私は、マリア・カラス

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劇場公開日:

私は、マリア・カラス

解説

20世紀最高のソプラノと称されたオペラ歌手マリア・カラスの人生をひも解いていくドキュメンタリー。1977年の突然の逝去により未完となってしまった自叙伝、友人や愛する人に宛てたプライベートな手紙など、マリア・カラス本人の「歌」と「言葉」のみでカラスの人生を再構成。自叙伝で語られる言葉や手紙の朗読を「永遠のマリア・カラス」でカラスを演じたファニー・アルダンが担当。半数近くが今回初公開となる素材群、写真をもとにカラー化したモノクロ映像などから、プロフェッショナルとしての信念と、ひとりの女性としての幸せに揺れる歌姫の真実の姿が描かれる。

2017年製作/114分/G/フランス
原題:Maria by Callas
配給:ギャガ
劇場公開日:2018年12月21日

スタッフ・キャスト

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(C)2017 - Elephant Doc - Petit Dragon - Unbeldi Productions - France 3 Cinema (C)Fonds de Dotation Maria Callas

映画レビュー

4.0監督が意図しなかった何かが画面を通して見えてくる

2018年12月25日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

興奮

オペラに関心がない映画ファンは、これを観るべきではないだろうか?
いや、違うと思う。マリア・カラスというソプラノ歌手が舞台で歌い上げる生の映像と音源を繋げていくこのドキュメンタリーからは、人間の喜びと悲しみ、怒りや後悔が、彼女の歌声を通してリアルに伝わってくるからだ。それは、希代の女優による熱演ファイルと同じ。そして、インタビューに応えるカラスの堂々とした態度からは、人生の表も裏も、舞台と同じ熱量でしか語れない、生まれながらの女優の悲しさが伝わってくる。カラスのファンを自認する監督が隠そうとしたものが、逆に、カラスの素顔を想像させてしまう皮肉。こんな想定外の展開が起こるからこそ、映画は面白いのだ。そして、現役時代がたった10年しかなかった伝説のプリマの半生からは、人生は決して長短では語れないことも教えてくれる。これはやっぱり、観るべき映画なのだ。

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清藤秀人

5.0La Traviata!自由を謳歌する女よ。アメリカの市民権なんていらない♥

2023年12月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

4.0マリア・カラスという人間的で素敵な女性の話。

2023年3月23日
PCから投稿

オペラ歌手として優れた才能と
美貌と気高さを持つマリア。
歌、恋、裏切り、そして裏切り、
パパラッチ、スキャンダル、
声の衰え、再び燃えるような恋。
映画は赤裸々に彼女の生活を映し出す。
1977年9月16日没(53歳)

彼女が愛した人がいた。
彼女を愛した人がいた。

今でも彼女のファンは世界中にいる。
それが答えなのだと思う。

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星組

4.0自身の手紙やインタビュー映像を通してマリア・カラスの真実の姿が見え...

2020年5月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

自身の手紙やインタビュー映像を通してマリア・カラスの真実の姿が見えてくる。ひとりの男性への真っ直ぐな愛情表現に彼女の強さと弱さが垣間見られ、脚色のないマリアの人間性が伝わってくる見応えあるドキュメンタリー映画だった。そしてやはり何よりも彼女の素晴らしい歌声と美貌に魅了された。

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tsumumiki
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