劇場公開日 2018年3月30日

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「この映画で泣くとは思わなかった」ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 豆さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0この映画で泣くとは思わなかった

2018年3月31日
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鑑賞方法:映画館

傑作!

基本戦時下のイギリス内閣内の話。
しかしその裏には何十万人もの名もなき兵士がいるわけで…その兵士たちの命、また兵士たちの家族もいる。全ての国民、全ての想いがチャーチルの肩にのっている。1つ1つのシーンでも彼の孤独感を表現していて、しかも奥さんを通してチャーチルという1人の男の人生までも表現。

映画ダンケルクを鑑賞済だからかもしれないけどチャーチルの演説・閣僚会議の裏にはあのダンケルクの作戦・情景があるんだという気持ちが押さえきれなくなり涙が止まらなかった。戦時下のイギリスという国を背負ってしまった男の苦悩と孤独と決断に涙。

あと、題名にある〜ヒトラーから世界を救った男〜はちょっと違う。民衆の言葉を聞き自分の信念を貫き演説によって伝えるべき言葉を巧みに表現できる(その裏には過酷な努力がある) 自分に正直な男だった。

注:どうかエンドロール最後まで席を立たずにいてください。ある音が聞こえてきます。
戦い抜いたneverの音

豆