劇場公開日 2018年12月7日

「前半★5つ、後半★1つ」来る necopapaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0前半★5つ、後半★1つ

2019年1月14日
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鑑賞方法:映画館

レビュータイトルのとおりです。足して割って★3つ。
momiageさんのレビューがすばらしいです。99.999%共感しました。あんなに上手く伝えられないので、ご興味のある方は見て欲しいです。

中島監督作は「告白」「乾き。」は観ました。素人ながら光の陰影やカット割りは中島監督作っぽいなぁと感じました。
また、前半の描き方がずば抜けていると感じました。「告白」の匂いがします。それだけに後半のドタバタ感は残念です。まるで別の監督が撮ったかのようです。しかし「ク◯」とまで言ってしまうのは少し気の毒な気がします。映画サービスデーなら観てもトントンではないでしょうか。これもひどい言い方ですかね。
ちなみに原作はまったく別物なので「本」好きの方は是非読んでいただきたいです。

以下リクエストです。
もし業界に詳しい方がいたら是非コメントいただきたいのですが、映画化を一旦OKしてしまうと原作者の意向は反映されなくなってしまうのでしょうか(まぁ契約内容によって千差万別ですかね)。
いや、原作者の澤村伊智さんが本当にこの内容で了承したのかとても疑問で…。

necopapa
necopapaさんのコメント
2019年1月17日

お返事ありがとうございます。
「カミツレ」、見事に予想を外しまいました(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

ちなみに「図書館戦争」に出てくる図書司書隊側の記章がカミツレでして、まさにカミツレさんのおっしゃるハナコトバが記章の所以という設定でした。
有川浩さんの作品は乙女臭バリバリですがわたしはけっこう…、いやいや大好きです。(笑)

勝手に脱線してあれですが、澤村作品に話しを戻しますと「野崎」はわたしも嫌いになれないキャラです。
考えようによってはですが、中島監督が大胆に「野崎」の設定を変更したことで案外「野崎」の原作キャラ(ウジウジ、ツンデレ、中二的)が際立って表現されているかも!!!

…なんて思わなくもないです。(⌒-⌒; )

※ カッコ内(ウジウジ、うんぬん)はあくまで個人の感想です。(笑)

妻夫木くんは、上手いですよねー。

necopapa
カミツレさんのコメント
2019年1月17日

妻夫木くんが短い中でも“振り切れたクズ”として強烈な印象を残したのに対し、岡田くんはあんまり印象に残らなかったですね。クライマックスの場面でも、延々ぐじぐじと悩み続けていましたし、特にこれと言った見せ場がなかった感じがします。
まぁでも、『ずうのめ人形』まで読んだ印象としては、「野崎」は大きな見せ場はなくとも、じわじわと味が出てくるタイプの“良い奴”だと思いますので、シリーズ作品の映画化が順調に進んでいけば、徐々に人気が出てくるんじゃないかなと思います。

いえ、『図書館戦争』は映画も原作小説も未見・未読です。有川浩さんの小説は『空の中』しか読んだことないですね。なかなか評判も良いみたいなので、ちょっと興味はありますが。
「カミツレ」の由来は、単に花言葉(「逆境に負けない力」と「あなたを癒す」)が好きだからです。特に深い意味はありません(^-^;)

カミツレ
necopapaさんのコメント
2019年1月17日

役所さんはダメか…。^_^

たしかに岡田くんが一番大怪我してるますねー。笑) かわいそうに。

あっ、そうそう。カミツレさんはもしかして有川浩さんの『図書館戦争』が好きですか?
「カミツレ」はそこから名付けらるたのかなぁ?と。

岡田くん、映画『図書館戦争』では輝いてたのにぃーー! 笑笑

カミツレさん、またレビュー拝見します。

いち、カミツレさんファンより

necopapa
カミツレさんのコメント
2019年1月17日

私も比嘉姉妹シリーズの映画化をぜひ続けてもらいたいと思っています。
ただ、中島監督は同じジャンルの映画を撮り続けることを嫌う監督なので、シリーズものの続編なんか絶対に撮らないと思います(笑)

なんだかんだ言っても、キャスティングに関しては上手くいっていると思うので、そのまま全員に続投してもらいたいですね。
役所広司さんはさすがに年齢的にちょっとキツいんじゃないでしょうか……(^-^;)
岡田くんの「野崎」は、結果的に一番“美味しくない”役どころになってしまった感がありますが(笑)

コメントありがとうございました♪
またnecopapaさんに楽しんでもらえるようなレビューを書いていきたいと思います。
それでは、また~。

カミツレ
necopapaさんのコメント
2019年1月16日

カミツレさん、丁寧な返信ありがとうございます! しかも楽しい‼︎ 一気読みしちゃいました。
『怖いでしょおぉ?』は、やはりオリジナルですよね(笑)。あれを松さんに言わせただけで、ぼく的には100点でいいんです。(笑)^_^
でも、澤村さんのはきっと社交辞令ですね…。

わたしもいまぼちぼち「ずうのめ人形」を読んでます。中島監督の「来る」の評価はだいぶ割れているようですが、比嘉姉妹シリーズはパート2が観たいです。中島監督でもいいから(=^ェ^=)。

いや、本音です! キャストも同じでいいかなぁ。ちょっとジャニーズに気を使いすぎた「野崎」はどうかと思いますが…
岡田准一さんは別に汚れ役もやると思うけどなぁ。メリーさんの差し金か´д` ;???
いっそのこと、野崎=役所広司、琴子=松たか子、真琴=小松菜奈 で中島監督の「ずうのめ人形」などはどうなんでしょうか。。。

琴子の左目の件もご見解、拝読いたしました。漫画チックなのは同感です。(笑)

でも原作にあるような琴子の凄味や複雑さを時間制限のある映画で描ききるのは困難ですよね。しつこいですが、だからこそ『怖いでしょおぉ?』が秀逸だと感じています。

これからもカミツレさんのレビュー楽しみに拝見させていただきます。^_^

necopapa
カミツレさんのコメント
2019年1月16日

necopapaさん、はじめまして。コメントいただきありがとうございます。

「怖いでしょ?」は映画版オリジナルのセリフですね。あと他にも例の“右フック”とか、中島監督は松たか子さんでそうとう遊んでいる感じがします(笑)

私は比嘉姉妹シリーズはまだ『ぼぎわんが、来る』と『ずうのめ人形』しか読めていないので分からないのですが、琴子の左目の傷については、別のシリーズ作品を読めば、それにまつわるエピソードが出てくるのかなと思いました。
ただ素朴な印象として、左目の傷にサングラス、全身黒ずくめのパンツスーツというのは、かなり“漫画チック”だなと思いました。
これだけ振り切ったキャラクター設定にするのであれば、クライマックスでの「ぼぎわん」との対決シーンも、原作通り思いっきり漫画チックな霊能力バトルにしてほしかったです。
特に、「ぼぎわん」に対して「お前は消す」と言い放ってからの“煙草フレイム”はぜひとも映像化してほしかった!

パンフレットのインタビューを読むと、原作者の澤村伊智さんは、映画『来る』に対して「お世辞抜きでめちゃくちゃ面白かったです」「まさに僕の理想の仕上がりになっていると感じています」とコメントしています。……まぁ、ただの社交辞令かもしれませんが(^-^;)

カミツレ