劇場公開日 2019年4月12日

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「作品としての凄味は感じるが・・・・・」多十郎殉愛記 ナオックさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0作品としての凄味は感じるが・・・・・

2019年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

「極道の妻たち」シリーズの中島貞夫監督がどんな時代劇を撮るのか!? 然したる期待もせず観てみたが、作品を通じて感じる凄味、緊迫感は感じるのだが、果たして万人に受ける内容かといわれると・・・・・?
正統な時代劇ではあるかと思うのだが、こういった作品はちょっと今の時代には受け入れにくいのでは・・・・・。きしくも平日の昼間に観たのだが、観客もぽつり、ぽつり、全てが年配の観客であった。またエンドロールに”中島貞夫監督を支える会”みたいなクレジットが入っていたので、製作費的にも一般客からの援助により成り立っているのではないだろうか?
まあ今の劇場のターゲットが年配客中心になっているので、しょうがないと言えばしょうがないのだが、こうした現状を目の当たりにすると少々、邦画の行く末も厳しいと言わざろうないのではないか?

ナオック