劇場公開日 2019年2月15日

半世界のレビュー・感想・評価

全163件中、141~160件目を表示

4.5「半世界」しか知れない孤独

2019年2月15日
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鑑賞方法:映画館

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a0064

3.5みんな色々抱えながらも

2019年2月15日
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幸せ

変わってゆくんですよね。世間も自分も。
家族も友人も時がたてばお互い知らない半世界が広がってゆく。それでも共有する世界は残っている。
3世代の移りかわりも絡めつつ最後はなんとなく納得する映画。

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HigeKobo

3.0半世界の意味は映画を見るとわかります!

2019年2月15日
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悲しい

ゴローさんが「炭焼き職人(紘)」役と聞いたときは正直驚きでしたが、意外と様になってる!役どころは無骨で子供のことも妻任せ。今は自分の仕事を全うするのに必死なのでした。

自衛隊を除隊してふるさとに戻ってきた瑛介(長谷川博己)、家族で中古車販売をしている光彦(渋川清彦)とは幼なじみで、3人で集まると学生時代に戻ってバカ騒ぎ。昔からの友達っていいもんですよね。

でもいくら気心知れた友達同士でも、すべてをわかりあうことはできない、特に就職してからのことはお互い把握できない部分もあるのだなと思ったり。

ハセヒロさんの怒りの爆発力はいつもながら見事で、渋川さんは紘と瑛介の間を取り持つ、ムードメーカーを絶妙に演じていました。

ストーリーはネタバレになるのであれですが、後半は結構急展開…。思い返せば伏線となるシーンもあるんですけどね。

初乃を演じるのは池脇千鶴、童顔の彼女ですが思春期の男の子を持つ母親に見えましたし、紘と倦怠期に見えつつも実は夫を心配し、しっかり支える強い女性がよかったです。

アラフォーの方が見るとより染みる映画だと思います。

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ぶんちょう

3.0佳作

2019年2月15日
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老人お二人のベテランの演技。そう、70年以上あの土地に暮らしてきたおじいさんならどういう話し方、声、動きをするのか、きちんと引き出しを持っているからだろう。
プロの俳優が一本の主演映画の役づくりに命をかけて臨んでこそ出せたであろう「人」を描く寡黙な世界観の映画。軽を運転してもポケットに手を突っ込んでいても力仕事をしていても取引先にペコペコしても、その背中からうらぶれた身勝手なうだつの上がらない田舎の中年の背負っている人生がにおい立ってこないと共感するのは難しい。絋は立ち姿や白飯を口に運ぶ所作、目線の伏せ方から指の先まで上品なのであった……
妻と息子のあの家屋で生活している感の邦画的リアリティは秀逸。

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もか

4.0観賞記録。良い映画でした、いろんな年代の方にみていただきたいです。

2019年2月15日
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観賞記録。良い映画でした、いろんな年代の方にみていただきたいです。

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‍スズキ‍

5.0男性に観て欲しい作品でした。

2019年2月15日
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悲しい

幸せ

この映画の中に、夫婦、父と子、母と子、同級生、色んな人間関係がリアルに描かれていて、男性の気持が良く表現されているなと思いました。
ぜひとも、男性の方々に観て欲しいです。
特に父と子のすれ違う気持が上手く表現されていて良かったです。役者さんの演技も皆さんパーフェクトで、稲垣吾郎さんの素朴な職人も良かったし、長谷川博己さんが、画面に出ると惹きつけられるものを感じ流石だなと思いました。
何度もみて、次回はまた新たな発見をしたいと思います。レビューされた方で良い評価を書いているにも関わらず、評価の星を打ち忘れている方がいるのでぜひ星を付けて欲しいです。お願いします。、

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サンボ

人それぞれ自分の世界をもっている…

2019年2月14日
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星🌟🌟🌟🌟舞台挨拶の中継付きの先行上映で観ました 凄く良かったです❗みなさん芸達者な人達ばかりであっという間の2時間でした❗阪本監督の作品なのでちょっと難しいかな?と思ったのですが意外と分かりやすくて感情移入しやすかったです。上手く言えませんが…人それぞれ自分の世界をもっている…その世界を半分共有することによって友達になる…ような気がしました!吾朗ちゃん一皮剥けたいい演技しています❗長谷川博巳も吾朗ちゃんに劣らず熱演しています❗池脇千鶴も号泣シーンには思わずウルッと来てしまいました❗オススメの作品だと思います🎵

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ミリン一番搾り

4.0日常、でもそこに…

2019年2月14日
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バレンタインデーのステキなご褒美。舞台挨拶つきの試写会で観賞。

誰にでもある日常。
でも、そこは…
すっと入り込める風景。
でも余韻というか、後から色々と考えさせられる。
あの時あぁしてたら。
そんな想いが人を強く、そして優しくするのかもしれない。

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mina

家族・友人とは..

