劇場公開日 2019年3月22日

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「今また再燃する根深い問題。」ブラック・クランズマン natsuokaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0今また再燃する根深い問題。

2019年4月7日
iPhoneアプリから投稿

グリーンブックと同じくこれまた人種差別をテーマにしたアカデミー賞映画。
何でみたのかは覚えていないが、幼少時にKKKとは白覆面で十字架を燃やす組織というなんだかやばそうな集団だという記憶が刻まれているが、その白人至上主義のKKKが今まさに復活しようとしているらしい。トランプ政権の誕生にも見られるアメリカの分断の一欠片なのでしょう。
主人公はやたらハートが強い黒人刑事でひょんなことからKKKのおとり捜査を始め、おとり捜査は電話係の黒人とリアル班のユダヤ人で分担作業。めちゃくちゃコメディっぽい話なのだけどどうやら実話らしい。KKKには当然やばい人たちもたくさんいてドキドキハラハラです!

基本的に単一民族しかいない日本では色による人種の違いもなければ、さほど宗教による強い差別もないのでわかるようでおそらくわかってないですが、とても根深い問題だなと感じさせられる点でもとても良い映画でした。

なつお