劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか オリオンの矢のレビュー・感想・評価
全45件中、1~20件目を表示
予想をいい意味で裏切られました
ずっと存在は知っていたが、なかなかみることが叶わなかった作品。この度、ABEMAさんでシーズン4放送に合わせて一挙放送をしてもらったおかげで、シリーズ全体的にまた見返す機会ができました。
基本的にこのようなTVアニメの延長線のような劇場版作品はそこまで期待していないのですが、今回は予想をいい意味で裏切られました。とても見応えのある作品です。最後の最後まで結末は分からず、面白かったです。
本編との矛盾を引き起こしかねない迷作
昔から原作のファンです。アニメオリジナルの劇場版ということで、新しい一面が見えるかな?と期待しての視聴だったのですが…コレは酷くないですかね?
最初の方は、オラリオの外を旅するという原作ではなかなか無い展開で良かったです。しかし徐々に、シリアスパートに入ったあたりからはちょっと…。何というか、いつもダンまちで見るキャラじゃないというか、こんな展開になるか?みたいな違和感が…
例えば。
神を取り込んだモンスターとかいう未曾有の危機を一人知りながら、自前の小規模戦力のみをコッソリ投入したヘルメス。そのせいで本ボスから遠く離れたオラリオでザコ敵の駆除に駆り立てられたオラリオの第一級冒険者たち。頭脳派なのに策もなく突っ込むアスフィ。槍の必要性もベルが選ばれた必然性もイマイチ分からず、最後は結局ベルのナイフがトドメとなったアルテミス。そして、いつもは徹底して遠ざけようとする「汚れ役」を何の葛藤もなくベルに投げたヘルメスと、いつもに比べるとすんなりその役を受け入れたベルくんとヘスティア様。
何より気になったのが、本編では悪役のイヴィルスや、完全ダークサイド堕ちしたリューさんですら忌避した「神殺し」というタブーをあっさり主人公にさせてしまったこと。上記の闇勢力さんが神殺しに踏み込めなかったことも、これから先の展開で、誰かが神殺しに畏れを抱いたとしても、「でも劇場版でベルがやっちゃったじゃーん」となり陳腐化するわけです。
原作を尊重できないメディアミックスオリジナルって何ですか?ちゃんと制作サイドでコンセンサス取れてますか?本編に組み込まれても違和感のないストーリー、キャラクターにしようと努力しましたか?「アレは平行世界の出来事」とか言われないように設定を詰めましたか?
次に劇場版を作る機会があるならば、その時はちゃんと「ダンまちの劇場版」として違和感のないものにしてほしいと思います。
中途半端。この時期にやる話ではなかった
ダンまちシリーズの劇場版第一弾ということでとても楽しみにしておりましたが、シリーズの言動と対立するようなストーリーになってしまっており残念でした。
救うために殺すという矛盾、強制された選択肢を真っ向から打ち壊して全て救って見せるのがベルという「異端の英雄」の強さで、今回もそれを期待していたのですが、予定調和とばかりに二者択一に流されてしまいました…
人と怪物両方を庇い、狂爪の前に身を投げ出した愚かな君はどこに行ってしまったんだいベル君?まあ時系列的にその前の話なんですが…だからこそ、犠牲を妥協するやり方を一度でも選ぶような話を無理矢理ねじ込んでほしくなかった。その後の覚悟や選択の意味が薄れてしまう気がします。
思うに、この事件を円満に解決するにはベルのレベルや内面の成長と、仲間が足りなかった。あと尺。
もう少し後、例えば原作でベルがLv.4になったあたりでこの話をしておけば、劇中でベルも言っていたような、悲劇のヒロインもなくすべてをハッピーエンドで解決することができていたんだと思います。ウォーゲーム前にやる話じゃなかったね。というかあの会話フラグじゃなかったのかよ…
総じて、原作で丁寧に再構成してほしい作品でした。設定はいいのに配役を間違えた劇を見たような残念な気持ちです。
ギャグパート(前半)はダンまちらしいノリでよかったです。
『ダンまち』ではない!
