クワイエット・プレイスのレビュー・感想・評価
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メッセージが伝わって来ない
恐怖を与えたいのか家族愛の感動を伝えたいのか激痛に悶絶する姿を見せたいのかよくわからない。ライフル銃で撃退できる程度の防御力しかないエイリアンなら米軍の戦車部隊と歩兵の機関銃だけで充分せん滅可能では?と思う。父が子供を探すのにライフル銃では無く斧を持ち出したのも理解不能。ライフルの音に刺激されたのかラストシーンで大量のエイリアンが出現するが、ならば前日の花火では何故1体だけしか出現しなかったのか謎。とにかくストーリーに矛盾が多く楽しめなかった。
一言だけ
全体の感想は他の方々と大差ないので譲るとして……。
1つだけ言いたい。
お母さんが妊娠した時期。
映画では末っ子が亡くなってからほどなくして妊娠したと思われるので、せめて末っ子が亡くなってからの日数を3ヶ月とかそれくらいの期間にしておけば……。
クリーチャーがやってくる前からすでに妊娠していたとなるので、あまり反感も起きなかったかと。
あの期間だと、クリーチャーがいる状況でヤッたのかよ!と突っ込まずにいられない…【。
単純なアイデアを逆手に取った作品。
予告編上映を何度も観ていて、なんとなく興味があったので観賞しました。
音をたてたら即死と言う設定にさて、どんなんかな?とさほどハードルを上げずに観たら…個人的にはかなり当たり♪
設定自体はインディーズ系やB級作品にありがちですが、単純だからこそ、あんまり小難しく考えずに観れました。
音をたてたら即死の正体は宇宙からの謎のクリーチャーと言うのも早々とネタバレしてもさほど気にならず。
些細な音でも反応して攻撃してくる敵がいるのに、子供が産まれると言うフラグもご愛嬌♪
階段から釘が飛び出ているフラグも定番ながらに嫌いではない。踏んだら痛いのは当たり前でも痛さが伝わってくる。
この作品のポイントはクリーチャーが出ているけどSFホラーと言うよりもシチュエーションスリラー的な要素が強いのと、家族愛を描いたサスペンスドラマ的な感じが強いのがマル♪
何よりも観る側にも緊張感を強いているのが良いです。
音とたててはいけないと言うのが観る側にも伝わって、上映中も心地好い緊張感に包まれて、飲食をするのも躊躇うぐらい。
なので、上映時間も90分と言うのはベスト。これ以上長ければ、観てる側が持たないかな。
最近でここまで観賞に気持ちを傾ける作品も珍しいのでは無いかな?と思います。
難点があるとすれば、クリーチャーの弱点が割りと単純。
盲目で外皮が異様に硬くて、音に敏感に反応して攻撃してくるぐらい耳が良いのなら、音が弱点でもあるんじゃね?と言うのは割りと単純に推測できるのでは?と思うのに、そこには人類は気付かずに壊滅状態w まぁ細かい事は言いっこ無しかな。
あと、エミリー・ブラントがショットガンを片手に“さぁ反撃だ!”と言わんばかりに終わって、続編がある様な感じの終わり方でしたが、この設定だからこそドキドキする訳ですから、続編はやらない方が良いのではないかな?と言うのは個人的な意見です。
単純な設定ながら、声を出したり、音をたてたり出来ないストレスは十分に分かるので、最後まで飽きずに観賞。
単純なアイデアを逆手に取った勝利的な作品で細かい事は突っ込まず、考えずに観ると、楽しめる作品ではないかなと思います。
結構お薦めです♪
言いたいことも言えないこんな世の中じゃ♪
うーん、久々。
「孤狼の血」から5か月ですか。
相変わらず姫が生活の中心で、おっさんの映画鑑賞はすっかり激減してしまった。鑑賞だけならまだしも、レビューなんて書こうものなら、蹴り倒されるそんな日々のすきを見ての、
「クワイエット・プレイス」
・
・
・
オープニングから末っ子をブチ殺すように、次は誰が殺られるか、の緊張が走る。ただし、設定はしょせん出オチモノなので、緊張感の持続には限界がある。どうしてもダレる。
そこでどうしたかというと、セリフはもちろん少ないが、のどかな風景に、でもBGMはガンガン、という。そこは、ほれ、BGMも極力減らし、というのが定石なのだが、楽曲が結構よく、ついつい使ってしまった、というのが実情なのかもしれない。