2019年2月14日
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家族とはこうなんだ
友人とはこうなんだなということが映画を観るとかわる
人を想う気持ちが判りやすく描かれていた
すごく良い映画です.

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めぐ

5.0続いていく私たちの半世界

2019年2月12日
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鑑賞方法:試写会

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近年の日本映画のなかでは出色の出来。
美しい山間の小さな世界で生きる人々。ささやかな暮らしのなかに、友情があり、親子の愛があり、夫婦の愛がある。
森や海の美しい風景とともに描かれる3つの愛が、
強く深く心に響く。
俳優陣もみな素晴らしい。小さな世界を生きる住民と、大きな世界から帰る男を、それぞれがリアルに見事に演じている。
難関な重い映画ではなく、笑いも随所にある。
涙を禁じ得ないシーンもあるが、それが希望へつながっていくラストもまた素晴らしい。
阪本順二監督の代表作になるだろう

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しろみか

5.0語りたくなります

2019年2月11日
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東京国際映画祭の観客賞受賞上映の時に観ました。
映像の美しさ、光、音、一つ一つが今も脳裏に焼き付いています。
ものすごい事件が起こる訳ではないのに、ぐいぐいと物語の世界に入り込みました。
現実なのか、夢なのか、不思議なシーンがあるのですが、見ている自分自身も夢の中にいるような感覚を覚えました。
くすっと笑ったり、おいおいそんな事でいいのか、と思ったり、見る人の性別や年齢、その時の環境によって色々な感想を持つ作品だと思います。
見るたびに違う感想を持つだろうと思う作品なので、公開されたら何度も見たいと思っています。

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ゆき

4.5「稲垣吾郎」はいない

2019年2月2日
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鑑賞方法:映画館

先行上映で観てきました。
パブリックイメージでなら、主人公・紘とその友人・瑛介は逆の配役かも。それがこの配役になったことで、それぞれの魅力が引き出されていた気がします。とくに稲垣吾郎さんは所作、姿勢までが土臭さを漂わせ、いつもの彼はそこにいません。配役した阪本監督の技だなと感じました。
地方の田舎にも、どこにでも「世界」はある。日々の些細な出来事も全部「世界」。人は皆その中で生きている。それを改めて実感させられる映画でした。

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まんまる

5.0泣いちゃいました。

2019年1月25日
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幸せ

全く泣くつもり無かったのに、思わぬ展開で、泣いちゃいました。

不器用な人、コミュニケーション下手な人、何か失敗した人、これからの生き方に迷っている人、第一次産業に従事している人、心に何か抱えている人、傷ついたことのある人などにぜひ見て欲しい映画です。

映像が綺麗です。日本の自然は綺麗だな。

私は見てよかったです。

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rodemu56

5.0半世界

2019年1月24日
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鑑賞方法:試写会

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悲しい

試写鑑賞。
幼馴染みの男3人。昔と今の境遇と関係性の微妙なズレが悲しみを生む。
稲垣吾郎演じる炭焼き職人の大変さ。長谷川博己の「こんなことをずっと一人でやってきたのか」という一言に、孤独と過疎化の進む寂れた地方の現実を突きつけられる。

主演の稲垣吾郎にはいい意味で裏切られた。あの都会的な伊達男のイメージは全くない。とにかく全然カッコよくない。自分勝手で子供にも疎まれているが、特に気にやむ様子もない。鈍感で不器用なオッサンを、妙に悲しみを背負わせたり同情を誘うようにドラマティックにしたりしないで、あえて淡々と演じている稲垣吾郎。だから観ていてとても腹立たしいのだ。それが後半少しだけ変わってくる。少しだけ。だから悲しい。とてもうまい。
長谷川博己は安定の演技力と身体能力でトラウマを抱える元自衛官を演じ、渋川清彦は気のいい男をまんまのキャラクターで演じる。そして、、なんといっても池脇千鶴のリアルな生活感と艶かしい可愛らしさがこの映画をはピシッと締めてくれる。