TVアニメは全話見ています。
感想
この作品なぜ作ったのか⁈アニメ映画は基本的に否定することはない私ですが、本作は否定させていただきます。
なんでこんなことに😭
総評
これは『ダンまち』ではありません。ダンジョンも出会いもありません!中途半端なアドベンチャームービーになってしまったこと、残念でなりませんでした。
とても勿体ないと感じた
結論から言って、戦いを見ていてLvの差がわからなくなった。
モンスターが神を取り込んだ事態に対して、低Lvが多いPTで向かわせるギルド、つけられる上級冒険者が極めて少ない。
世界の危機を感じられない。何故Lv7やLv6を一人も向かわせないのかわからない。
戦いぶりにもLvの差が感じられず、1つ上がるだけでも隔絶した強さの違いというのが見受けられなかった。
英雄とは選択肢を選ぶのではなく、選択肢を壊し天秤を壊せるもの。二者択一でもなく、それを壊せるもの。
それを始終やるのがベル・クラネルで天然の英雄であり、だからこそフィン・ディムナが人工の英雄から成長しようとするきっかけとなった。
劇場での選択は、これらの原作の表現から逸脱しており、とても同一人物とは思えなかった。
アンタレスとアルテミスの繋がりに指定してオリオンの矢を使って断ち切り助け、皆と力を合わせたアルゴノゥトでアンタレスを倒した方がまだ納得できた。
原作を愛しており今も読んでいるからこそ、全体的に甘く中途半端に感じ、勿体ないと思いました。
意外と楽しかったけどな
ダンまちはTVしか見ておりませんで、小説などからの情報は全く持ち合わせていません。シネコンのポイントが貯まっていたので「あ、これ前にTVでやってたやつだ。わりと好きな作品だったから時間空いたから見に行ってみるかな」的なライトな立場での感想です。
おそらく原作を読んでいる方々からすれば色々物足りないのでしょうけど、全体的にアニメの映画って尺を考えたら表現しきれなくて、こんな程度にこじんまりとする物でしょう。私はTV版しか予備知識がないのでやや駆け足だけどコンパクトに上手にまとめられていたと思いましたよ。一通りティーン層が好きそうな「日常、恋愛、バトル、お色気」もTVシリーズを見ている前提ですが、お約束として配分されていたと思います。
映画って大体2時間くらいでやらないとならなくて、そうするとラノベだけでなく漫画や小説の原作付きは尺という制約がかかります。アニメじゃない実写映画「七つの会議」だって「散り椿」だって「空飛ぶタイヤ」だって、みんな原作と違う!ってレビューに描かれています。
尺が決っている以上映画用に物語を構築するのは仕方のない事。そこはもう割り切って乗っかって楽しむのが吉ではないでしょうか。
そこに物足りないと不満を語っている方々を散見しますが、それだけ原作作品を愛していらっしゃるのでしょうね。あ、別に嫌味は含んでませんよw
テレビで見ていたキャラクター、半分くらい忘れていました(笑)。モブのような扱いでチョロチョロって顔出ししていて「あ、そう言えばいたいた」って思い出しました。ヘスティア組とその他仲間で物語を進めて行くのは少し懐かしく楽しかったです。
最後アルテミスがああなってしまう結末だったのは意外でした。確かTVのラストではベルくんがその素性からチートな能力を持っていて結局「最初は貧弱だけど、最後に実は俺TUEEEE系アニメ」という事だったので、その能力とオリオンの矢の複合パワーで救出してくれても良かったのではないかと思いました。「ベル君、君は神々(私達)の予測を超えた存在だ~!」位にご都合主義でも、この作品なら許せる優しさがあるように思います。
外伝ですが二期も決定したようなので楽しみにしたいと思います。
ヒロインはアルテミスさん
久しぶりに、ベルくんのファイヤボウルを見たな〜と思いながら、鑑賞していました。
個人的にはヴァレンなにがしさんの活躍が少なかったのが残念でしたが、今回のヒロインはアルテミスさんなので、仕方ないですね。
原作を知らないのですが、今回の神殺しの件は、今後のベルくんの運命に影を落とすような気がしました。
TVシリーズの2期も決定したようなので、楽しみにします。
映画の方は、盛り上がったようなストーリー展開でしたが、イマイチ盛り上がらなかった感じでした。
絵が綺麗だった。
話は悪く無い。
ただ、全体的にボリューム不足は否めない。
絵が綺麗で、ヘスティアやアルテミス様は、良いのだが戦闘シーンがあっさりしすぎている。
見せたいものが違うから仕方がないが、もうちょっとなんかできなかったかな?