これが、「退屈」と「味わい深い」と「やかましく興を削がれた」の観る側のリテラシーに頼る結果に。
クリーチャーについては、突っ込む人も分からないではないが、いや、分からないか、クリーチャーの設定はそんなに重要ではない。
この映画のクリーチャーは、慎ましく生きる家族に対し、理不尽な外敵、テロ攻撃、庶民の味方にならない政治政策、不況経済、ネットで気に入らないことがあったらすぐ食いつくお前らの圧力そのもの。
庶民はじっと我慢し、言いたいことも言えないのだ。
そんな世の中に耐えながら、小さな喜びを求め、生きがいを感じ、希望を未来につなぐ家族の物語だ。
だから、赤ちゃんを産むのは、当然の欲求であり、義務なのだ。ちゃんと見てれば、用意周到に準備していることも分かる。
ブサイクで、聴覚障害で、性格もめんどくさい長女がイイ。昨今のマイノリティヨイショの臭いにおいが少々鼻につくが、そこは抜かりない、と観るべきか。
というより、父親は、そんな長女でも、それでも、それでも、愛する。そして命を呈して、子を守る。父親はいつだって、そういう役割なのだ。というメッセージが、子を持つおっさんにはとても響く。
追記
劇中、もうろくジジイに、家族の命の危険にさらされる、なんて、ホントこの映画は家族の映画なんだなと、笑った。
追記2
ニール・ヤングの「Harvest Moon」。
20年前に聴いたときはさっぱりだったが、この年になり、こういうシーンで使われると、染みるなあ。
めちゃ退屈だよ
「音を立てたらアイツに殺られる!」って設定なのね。だから、台詞は全部手話でね、静かに話が進むからめちゃ退屈。
それでどうも全く音を立てたら駄目というわけじゃなくて、アイツに聞こえなきゃ良いみたいなの。「じゃあ、防音室つくって、そこで暮せばいい」と思っちゃうのね。音を立てずに防音室作るのが難しいのかもしれないけど、カラオケボックスの一つぐらい残ってなかったのかな。
あと遠くで大きな音がしたら、釣られてそっちにいくみたいだから、定期的に遠くで大きな音をさせといて、そっちにおびき寄せとけば、それなり安全なんじゃないとか。
そんなことを思ったら、もう物語に入り込めないね。
釘も引っ張りすぎなんだよね。そもそも最初に引っ掛かったときに直すと思うよ。あんなに色んなことに気を遣って生活してんだから。で、引っ張るわりに一回しか使わないんだよね。
地下室が水没しそうになるところは「次から次へと、良くパニック状況考えるな」と感心したんだけど、「水没する!どうしよう!」じゃなくて「アイツがいるけど水の音で助かった!」ってことなのね。どうでもいいな。
設定を考えたはいいけど、リアリティもたせるところで、ちょっと無理が出ちゃって、難しかったのかな。それでも、二時間観られる作品に仕上げられるのは、凄いと思ったな。
面白かった!
最近はエイリアンをクリーチャーと呼ぶようになってて、おそらく、この化け物は宇宙人なわけですよ。未知との遭遇に対して、ルールがー!意味わからないー!と泣いてるレビューが多いけど、宇宙人の事なんて誰もわからないだろ…。
なぜ、軍隊が殲滅されたのか?。鎧がミサイルよりも頑丈だったからじゃね?。耳が良過ぎるが故に高周波なのか超音波なのか知らんが、その苦手な音に反応して、内臓を曝け出した時が唯一の始末方法なんだと思う。
なんで、滝など自然の音には反応しないのか?。
そりゃあ、最初は反応してたんじゃね?。
でも、無意味なことを知って識別できるようになり、滝には反応しなくなって、動物が動く音にだけ反応するようになったんだと思う。例えば、暗闇に蚊が飛んでて、人間が蚊を始末するのに、水の音に反応しないのと一緒だと思う。
リアリティのあるクリーチャーだと思う。
お腹の音が響くの〜
静かなので
みんなクルクルキュルキュルお腹鳴ってました(笑)
ディセント
ハーモニーオブ・ザ・デッド
ドントブリーズみたいな
目は見えないが音に反応すやぁつ
クリーチャーの耳アップや
音が弱点などハーモニーオブ・ザ・デッドまんまでしたが
オチはわかっちゃっても
希望があるラストだったので良かったです‼︎
花火や酸素マスクと準備もしてたが
あの世界で赤ちゃん産むかね⁇
スゲ〜ので一声です。
惜しい!
