劇場公開日 2018年8月3日

  • 予告編を見る

「ブラック過ぎて…」スターリンの葬送狂騒曲 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ブラック過ぎて…

2018年8月17日
スマートフォンから投稿

 独裁者の存在理由は、利用したがる取り巻きがいるから。で、彼らが出世するには、隣にいる同士諸兄の足を引っ張る。都合の悪い情報は、目撃者ごと始末する。ユートピアを夢みて始めた、20世紀最大の実験は、悪夢のようなディストピアを、地上に出現させたとさ…。(21世紀になっても、実験を継続している地域も、あるようですが。)
 自分ファーストなおじさん達が、ブラック過ぎてコメディ状態という触れ込みですが、ちょっとブラック過ぎて…。ま、スターリンおじさんやら、フルシチョフおじさんが、英語使ってる段階で、パロディですけど。あれがロシア語だったら、もう笑う余地がない。エンドロールの映像通り、ブラック過ぎる怪作です。
 歴史映画というより、イギリス産まれの風刺なんでしょうね。あなたの周りに、独裁者はいますか?、その取り巻きは、何人いますか?って、皮肉ってるようです。
 ところで、劇中、ずいぶん人が死にましたね。訳も分からないまま。そこに居合わせただけで、粛清される。未来の私、あるいは家族が、同じ目に合わない為に、今できることは、有るんですかね?。
 さて、皆さんのご近所には、どんなスターリンおじさんが、いますか?。

機動戦士・チャングム