劇場公開日 2018年12月7日

「“あれ”」来る くらげさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5“あれ”

2018年12月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

単純

第1章で妻夫木聡が不可解な死を遂げた辺りで、
もう終盤かと思いきや、そのくだりが何回か来る。
少しばかり、くどいような気がした。

色んな意味でぐちゃぐちゃしていて、
色んな意味で謎めいている。

原作を後に読んだが、映画ではまた一味違うエンドになっていたのは面白かった。
松たか子演じる孤高で冷静そうな人間も、“あれ”に乗っ取られるような弱さを持ち合わせている。
最後細かい描写はなかったが、妹を守るために自分の命を投げ出したように思えた。
女の子の夢はオムライスの国は妙に不気味に思えた。

”あれ”の正体は結局なんだったのだろう。

ただ、生きている人間が、1番恐ろしく、きみ悪い。
私はそう思えてならなかった。

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くらげ