作品のアイデア、雰囲気はとても好みでした。
ほとんどセリフがなく、BGM以外の音も極力抑えた作りには、観客も思わず静寂を保とうと、飲食や衣擦れの音、咳などを我慢しよう、という意識を持たされます。
また、主人公である五人の家族のうち、音を立ててはいけないにもかかわらず、音を認識することのできない聴覚障がいを持つ長女と、怖がりだが注意力に欠ける長男、そして、末っ子の四歳の男児がいる、といった点でも、子どもたちがいつヘマをするかとヒヤヒヤ、ハラハラさせられました。
さらに、母親のお腹の中には、赤ん坊までが……。
そういった、家族構成や演出面はとても良かったがために、設定の甘さが心底、悔やまれます。
それというのも、
ほかのレビュアーさんが指摘されているように、
なぜ、滝や川の近くで生活しなかったのか、という点です。これはかなり深刻な欠陥だと思います。
今回のクリーチャーは、目は見えないが、音には敏感に反応して襲ってくる、という性質を持っています。しかし、滝や川の流れなどの大きな音の近くでなら、会話をしたり叫んだりしても、クリーチャーには感知されない、と父親が息子に教えるシーンがあります。
それならば、普段はそういった、川や滝の近くで生活をし、必要なときにだけ民家を利用する、としておいたほうがよかったような気がします。仮に、そういった生活が無理なのであれば、その理由を作中で語ってほしかったです。でないと、父親が有能なのか無能なのか、よくわからなくなってしまいますから。
他にもいくつか気になる点はありましたが、上記のことがもっとも大きな欠陥であり、この作品の完成度を大幅に下げてしまっているため、非常にもったいなく思うばかりです。
雑なスリラー
音をたてると襲われる事に特化した内容だけにディティールの粗さが気になってしかたなかった。
●話がまったく広がらない。襲われそうになる→静かにするを繰り返すだけ。人間世界が破滅しそうって設定も生きていない。
●静かな赤ん坊が信じられない。そりゃ生んだら泣くでしょうよ。この状況で新たに子供を作ろうというのが理解できない。せめて陸の孤島よろしく夫婦二人だけの孤独な生活の中で生きる希望のために…とかだったらわかるけど、守るべき子供はすでに二人いるし。生むにしても完全防音の部屋を作るとかもっと対策するよな。あんな静かな出産はおかしい。
●もう細かな美術まで気になりだした。音をたてそうな物が机に並んでいたり、風に音をたてそうな洗濯物を干したり。作り込みや発想が中途半端。
●姉が音が出るおもちゃを与えるのもご都合すぎ。命がけのサバイバルしてるようにまったく見えない。
●静かにしてれば見つからないのにわざわざ音をたてて逃げてるようにしか見えない。父親も最後は叫ばず何か投げつけて音をたてるとかするよね?
●エイリアンが弱い。高音で撃退できるとか、誰かとっくに気づくと思う。そもそも銃で死ぬなら軍隊が駆除してる。
「トレマーズ」みたいにモンスターの登場から描いて町の住人とかからめた方が良かったんじゃないか?妊婦も自然な設定になるし。コメディにして騒音住人が真っ先に殺されるとかね。
ティム バートン原案?
つい「マーズアタックやん!」とついツッコミを入れてしまった、あのティムバートン監督の大傑作をすぐに思い出しました。余程、宣伝文句が上手かったのか「ネタバレ注意」とか「カメラを止めるな」ばりのキャッチコピーでか知りませんが全米で大ヒットしてるって言うから観るしかないよね?
