劇場公開日 2018年5月12日

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「すぐ側にはディズニー・ワールド」フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5すぐ側にはディズニー・ワールド

2018年5月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

萌える

色が豊かでPOPなカラフルさが鮮やかにムーニー率いる子供ギャングが楽しそうで自分の幼少の頃を思い出す近いような遊びはしていたなぁと。

子供ギャングに翻弄される大人が特に管理人ボビーは毎日が大変でオマケにムーニーの母親ヘイリーにも頭を悩ませて最強親子。

良い意味でも悪い意味でも親が親なら子も子って感じの二人でムーニーもヘイリーも予測の付かない行動ばかりでとにかく周りを困らせる破天荒極まりない場面に笑わせられる。

そんな毎日が楽しそうだが根深い問題は山積みで本来なら暗く重い物語の方向性になりそうなのに陽気な天候のフロリダにクレイジーな色使いの建物の数々にヤッパりこの親子の姿に明るく愉快に観れてしまう!?

監督の前作「タンジェリン」の雰囲気も感じられ個人的には「神様なんかくそくらえ」の主人公と母親ヘイリーが何となくカブるし「トリュフォーの思春期」を思い出す子供描写。

母親ヘイリーがジャンキーだったら目も当てられない最悪な結末が!?と勝手にホッとしている自分が!?

気のせいかな?メイコン・ブレアが!?

万年 東一