惜しい作品。
TV版の続きがあるといいな。
面白かったよ
原作どころかアニメすら観ないまま劇場版を観るのはやめて欲しい。コードギアスも幼女戦記も同じですが、なぜ予備知識がなくて映画からなのか自分にはさっぱり理解出来ない。個人の自由と言われたらそれまでだが、それで低い評価とか…そりゃないでしょ。
オリジナルアニメとしては満足、内容は不満
一先ずの感想を挙げるならダンまちの映像作品としては良かった。
動くベル君たちを久々に見られたことは純粋に嬉しかったし、跳ねるヘスティアも、むくれるリリも、新ヒロインのアルテミスも可愛かった。オリジナルストーリーが見られたのも良かったし、その前座としてアプリ「ダンメモ」では前日譚を公開するなど、盛り上げも良かったと感じる。そういった点では満足だった。
ただ内容として評価するなら微妙、と評価せざるを得ない。
まずキャラの扱いが雑。
正直なところ、この映画においてはベルをはじめとするメンバーと、アルテミス、ヘルメスファミリアが焦点になっていたはずだ。
それ以外のキャラクターを、いっそ出さないならわかるのだが、中途半端に出すから質が悪い。扱いが雑だったり、その必然性が無さすぎたり。色々なキャラを出演させてあげたいのはわかるのだが。
例を挙げるならそれこそ噛ませ犬にされただけのアイズやレフィーヤは勿論なのだが、リューさんに関しても何故あれほどオラリオから離れた現場にいたのか、全くもって不明だ。
次に敵味方の強さがぶれすぎていたこと。
アルテミスがアルカナムなしに単身で戦えることそのものは別によかった。ただステータスとしてはLv1以下の神様が複数相手取れる程度のモンスターにそこまで苦戦するものか?と疑問がわく。
また、それ以外の戦闘シーンに関しても当たり前のようにLv4のリューさん、アスフィに、まさかのLv1のヴェルフが加わって魔剣も使わずアンタレスを足止めしていたこと…これは全く解せない。
正直なところアスフィが馬鹿の一つ覚えのごとく爆炸薬しか使わないのもなんだか…。
また、仮にも神様を食ったとか言うモンスターがLv4を2人+α程度に足止めされる…?と強さを感じなかったのも不満だ。どうせならそれこそロキファミリアやオッタルあたりでも噛ませにしておけば絶望感あったのになあと勝手に思ってます。
そしてみんな(特に神様方)に割と危機感がなかったこと。
いくら下界には不干渉だからといって崩壊の危機にすらアルカナムも使わないのかと。
一番の問題児は間違いなくヘルメス。正直、全てを知っていてオラリオどころか下界全てがヤバいと分かっていたはずのヘルメスが何も言わず、ヘスティアファミリアとかいう弱小ファミリアのみを連れていくのも訳が分からないし、神を殺すという段階になってもアルカナムも解禁せず眷属に手を下させるとかいう屑感が果てしなくどうしようもなかった。
ストーリーに関して、不満を持つ人もいるみたいですが、下界は守れて、アルテミスも救えて万々歳!大団円!になることは、ただの茶番になりかねないし、オリジナルキャラにすぎないアルテミスの今後の扱いに困る部分もあると思うのでしなくて良かったと思う。
特に、まだアニメ1期直後頃と鑑みるに、当然「全てを救える」ほどベル君はまだ英雄の器じゃないと、思うわけです。これで良かったのです。
と、長くなってしまいましたがこれもダンまち愛ゆえです。ご容赦ください。アニメ二期楽しみにしています。
そこそこ面白い
絵は綺麗だし、ストーリーも切なくて良い映画だと思う。けど、最強の女神アルテミスがアンタレスに負けた説明が欠けているから、最後、あっさり主人公がアンタレスを倒せるのが納得できないというか意味不明。