低予算のB級ホラーてかジャンル映画って
見方によっては良かった映画がもしれない。
もう、「し〜ん」から「どーーん!」みたいなのはいらないよ。
まず、最初の犠牲者のあいつなんだけど、あんな調子で良く80日も生き延びてこれたな?その前にもあっただろ?
400日も生き延びてきたら流石に余裕があるのか、家の中にいつ落ちてもおかしくないようなモノを高い所に置きすぎで、こっちから注意して上げたくなったよ。
音出そうなヤツ置きすぎ。
あと、誰も思ったあの…釘、クギ、くぎ!
そんなんあるかい!あんな長い釘が立つクダリ…階段からあんな釘あったらその前に気づくだろーよ。
あの釘を襲って来たアイツらが踏んで「ギャー」ってなったらそりゃ笑ったと思うけど。
しかしアイツら目が見えないのに良く地球に来れたな?
地球外生命体とは限らないか?
しかもアイツら見せすぎる…ドラゴンフィッシュ的なヤツを想像してたから。
最後、銃が似合うエミリーブランドがアイツら無双してエンディング…だったら満点だったのだが。
なんかモヤモヤしたので続けざまに観る予定のなかった
スカイスクレイバーを観て(~_~;)しまった。
脚本の巧さを堪能。無理な設定を最後まで魅せ切る巧みさ。
「カメラを止めるな!」を観た時にも思ったことだけれど、やっぱり脚本が巧い映画は総じて面白いものだ。設定が奇抜だったり展開がアブノーマルだったりしても、脚本が巧ければ(余程おかしな演出をしなければ)映画は面白い。この「クワイエット・プレイス」も実に脚本が巧いホラー映画で、存分に楽しませてもらった。
この映画の世界観は独特で不可解である。しかしその意味不明な設定を冒頭のシーンで瞬時に観客に理解させ、それ以降は余分な説明をすべて省いて一気にスリラーの世界へ引きずり込む。それでも観客がついて行けるのは、冒頭の短いシーンだけで設定が十分に描写されているからであり、そこから以降の物語にも観客をひきつけ牽引するだけの力があるからだ。寧ろ、あえて説明しすぎないからこそ恐怖が煽られて物語が楽しく見られるという側面もあるのではないだろうか。
スリラーやホラーの世界において「音」というのはある意味で飛び道具のような要素があり、大したシーンでもなくとも唐突に大きな音を立てれば観客をとりあえず「嚇かす」ことはできる。しかしそれは少々卑怯な手法であるはずなのだが、この映画はその「音」にこの映画ならではの意味と重要な設定を組み込んだことがまた巧いところだと思う。妊婦、補聴器、手話、乳児・・・一つ一つの設定が、「音」という重要な設定と見事にリンクして機能して物語を効果的に盛り立てる。リアリティのないはずの設定の中で動く人間たちのリアリティとそれを描き切る脚本の力を感じる実に巧い映画だった。
俳優としても名高いジョン・クラシンスキーの幾度目かの監督作品だけれども、この映画においてはその演出力も確かだし、実生活でも妻であるエミリー・ブラントの演技もまた素晴らしく、この映画がホラーでなければ演技賞ものではないかと思うほど。ただ私が最後にどうしても言いたいのは、「ワンダー」でもお見かけした子役のノア・ジュペくんってやっぱり可愛いよね、ということだ。
音を出したら即死の設定なのに...
冒頭の89日目に音を立てた幼子を亡くしたのに、400日後に妊娠してる時点で???
とてもじゃないが赤子を育てられる環境じゃないよね?
