劇場公開日 2018年4月6日

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「これは「クリード」級の大感動作!」ダンガル きっと、つよくなる 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0これは「クリード」級の大感動作!

2018年4月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

大ヒットインド映画
「バーフバリ 王の凱旋」の興奮がまだまだ冷めやらぬ私的には
その「バーフバリ」の世界興収記録を抜いて歴代1位のこの映画、
どれほどのものかと興味津々で、観てみたら〜
確かに素晴らしい出来で文句なしに現時点で暫定今年度一位!!
(「バーフバリ」は昨年作とカウントして〜)
映画のエンドロールの最後に思わず拍手してしまった!!
やっぱ、実話は強いです!!

前半はややコミカルな作りで入りやすく作られていて
最後は「ロッキー」や「クリード」のラストの興奮が蘇り
思わずガッツポーズをしたくなる作品!!
スカッとしたい方、え〜〜インド映画??て方も見て欲しい。
音楽シーンはあるけどストーリーに関係ない
無駄なダンスシーンはありません。

で、月に10本ほど映画館で映画を見る中途半端な映画好きとしては

アーミル・カーン演じるお父さんの子供たちへの強制は
かなり強引すぎて少々引いてしまうけれど
最初はお父さん自身も
「女の子では夢を託せない」と諦めていたので、
女の子でも強ければチャレンジできる!と
女性蔑視の考え方を真っ先に切り替えた本人であり
誰よりも女子の進出を願う人に変わったことが泣かされるね〜。

世界的に差別と戦う映画が観客の共感を呼ぶ時代になったよね〜。

アーミル・カーンの代表作「きっと、うまくいく」を
観ているので、彼に関しては何の不安もなし。
中盤、成長した娘とレスリングをするシーンがあるのだけど
あの中年太りした体でよくあそこまで〜〜
そのことにも結構感動しました。
きっと映画のために太ったのでしょうね。

そしてそして、娘二人を演じる女優さん?もしや選手?
とにかく凄い!!
少女時代の連勝シーンも凄いし
成長してからのガチの試合シーンは大迫力!!
名前をちゃんと知りたくてパンフレットを買おうとしたら
「販売用は作られていません」とのこと。
こういう情報の少ない映画ほどパンフレットを作って欲しかった。

そして、ラストのある仕掛けが〜〜
涙腺崩壊!!

この映画の主題である女子レスリング、
伊調選手や吉田選手が毎回当たり前の様に金メダルを取るので
もちろんリスペクトはしていたけれど
これまできちんと試合そのものを見たことがなかったんです。
伊調選手や吉田選手がどんだけ大変なことを
毎回毎回連続して来たのかを改めて思い知らされて
リスペクトの気持ちが更に大きくなりました。

東京五輪では真剣に試合を見たいと思います。

★もう一度観るなら?「劇場で近日中に観ます!!」

星のナターシャ
でめこさんのコメント
2018年4月15日

たぶん、売るはずのパンフレットに、今回日本のレスリング騒動に関わった誰かのコメントが載っていて、外に出せなくなったのでは?と推測します(^^;;

でめこ