劇場公開日 2018年3月30日

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「夜明け前が1番暗い」ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 オカマ声ちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0夜明け前が1番暗い

2018年4月19日
Androidアプリから投稿

たった数週間の物語。
それは本当に濃密で、すでに万単位の人が戦死してる上に、自分の選択次第では更に戦死者が増える。
そこを解ってながら「誇りを取る!」なんて言うのは簡単だけど……それを自分が決断して熱弁するなんて考えただけで胃が痛い。
そりゃ飲まなきゃやってられねーわ。
後半、本当に聞いたのか? 話を盛ってるのか? チャーチルが市井の人に問う。

……で、思った。
こういう政治的な映画を見ると我が総理はどうだろ?
問題なんてアホほどあって、沖縄に住む人は基地問題、子供がいる人は保育園や教育、原発の側で暮らす人は安全の保証。
どれ一つ取っても当事者には重要な問題、一変に解決は難しい。
誰にとっても完璧なリーダーなんか無理だけど、せめて私達は話を聞いて欲しい。
年内に解決出来なくても、その声を聞いてるんだと解り、少しでも何か変われば着いていく。
だけど現実は……朝からウィスキー飲んで、ランチ食べながらシャンパン飲んで、夜も一瓶空けなきゃやってられねーわ!

それにしても、うーん……言うても、歴史上の人物の実話に基づいた映画だからネタバレも何もないんだけど、最近の映画のCM、オチの映像流しすぎじゃないですか?
本当に余計。

オカマ声ちゃん