色んな想像を書き立てられるエンドロールに涙。息子役の男の子もうまい。

多くは語らず、観客に委ねるような映画だが散りばめられた色んな要素を発見できたとき、この映画のホントの深さに気付く。とてもいい映画だ。

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mocagie

5.0東京国際映画祭にて試写、のちに観客賞授賞

2019年1月21日
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悲しい

東京国際映画祭にて試写しました。
試写したのちに、観客賞を授賞した作品になります。
阪本順治監督のオリジナル脚本作品

日常が淡々と美しく描かれています。
悪い意味ではなく、今どきの奇抜な演出はなく
素直に誰でも共感し良い作品と感じると思います。
その分、物足りなさを感じる方もいるでしょう。
すっと入ってきてちゃんと何か心に残るような構成。
世界の半分は平凡の世界、でもその世界の中では
色々な出来事があり、みんな必死に生きている。
迷いながらも、世界はどこかで繋がっていて
無情にも進み続ける。

出演演者では池脇千鶴が好演、稲垣吾郎も新境地を好演。

稲垣吾郎、長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦

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りこ@

4.5東京国際映画祭 観客賞

2018年11月6日
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登場人物それぞれの立場で考えることができる作品。阪本順治監督のオリジナル脚本。
職人の世界。田舎の生活。妻の役割。学校のいじめ。家業の継承。友人との絆。離婚。心の傷。グローバルとローカル。等々。
何度も観たくなる、秀逸な作品。

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salyu

3.0あなたが意識している世界とは

2018年11月3日
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東京国際映画祭「観客書受賞作品」で鑑賞。

伝えたいテーマとストーリー自体はとても重厚で良く、かといって堅くまとめるのではなく、随所に笑えるポイントが散りばめられている演出は観やすかった。
ただ、2時間では描ききれなかったか、それぞれの感情の変化や、それらの関わり合いの描き方が足りなかった気がした。(過去にトラウマを抱える男や、親子関係など)

世界は広く、人それぞれの人生があり、自分が中心だと思っていることが、他の人にとっては意識しないことがほとんどで、でもどれが正しいというわけでもない。それぞれが精一杯生きている現実だし、その関わり合いが生きるということなのだろう。

ところで、炭づくりってやはり大変だよね。ご多聞にもれず、その世界も大量生産の効率化の波に流されてしまっているんだろうね。。

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もの語りたがり屋

3.5情けない男たちの物語

2018年11月2日
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個人的な感想は、この映画を好きという人と嫌いという人は、極端に分かれるのでないかと思う。
この物語に出てくる男の登場人物は情けない人が多かった。
物語が始まって前半、わたしは稲垣吾郎をぶん殴りたくて仕方がなかった。家族を守らない、自分が一番、、父親なら家族のこと守って幸せにしてやれって素直に思いました。
でも、そんな稲垣吾郎にも何だかんだ葛藤があった。
人間の葛藤が広くわかる作品であった。

そして、ダメな人間でも人に必要とされ、かけがえのない仲間がいて、愛されるというのが伝わり、価値観が広がる作品であった。

稲垣吾郎の息子役と池脇千鶴、長谷川博己の存在感がとても良かった。

ただ、省いている描写だったり、登場人物の思いに共感できない場面も多く、もやもやした場面が多かった。

世代、性別によってこの映画の感想は大いに分かれるであろう。わたしはこの映画を見た人と自分の理想の世界を語りたいと感じた。

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かほたろう

5.0本当に面白かった!

2018年11月2日
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悲しい

稲垣吾郎さんの炭焼き職人が秀逸で、演技力の高さに驚きました。普段の稲垣さんとはほぼ遠く、完全に不器用な田舎の山男でした。
スレンダーな稲垣さんが過酷な炭焼き職人だったからこそのストーリー展開だろうと思います。
観て数日経ちましたが、まだ映画の余韻が頭から離れません。素晴らしい映画でした。

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nana

4.0役者と監督の力量が見事に発揮されている

2018年11月1日
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楽しい

主役の稲垣吾郎が職人?と思っていたが、違和感も覚えず映画に集中した。友人役の渋川さん、長谷川さん、奥さん役の池脇さんも思春期の息子もそれぞれが適役だった。演じた役者の力だけでなく、監督の力量でもあるのだろう。

主役が悪いわけでは決してない、今演じられるのは稲垣吾郎しかいないだろうとは思う。それでも、脚本も設定も映像もこのままで、もし主人公を高倉健が演じたら映画は大ヒットするに違いない。そんな思いにとらわれている。

スクリーンの高倉健には生きていく切なさがあった。ゴローさんもっと泣こう。もっと怒ってよ。

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minami