ラストが残念な作品だと感じました。レンタルで充分だったなと後悔しました。
感動するが原作ファンには物足りないかも。
作画、キャストの演技には満足しましたが内容は少し物足りなさを感じました。
戦闘は短めで旅のシーンも省略した感がありました。(ここが一番もったいない)
設定は良かったとは思いますが映画ではなく原作、アニメで見たかった。
話が長く、もっと感情移入していたらラストシーンは号泣間違いなしでした。
映画でやってしまうのはもったいないくらいアルテミスがいいキャラでした。
見なくてもよかったやつ
なんかダン待ちのキャラクター使ってテキトーにストーリーくっつけてはいどうぞって感じのでしたね
二時間でやっちゃたからただただ浅い
ダン待ちが映画館で見れたのでおまけして星二つにしておきます
ヘスティアが可愛い(^o^)o
公開翌日に錦糸町にて。夕方で8割位は埋まっていました。作品的に時間が短いのでどうかな?って思いましたが…前半は久々のヘスティアに癒されて、後半は泣きました(。•́ωก̀。)
ダンまちファンなら観て間違いありませんね。2期が待ち遠しい、
マニア向けには物足りないらしいが十分な内容
はじめに。自分はダンまちのライトな読者です。
小説は読まずに、1期のアニメでベルクラネルがミノタウロスを倒す姿が好きでハマり、そこから漫画は一応全部買ってますが小説は読んでないです。そして最近のアニメ事情はよく知りません。その程度のライトな読者です。
それを踏まえて。
他のレビュワーの酷評具合が楽しいですね。皆さまそんなに文句ばかりですか、この映画。というわけでライトな読者向けの内容です。
しかしながら、内容はそれなりに密度ある映画です。大抵のアニメの映画化一発目って、ネタを広げすぎて浅く広く密度の薄い印象だけども。"ダンまち"を知らない人には舞台設定も、登場人物の人となりもわからない不親切な映画でもあり、ある意味自分くらいの原作理解度がちょうど良いのかも。
内容としてはベルが主人公らしく"槍に選ばれしもの"になり、外伝らしくオラリオを離れてこの映画のヒロインとなるアルテミスのために頑張る感じ。それなりにじんと来ます。
アルテミスにアンタレス、そしてオリオン。アンタレスはやはりサソリですね。矢を探していた弓の神アルテミスはオリオンを見つける。でも神話とは真逆でアンタレスが討たれる。そこはある意味面白いですね。
アニメとしてのクォリティは十分、映画レベル。作画は綺麗だしアルテミスは原作アニメにはいないタイプ。アルテミスは真綾さんといのは個人的にポイント高かった!
the garden of everythingを映画後にきくと映画も相まってなんだかせつないです。"いつか空は ひとつにつながり 渡ってゆける あなたのもとへ"
それなりに楽しめた、ダンまちファンとしては満足な映画でした。
「松岡禎丞いい」
今年17本目。
2016年12月に幕張メッセのアニメJAMに参加して、
そこでの松岡禎丞さんの朗読が、神がかっていたので、
一番好きな声優になりました。
彼が出ると言う事で、見に行きました。
基本、松岡禎丞、神谷浩史、梶裕貴が出る作品は全部行きたいです。
作品はと言うと、初見何ですが、水瀬いのり、坂本真綾、内田真礼と好きな声優さんばっかりなので、ストーリー的には何とか楽しめました。
最後良かったです。
初見でガンガン、アニメ映画行くんですけど、世界が広がるので、ストーリーと声優さんを押さえておくと、楽しめると思います。
全45件中、1~20件目を表示