劇場公開日 2018年7月20日

  • 予告編を見る

「細田守のオ○ニー映画」未来のミライ ぷしーさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5細田守のオ○ニー映画

2018年8月28日
スマートフォンから投稿

寝られる

絵はとても綿密で綺麗だった。構図や動きなどの見せ方が上手く、圧倒されるシーンもあった。味の良いキャラもいてよかった。

と、褒めるのはここまで。というか褒めるべき点が他にないから困ったものだ。

まずストーリーが終始支離滅裂、荒唐無稽で視聴者が置いてきぼりだった。理由付け、関連付けも無くただただ無制限に不思議なことが起きるだけ。例えるなら4才児の昨晩見た夢を90分間聞かされるような辛さがあった。しかもその中に細田守の人生観、主義主張を無理矢理ねじ込んでるものだから嫌悪感しか感じなかった。

さらに登場人物の会話、特に父親の会話が寒々としていて見るに耐えなかった。まだ感動シーンや物語のクライマックスで臭いセリフを言うのはありだが、日常シーンでかっこよくもなく共感も感動もできない寒いセリフを言われるとこっちが恥ずかしくなってしまう。

総評は、絵は良いがストーリー(この映画にそもそも存在しないが)と会話とセリフ回しが酷い上に監督の人生観、主義主張を聴かされるだけのオ○ニー映画だ。

ぷしー