劇場公開日 2018年4月14日

「彼女を「不思議ちゃん」で片づけないで欲しい。」心と体と 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5彼女を「不思議ちゃん」で片づけないで欲しい。

2018年4月15日
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鑑賞方法:映画館
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栗太郎
栗太郎さんのコメント
2019年12月10日

>きりんさん
親御さんの愛、全くその通りだと思います。たぶん彼女は、その存在が疎まれる環境に居ながらも(つまり学校でのいじめとか)、しっかりと愛を与えてくれる人がいたんだろうなあ、と思わせてくれますね。

栗太郎
きりんさんのコメント
2019年12月9日

はじめまして。

この映画が(少なくとも映画中では)バッドエンドにならなかったのは、対人関係障害を持つマーリアがおそらく、確かに、親御さんから愛されて大切に育てられてきたバックグラウンドがあったからなのだと僕は思いました。

つまりエンドレの「愛しています」の電話の声に彼女はポジティブに反応出来てリストカットを中断。嬉々としてエンドレの元に走れたからです。
生い立ちにもDV・ネグレクト 等問題があってしまったのなら、彼の電話も空振りとなりあまりにも残酷な暗い結末になったかもしれませんね、そこは僕は本当に救われました。
マーリアのご両親も娘の変化をどんなにか喜んだだろうと、観賞後いろいろ思いが及びます・・

きりん
susuumucchiさんのコメント
2019年6月24日

社会に適応することが普通にできない彼女が、自分の負っている難しい特質を承知で彼に心を寄せていく不器用さな様子を、それを受け入れる彼の立場と同調させながら波が小刻みに押し寄せるように描いている。余韻の美しい作品。

susuumucchi
いぱねまさんのコメント
2018年5月10日

サヴァン症候群ですね。
セックスシーンのあの不器用なそして無機質の能面さはリアリティが表現されているのですが、本当のところはどうなんでしょうね。

いぱねま