劇場公開日 2018年8月1日

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「【”自分で切り拓く、16歳の恋の運命。”田舎の澄み渡る青空と白い入道雲の下、描かれる二組の恋の鞘当て。けれど、別の人に想われても、二人の互いへの想いは強くって・・。今作は直球の青春恋物語である。】」青夏 きみに恋した30日 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”自分で切り拓く、16歳の恋の運命。”田舎の澄み渡る青空と白い入道雲の下、描かれる二組の恋の鞘当て。けれど、別の人に想われても、二人の互いへの想いは強くって・・。今作は直球の青春恋物語である。】

2023年6月26日
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鑑賞方法:VOD

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■夏休みの間、大自然に囲まれた祖母の家で過ごすことになった都会育ちの女子高生・リオ(葵わかなは、そこで地元の高校生・ギンゾー(佐野勇斗)と出会う。
 少しぶっきらぼうだが、心根の優しいギンゾーに、リオは一瞬で恋に落ちる。
 ギンゾーも又、真っすぐなリオに次第に惹かれていく。

◆感想<Caution!内容にやや、触れています。>

・東京から来た16歳の女子高生と18歳の田舎の男子高校生の出会いのシーンから、キラキラと輝いている。
 それは、今作の舞台設定が大自然に囲まれた田舎である事が大きいと思う。

・夏休みといえば、豊かな自然の中で行われる河原でのBBQや川遊び、お祭りなどであろう。
 今作はそのような、“田舎の夏休み”が盛り込まれつつ、ギンゾーとリオとの恋物語が展開されるのである。

・ギンゾーには親が勝手に決めた相手がいるし、リオにも彼女に恋する男子高校生がいる。だが、今作ではそれが陰湿な描かれ方をしていないのが良い。
ー 水泳競争や、橋の上からの飛び込みなど、”恋の鞘当て”も描かれているが。-

<一夏の恋だと思った二人が、別れてからも相手の事が忘れられず、ギンゾーが美術のセンスを買われ、東京に出る決心をし、勇気を出してリオに言った言葉。
 ”一年、待っていてほしい・・。好きだ。”
 もうね、オジサンはね、汚れてしまったオジサンはね。今作の様なピュアな青春王道恋愛映画が好きなんです・・。
 何時までも、人を恋する気持ちは持ち続けたいモノである。(除く、不倫。)>

NOBU