謎の生物が跋扈し町の荒廃ぶりからして警察はおろか軍も機能してないと思われるけど「電気」通ってるし。
家族愛?自己犠牲?そもそもの設定が酷すぎる。
緊張感が半端ない
設定的に突っ込み所が色々ありますが凄く物語に引き込まれました。
終始自分も緊張しながら観てたので終わったらどっと疲れました。
パパが死ぬ前に子供に気持ちを伝えるシーンで号泣。
最後ママのやったるで的な表情に希望が持てました。
あの家族に幸あれ…
ホラー映画の中では好きなタイプ
いろんな人が書いてあるとおり、突っ込みどころは満載。
母親が妊娠しているのがこの映画の最大の見所でもあり、破綻ともいえる。
が、世界的な終末ドラマではなく家族のドラマに絞り、耳の不自由ながら、賢く、勇気のある娘と親との葛藤を見せるなど、大味な設定をうまくカバーしている。
緊張感が良い
今夏の話題作だが、音をたててはいけない、という設定が良く効いていて、緊張感があって良い。まずエミリー・ブラントが好演。
そしてコレもお父さんものであった。良きかな。
ハリウッド映画としては意外な展開が2つ、いや1つかな。
総勢5人の家族で2人も死ぬとは思わなかったので…
モンスターの造形はなかなか良かったけど、クローバーフィールドのモンスターに似すぎてる気はした…
絶対に音をたててはいけない
基本的に登場人物が喋らないので、眠い時は眠くなるかもしれません。でも、敵が登場した時などに大音量になるので、びっくりして起きれるかもしれません。
それはともかく、緊迫感が素晴らしい映画です。見いってしまうし、シーンによっては顔をしかめてしまいました。
つっこみどころは所々あります。乾電池捨てておけとか、なんで妊娠してんのか、赤ちゃんは普通もっとうるさいよね、等。
父ちゃんの最後の行動も、もっと何かあったんじゃないの、という感じ。
あと、あの家じゃなくて滝付近に住むか、
電気もあるならトイレの要領で滝の音を出す装置でも作って設置した方が安全に暮らせそう。
感想
・電気はソーラー発電?
・最初の89日目では身籠っていない?身籠っていたら時系列おかしいか
・末っ子を失ったから身籠った?よくこの状況下で子育てできると思ったな
・水はなんで?
・子どこたちは塔の上で一晩過ごせなかったのか
・出産間近で母を1人にするとか
・町で過ごした方が良くない?音を出してからのタイムラインを稼ぐため?
・ポップコーン食べづらかった
Netflixではつくれない体験
Netflixなどのデジタル配信への対抗からか、"映画館で観る"ということに特化した作品がふえているように思います。
映画館という暗闇で観るという体験を使った「ドント・ブリーズ」
大画面で観るという体験を使った「ランペイジ 巨獣大乱闘」や「MEG ザ・モンスター」
そして静かな空間で観るという体験を使った本作「クワイエット・プレイス」です。まさにクワイエットプレイスとは映画館のことですね。
本作はホラー映画でもありますが、ファミリームービーでもあると思います。主演のエミリー・ブラントと監督・脚本・主演のジョン・クラシンスキーは実際に夫婦でもあります。
クリーチャーの正体は結局わからず(メキシコに落ちた隕石からのエイリアン?という描写はありましたが。)、あんな状況で赤ちゃんを産むのはないんじゃないかと思いましたし、音を立てるリスクのあるものは片付けた方がいいんじゃないか?(廊下の額縁など)とか、突っ込もうと思えばいくらでも突っ込みどころは出て来ます。
しかし!私は本作の家族愛という荒々しくもまっすぐなテーマに感動しました。
クリチャーの弱点は娘を思う父親の気持ちがなければ見つからなかったし、子を守る母親の強さがなければあのエンディングはなかった。守られるものから守るものへ変わる(ジョン・クラシンスキーは母さんを守ってやれというセリフが何度も入る。)その瞬間のエミリー・ブラントはかっこよかった。
音ビックリ系のホラーは恐怖演出の手法として安易に感じあまり好きではなかったのですが、本作は音を立ててはいけないという緊張感が画面の中だけでなく劇場内にも広がっており最高でした。
また、突っ込みどころであった赤ちゃんですが、新しい命が生まれる瞬間と、赤ちゃんが産声を上げた瞬間が死を意味するという構造は中々面白いと思いました。
クリーチャーのデザインがベノムとストレンジャーシングスのデモゴルゴンを組み合わせたようなデザインで、そこまで新鮮味はなかった。音が弱点というのもサム・ライミ版スパイダーマンのベノムのような設定。
続編の可能性もあるとのこと。楽しみです。
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