劇場公開日 2019年5月31日

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「科学者魂」ゴジラ キング・オブ・モンスターズ Bluetom2020さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0科学者魂

2023年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

渡辺謙の芹澤もベラ・ファーミガのエマも自分の思いを貫いた。その科学者の信念に敬服。ただ、オキシジェン・デストロイヤーが芹澤の最終兵器でなかったのが残念。伊福部テーマも入れてくれたり、初作のオマージュを入れつつ、ここは違うんだなあ。
それにしてもアメリカ映画になってしまうと、リスクと市民が近すぎる。どうして危険だとわかっていて、人々はあそこまで怪獣たちに近いのか全くの疑問。ありえない国民性なのか、こういう形でしか危険とか緊張感が表現できないのか。何が不満かというと、そもそもゴジラは放射能を浴びていて生れ、放射能を発しているはず。こういう目に見えないリスクをこの作品は完全無視している。だから市民も近い。この点、「シン・ゴジラ」は初作に忠実かな。
一方、怪獣たちの不気味さとか危険な美しさとか、拍手。特に、赤く燃えさかるラドンの翼は美しかった。九州の炭鉱シーンのラドンと比べると100倍美しい。モスラはそもそも美しいので限界あったか? 怪獣たちの集う姿は、小学生時分を思い出す。それだけでワクワクする世代。堪えられない再現でした。
なつかしい記憶、当時の小学館にあった学年別誌は時期的に怪獣映画ゴジラとガメラが最前面に掲載。我が家では両方はなくて自分が選ぶ。ゴジラは怖そうとガメラを選ぶが、大映の併映作品「大魔神」がもっと怖くて夜寝られなかったなあ。

Bluetom2020