。
あくまで個人的な好みだが、同じフォイなら、くるみ割り人形のマッケンジー・フォイが好き(オマエの好みなんか聞いてませんからw)。
カミラ役のシルビア・フークスも、ブレードランナー2049の時と違って、なんだか今一つパッとしない印象。
この2人を違う女優さんが演じたら、なんてことを考えてしまう。
前作の方が好き
デビッド・フィンチャーの方が好きだけど、ルーニーマーラーも良かった、今作は割と可愛めな主人公、悪い男達を痛い目に合わせるけど、切ない姉妹愛…この女優さん良く知らないけど、アクションとか中々でした。相変わらず相方の男性が影が薄いwww
かっこいい!!
前作の記憶がほとんど曖昧になっていたんですが、そのあたり知識はなくても良かった。
サスペンスアクションで無駄に強い男はよくいるけど、女性版ハードボイルドっぽいというか。
スーパーハッカーで、無口だけど、心折れない、倒れない、かっこいい。
華奢な女性なので、闘うシーンもいわゆる格闘技や殴り合いじゃなくて、スタンガンとかのツールを使っているところがリアリティあり、嘘っぽくなくよかった。
依頼を受けてNSAにハッキングかけてプログラム盗み出したりっていうメインストリーと、リズベットの過去の記憶や双子の姉妹との哀しいストーリーがうまく交錯してきて、物語性としても単なるアクションだけじゃないところも良かった。
全体的に引きの多い映像でもクライマックス長めに表情を抜いているしーんがよかったなぁ。。。
ドラゴンタトゥーな女
カミラは全身赤の衣装でめちゃくちゃ目立つ。犯罪者がこんなド派手な格好はないだろうと思うけど、一面の雪景色の中、黒ずくめのリスベットと真っ赤なカミラの対決が美しいかった。
ハードボイルドがたまらない。
日本では作れない作品だと思う。
ミレニアムシリーズの4本目
「フィンチャーの『ドラゴン・タトゥーの女』の続編」といった宣伝になっているが、これは半分くらい誤り。
正確にはスウェーデン映画『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』の続きの物語である。ハリウッド版ではリスベットの過去や父との対決を描いたミレニアム2、3を飛ばして、いきなり4を「1(のリメイク)の続編ですよ」と出して来たのだ。
本国スウェーデン版の映画ミレニアムシリーズでも、陰湿なサスペンスの1(ドラゴン・タトゥーの女)から、2、3ではだいぶトーンが変わってアクション映画成分が強くなる。
フィンチャー版からしか観てない人がみたらそりゃあ「こんなアクション映画だと思ってなかった」「この犯罪組織って90'sアクション映画で散々見たわ」みたいな感想ばかりになるのは当然。『ロッキー』初めて観た人が次にいきなり『ロッキー4 炎の友情』見るようなもんだよ。
言いたいも多い作品ではある。何よりリスベットからは「こいつヤバい奴だな」てサイコ感を感じないし、ミカエルも顔が優し過ぎて物語の緊迫感を削いでいる…ただこれは俳優ではなくキャスティングした製作側の問題。
リアリティをそこまで気にしなければ、エンタメとして見る分にはキッチリ及第点の作品かと思います。
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