劇場公開日 2019年5月10日

  • 予告編を見る

「2時間TVドラマ。だが水谷監督の最高作!!」轢き逃げ 最高の最悪な日 iwaozさんの映画レビュー(感想・評価)

4.02時間TVドラマ。だが水谷監督の最高作!!

2019年5月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

知的

演出は相棒等のTVドラマ的で
オーバーなアクションが若干興醒めを誘います。
しかし過去作を見てきたものとしては、今回、
水谷さん!監督は辞めた方がいいのでは、、、
とかなり恐る恐る見に行かせて頂きました。
(失礼^^;、m(_ _)m)
結果、、、なかなかいいじゃないですか?!
特に脚本はかなり練られた感がありました。
個人的に「TAP」が非常にもったいない感が
あったので、水谷監督、次回作にも期待です!

「どんな理由があれ、轢き逃げは許されないし、
とんでもない結果になり、
その罪は決して許されない。」
「一生かけても許されないし、
たとえ誰かが許したとしても
自分で自分を許すことはできない。」
という非常に強いメッセージに感銘を受けました。
本当にその通りだと思います。

しかし、そこに一人の狂人的な嫉妬による犯罪を
絡めてしまうとメッセージがぶれてしまった
ような感じがして、そこは残念でした。

あと、お父さんが刑事みたいになっちゃうのは、
やっぱりそうなっちゃったか!!と、
ちょっと微笑ましく見てしまいました。。
個人的に、神戸の中華街を走ってくれて、
ありがとうございます。
やっぱり見たことある場所がスクリーンに
映ると何か嬉しいものですね〜^ ^

役者陣は本当に素晴らしいです。
水谷さんももっと普通の人役をやってほしいですね。
すごく微妙な感覚でリアリティを感じさせてくれた
今回の役は本当に良かったです。
この映画の要は、檀ふみさんが支えてくれたと
思います。檀さん無しにはこの映画は存在できない
と感じました。
そして、流石流石の岸部一徳さま。ベテラン刑事は
これまでの集大成的な良さがありましたね。
若手の部下の毎熊さんもいい味を出してて
二人のデコボココンビぶりが良かったです。

何より主演の若手二人はこれまでほとんど見た事が
ありませんでしたが、現時点の力を出し切った感が
あり、良かったです。これからに期待です。
小林涼子ちゃん、久々に見ましたが良いです。
「魔王」から良いと思ってましたが、
今回も良かった。次も期待です。

まあ何はともあれ、2時間TVドラマと思って見れば、
非常に完成度の高い作品だと思います。
過剰な演出はそういうもんだと思って、
割り切りましょう。

ただ、タイトルの「轢き逃げ」に副題であっても
「最高の」と付けるのは、違和感を感じます。
轢き逃げの被害者、遺族の方の事を思うと、
それはあかんのちゃう?と感じてしまいます。

いろいろと書いてしまいましたが、
評価が思いのほか低いので、
この点を見て、見ない人が増えてしまうのは
非常に残念、もったいないと思いましたので、
久々にレビューを書かせて頂きました。

水谷さんは脚本と役者に専念して
監督は任してもいいような気もしますが、
次も期待してますので、頑張ってください。
良い作品をありがとうございました!感謝!
(^-^)m(_ _)m

iwaoz