劇場公開日 2018年6月23日

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「熊に魅了されていく優しき人々。」ブリグズビー・ベア ひろっぴさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5熊に魅了されていく優しき人々。

2018年10月23日
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幸せ

「ブリグズビー・ベア」字幕版 Googleストアで鑑賞。

*概要*
赤ん坊の頃に誘拐され、偽の両親のもとで彼らが制作した教育番組「ブリグズビー・ベア」だけを見て育った主人公が、初めて外の世界に出たことから巻き起こる騒動を描いたドラマ。

*主演*
カイル・ムーニー

*感想*
主人公が長年に渡って何者かによって、監禁されて、ずっと外の世界を知らないといえば、ブリー・ラーソン主演の映画「ルーム」を思い出します。

この映画は一味違って、悪い夫婦がまだ赤ん坊だったジェームスを誘拐して、監禁され、外の世界を知らず、ずっと「ブリグズビー・ベア」という番組を見て育ちました。

彼のツールは、テレビ、インターネットのチャットですが、夫婦が逮捕された後、「ブリグズビー・ベア」とチャットは、夫婦が作り上げた偽りだったことがわかります。

外の世界に出たジェームスは、本物の両親の元へ戻ることになるのですが、彼は今まで誘拐されて外の世界のことは知らず、頭の中にあるのは、「ブリグズビー・ベア」だけ。なので、両親がジェームスに真っ当な人生を歩む為に色んな事を勧めてもジェームスは興味がなく、興味があるのは、「ブリグズビー・ベア」のみ。

周りからは、変人扱いされて居心地が悪い感じだったけど、「ブリグズビー・ベア」の映画を撮ると決意してからは、次第に仲間が増えて、周りの人達が「ブリグズビー・ベア」を徐々に魅了され、ジェームスに対しても印象が良くなっていく部分が素晴らしい。(^^)

ニセ夫婦を演じた夫のマーク・ハミルは、なかなかエッジが効いててたし、元々演劇部だった刑事、親友、妹、本当の両親みんな優しかった。嫌な奴が一人もいないっていう所も大きく評価したいですね。(^^)

見終わった後、ほっこりしてとても感動しました。

久しぶりに良い映画に巡り合いました!\(^^)/

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ひろっぴ