「最近までTAXi5の存在を知らなかった」TAXi ダイヤモンド・ミッション　ハスキーさんの映画レビュー（感想・評価）

つい先日、TAXiの新作があることを知り気になってました。
勿論TAXi1-4は既に観ており、主人公が変わったことは懸念材料でしたが、「腐ってもTAXiシリーズだ」と期待してレンタル。
本当に100円でも観たくないレベルでした。

他の人のレビューで、ゲロとかう◯ことか低俗な笑いばかりだという酷評を見て、「ゲロはお約束じゃん」と思ってましたが、確かにレベルが低い。
途中サーキットで相手の車と勝負したり、間抜けなカージャック犯がいたり、後続車がどんどん事故って山積みになったり、仲間に頼んで道路封鎖したり、最後に主人公たちがヒロインたちと良い感じになったりと、過去作を踏襲する内容が数多く見られましたが、結局何をしたいのか？主人公だけが変わった同じ内容の映画を作りたいのか？それともリスペクトを示したいのか？終始謎でした。
ダニエルの甥がひたすら煩い。最初だけならまだしも、クライマックスのシーンでもギャーギャー煩い。
458イタリア、F40、アヴェンタドール、C1コルベットなどなど確かに高級車やプレミアカーが出てきますが、TAXiシリーズに望んでるのはそこじゃない。
誤って吹替をレンタルしてしまいましたが、みんな素人なの？ってレベルです。字幕なら多少印象は違ったかも。
全体通して笑ったのは5回ほど。堪えてたんじゃなく、本当に笑えるシーンがありませんでした。
最後の船に突っ込むシーンとかはもろワイスピ2のパクリ。そうなるとハゲはドミニクかショウあたり狙ってんのかなこいつって要らぬ詮索をしてしまう。
以上、今まで観てきた中で最悪の出来の映画でした。