劇場公開日 2019年3月15日 PROMOTION

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まく子 : 特集

2019年3月11日更新

【“今、必要な”映画見つけた!】 毎日多忙なアナタ、一休みしませんか?
《直木賞・西加奈子》×《天才子役&草なぎ剛》×《高橋優》×《鬼才監督》
忘れていた“大切なもの”を思い出させてくれる【幸福感に包まれる感動作】

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何かと忙しい3月、心をふわりと軽くしてくれるような清らかな感動と幸福感を与えてくれる良作を見て、心身ともにリラックスを図ってはいかが? 3月15日公開の「まく子」は、ほっと一息つけるような優しさに満ちた一作。温泉街を舞台に、思春期の少年少女の心温まる交流を描く青春ドラマでありながら、原作・西加奈子氏、出演・話題の子役&草なぎ剛、主題歌・高橋優と一流のメンバーが顔をそろえた一級品のクオリティをも備えている。緩やかな時間に身を任せ、かけがえのない「あの頃」に立ち返ろう――。


【いま見たいのって“こんな物語”】 《再生》と《幸福感》をくれる
少年少女、そして不器用な大人たちへ“まかれた奇跡”に──心が癒される

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タイトルの「まく子」とは、「撒(ま)く」子の意。本作では、田舎町にやってきたミステリアスな美少女が、大人になりたくない少年やそれぞれに悩みを抱える大人たちの心に“再生の種”をまいていく姿が描かれる。その“優しい行為”は、我々観客にも――。見ているうちに自然と心が洗われ、満たされた気持ちで劇場を後にできるだろう。ここでは、その“中身”と“効果”の一部をご紹介していく。


【予告編】直木賞作家・西加奈子の傑作を完全映画化――
実力派メンバーが贈る、再生と感動の物語

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[初恋に“うっとり”]
転校生に抱く、ほのかで甘酸っぱい思いが「懐かしい」!
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温泉旅館の一人息子で、小学5年生のサトシ(山崎光)と、転入生のコズエ(新音)。互いへの“興味”が、“恋心”へと移り変わっていく姿が繊細かつ丹念に描かれ、見る者の心に懐かしい青春の日々を呼び起こしていく。甘くてほんのり苦い“あの頃”の純粋な気持ちが、本作にはしっかりと流れている――。


[成長に“じんわり”]
少年が少しずつ大人になっていく過程を、丹念かつ清らかに描写
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父親・光一(草なぎ)への反感から、大人になることを拒否するサトシ。誰の心にもあった少年期の葛藤や反発に「分かる!」と“共感”し、サトシに訪れる緩やかな成長に、在りし日の自分自身を重ねて“共振”してしまうことだろう。心の機微がちゃんと描かれているから、押し寄せる感動も大きい!



[親子に“うるうる”]
愛しているからこそ……すれ違っていた父との関係の変遷に涙!
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父親や母親に対してなかなか素直になれず、後から「青かったなあ」と思ったこと、ありませんか? サトシと光一の間に流れていた“不協和音”が、さまざまな出来事を経て氷解し、好転していく――。終盤に用意されている親子の2ショットは、涙なしには見られない&心がぽっと温まる名シーン!


[笑顔に“ほっこり”]
温かく、ユーモラスなタッチに癒され、気持ちが浄化される
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全体に流れている、柔らかくユーモラスな雰囲気も好印象。ちょっと不思議で、クスっと笑わされるシーンが随所にちりばめられており、誰でも肩ひじ張ることなく気軽に楽しめる。日常に転がっているささやかな喜びや笑顔を優しい目線で描いた本作は、ヒーリング効果も絶大。心の清涼剤になってくれる。


【いま見たいのって“こんな作家性&独創性”】 感動だけじゃない――
西加奈子×天才子役×草なぎ剛らの個性が融合、求めてたのは“このバランス”

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地方を舞台にした少年の成長物語だからといって、決して「小粒」で終わっていないのが本作の強み。むしろその逆で、劇中にはある“サプライズ”が仕掛けられ、さらにコズエの“秘密”が絡み、誰も予想のつかない展開へと走り出していく。「サラバ!」などで知られる西氏の独自の世界観を見事に映像化したのは、初長編映画「くじらのまち」が第63回ベルリン国際映画祭で上映されるなど、国内外から熱視線を浴びる俊英、鶴岡慧子監督。「ハートフル」と「作家性」を、完璧なバランスで成立させている。

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期待の《監督》
ベルリン映画祭や日本の名匠たちが認めた超・注目株、鶴岡慧子が才気煥発!
盤石の《原作》
直木賞作家・西加奈子の独特の世界観を、余さず鮮やかに表現!
注目の《子役》
「真夏の方程式」天才子役と圧倒的美少女が、みずみずしいオーラを放つ
人気の《共演》
草なぎ剛が柔らかな好演で新境地開拓! 朝ドラ出演の須藤理彩も存在感発揮
感涙の《主題歌》
高橋優のエモーショナルな書き下ろし新曲が、エンドロール後も耳に残る
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【“作り手たち”が激賞】 いくえみ綾、吉行和子、今日マチ子、黒沢監督――
 見れば必ず「お気に入り」になってしまう、本作の“不思議な魅力”って?

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みんなの心に優しく寄り添う“普遍性”を有しつつ、他を寄せ付けない“芸術性”も内包している稀有な良作――。多様な魅力を備えた本作に、各方面の著名クリエイターたちがこぞって反応。「潔く柔く」の漫画家いくえみ綾、大女優・吉行和子、「COCOON」の漫画家・今日マチ子、「岸辺の旅」の黒沢清監督、「サラダ記念日」の歌人、俵万智といったそうそうたるメンバーが、それぞれの言葉で、本作の無二の「個性」を表現している!


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「なんて壮大なファンタジーだ」と思っているうちに、「やっぱり自分の中の小さな物語だ」と気づき、最終的には「小さな自分の中にある壮大な宇宙だ」という結論になりました。幸福感に包まれます
いくえみ綾(漫画家)


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少年の大人になっていくとまどいの目、少女は宇宙からこの役の為に来たみたい、草彅さんはますますステキ。西加奈子さんの世界が映像になって、私もこの中にいたい、と思いました。
吉行和子(女優)


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世界に立ちすくんでいた10代はじめの自分を連れて、もういちど観に行きたい。果てしない宇宙と、その優しさに触れに。
今日マチ子(漫画家)


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少年と少女の一挙手一投足を見ているだけで胸が高鳴り、二人が走り出したとたん、この先の読めない奇想天外な物語を、完全に信じ切っている自分がいる。これが青春であり、これが映画なのだ。
黒沢清(映画監督)


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揺れ動きながら、変わりつづけることは、奇蹟であり素敵。永遠ではない人の心のなかにこそ、
永遠が宿る。私はこの映画を通して、その奇蹟をたっぷり味わい、あたたかな充実感に浸った。

俵万智(歌人)

※順不同

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