蜘蛛の巣を払う女のレビュー・感想・評価
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ない
いやぁ、これはないでしょ。
リスベットは全然リスベットらしくなくて、ミカエルはまるでミカエルに見えない。カミラはこんな可哀想な女の子じゃないよ。
原作からの改変はまるでその理由が分からないし、出来上がった物語はまるでミレニアムじゃない…
なにをやりたかったの、フェデ・アルバレス?
心地よい女性中心さ
評判がすこぶる悪くて恐る恐る鑑賞。構成・脚本が後半尻すぼみ。。そして終始カメラ寄り過ぎでは?ボーンシリーズのカット多用の手法でしょうか。
主演Claire Foyと姉妹役を入れ替えて欲しかった。。Sylvia Hoeksは素晴らしい。Andreja Pejicにビックリしたけど、警察のお偉いさん役のSynnøve Macody Lundと共にめちゃくちゃキマってて良かった。
それでもこのシリーズの雰囲気は相変わらず好き。心地よい女性中心さ。総じてRooney Mara/Noomi Rapace版には遠く及ばないまでも、単体で観れば楽しめました。リスベットの部屋爆破&バイクで湖ダイブは超素晴らしい。
ドラゴンタトゥーでなくても…
あまりにも久しぶり過ぎて前作をすっかり忘れて鑑賞。ドラゴンタトゥーがたびたび写し出されるけどあんまり必要ないのでは…。姉妹のオンナのたたかいだから単作つくりでOKのよいな気がする。
まあ、それは別にしても派手さ控えめなアクションがカッコよくて良かった。
赤と黒
原作未読
アメリカ国家安全保障局から核兵器プログラムを盗む様依頼を受けたハッカーと更にそれを略奪しようとする組織の話。
原作は続編的な位置付けとのことでドラゴンタトゥーの女と登場人物は被るがストーリーの絡みはないしキャストも違えば登場人物の性格や印象から作品の雰囲気まで異なる。
ハッカーの主人公を中心とした一般人チームが犯罪組織と対峙するストーリー。
スパイ映画さながらの行動力を持つ主人公達で展開はご都合主義満載だけど、ミステリーの 部分を売りにしている感じがそれ程ないし、それに関わる部分はムリがある感じも受けないし。
ハッキングとかの小ネタに関わる部分もきっちり説明してくれるしね。
ミステリーとかサスペンスというやりクライムアクションという感じかな。
万能過ぎるハッキングを上手く使いつつアクションもみどころがあって面白かった。
ソフト路線?
まだ原作を読み始めたばかりのところで映画を見てしまった。著者者が亡くなりシリーズの2・3を飛ばして、いきなり新著作者による4から始めたわけだが、リスベットの生い立ちに戻らせたのは仕切り直しの意味があるのだろうか。物語的には悪くはないのだが、全体的にソフトになってしまった感じがする、リスベットも可愛すぎるし、ミカエルにいたってはボンクラに見えてしまった。やはりダニエル・クレイグを使って2・3と順番に作ってほしかった。原作はやたらと回り道が多いような気がするが、映画としては原作どおりに作っているのかしら。
独特の世界感に引き込まれます
「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレス監督の新作と言うことで期待して観に行きました。作品自体は「ドント・ブリーズ」には及ばないものの、観ているうちに独特の世界感に引き込まれていく感じが心地よく、アクションシーンも程よく組み込まれていて、サスペンス作品としては上出来だと感じた作品でした。
ただし、ラストシーンは自分好みではなかったので、0.5点減点しました。
続編か?
2011年にアメリカの女優とジェームズ・ボンドの撮影が延びて出演となった俳優が登場した前作、そのタツーより奇妙なピアスの印象のあるものであった。今作は、そのピアスの量が減ったのと同様に視聴者からも批評家からもあまり好ましく受け入れられていないのは確かで、今回は主人公の天才ハッカーであるリスベット・サランデルの設定がやや大げさで陳腐なものになり、イギリス女優の体型があまりついていけない。これは個人の意見でほかの人は、アクション映画として受け入れるかもしれない。この手の映画は、もういい。
邦題もお話もシンプルですが何気に個性的
技術者バルデルから自分が開発した世界中の核兵器にアクセス出来るプログラムを米国の国家安全保障局から取り返して欲しいとの依頼を受けたリスベット。難なくサーバーからプログラム奪取に成功するが、覆面の男達に自宅を襲撃されPCごとプログラムを奪われてしまう。防犯カメラに映っていた男の腕にあったタトゥーから足取りを追うがその先には自身の凄惨な過去に繋がる闇が広がっていた。
今回監督に抜擢されたフェデ・アルバレス、前作にあった冷たい世界観を踏襲しつつも、時折鮮烈な色彩を織り交ぜながらバラエティに富んだカットでリスベットの活躍を畳み掛けるように見せます。『ファースト・マン』で重厚な演技を見せたクレア・フォイの凍てつくような美しさが特に印象的ですが、『ファントム・スレッド』のヴィッキー・クリープス、『ブレード・ランナー2049』のシルヴィア・フークス等助演陣も豪華。ノルウェー産クライムスリラー『ヘッドハンターズ』で主人公を狂わせる美し過ぎる妻を演じたシヌーヴ・マコディ・ルンドまでも起用している点は個人的に嬉しいところ。アクションシーン、特にスタンガンを巧妙に使ったテクニカルな格闘と銃撃シーンの着弾効果が非常に個性的でカタルシスに満ちています。
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