ウイスキーと2人の花嫁のレビュー・感想・評価
全42件中、21~40件目を表示
楽しい
1949年に製作された同名映画「Whisky Galore」(日本未公開)のリメイク。戦況悪化のあおりを受けてウイスキーの配給が止められたトディー島の住民たちは、すっかり無気力に陥っていた。島の郵便局長ジョセフの長女ペギーと次女カトリーナはそれぞれ恋人との結婚を望んでいたが、周囲からウイスキーなしの結婚式はあり得ないと反対されてしまう。そんな中、輸出用に5万ケースものウイスキーを積んだニューヨーク行きの貨物船が島の近くで座礁する事件が発生。これを神様からの贈り物だと捉えた島民たちは、禁制品のウイスキーを「救出」するべく立ち上がる。コメディーとして最後まで楽しい、幸せな気持ちになる作品でした。
かわいい♪
ストーリーはほっこり。
ウイスキーはスコットランド人の生活にはそんなに欠かせないものなんだとは…。
婚約の席で、ウイスキーの盃を回し飲みするのは、日本の三三九度にも通じる気が…。
お酒と儀式と人々の生活、世界共通のものがあるのね。
ファッションやインテリアがとっても可愛い!
島の自然や古い町並みの中、ゆっくりと流れる時間が伝わってきた。
大きなストーリー展開はないけれど、とても楽しめた作品だった。
英語はなまりで、聴き取れないところが度々。
音楽も良かった♪
父の愛を感じる、ドタバタ喜劇
実話を下にした作品。
第2次世界大戦中の1941年、スコットランド・エリスケイ島沖で起きた貨物船SSポリティシャン号座礁事件がもとになっている。また、日本未公開の1949年に製作された同名映画「Whisky Galore」のリメイクでもある。
スコットランドって、何かにつけてウィスキーなんですね。なので、ウィスキーが無くなると、何もできなくなってしまう・・・。そんなところに、天からの配材か、目の前にウィスキーが沢山あるんですから、そりゃぁ、欲しくなりますよね(笑)。それにしても、かなり脚色しているであろうとは言え、こんな事が実際にあったとは。
興味深いのは、“安息日”が厳格に守られている事。一瞬、ユダヤ教徒かと思いましたが、そうではなくて、カトリックと言う事ですね。しかも、かなり厳格な。いまもヨーロッパでは、日曜日になると街中の商店と言う商店が閉まりますが。それと、パブのオヤジが、裏切ってしまうのですが、それに対して島民が「ユダ!」と言葉をかけるのも、なんともカトリックですね。
その他にも興味深いのが、“軍務の経験がほとんどなさそうな民間人”が“大尉”と言う将校の地位にある事。なので、アフリカの激戦の地から戻ってきたきちんと訓練を受けている軍曹が、そのぼんくら大尉の指揮下に入ってしまうと言う・・・。大尉は、どうもホーム・ガード(Home Guard)と言う、ナチス・ドイツによる本土侵攻に備えて、17歳から65歳までの男性により組織された義勇兵組織みたいですね。指導者的な立場にあったのは主に地域や自治体の有力者みたいだったので、まぁ、町内会?的な感じと言うと、言い過ぎ?だから、軍務経験のない人物が将校になっていたりするんですね。
戦時中とはいえ、どこかのんびりとしているところが中々面白かったです。それと、寂しいながらも、二人の娘を嫁に出すお父さんに、娘への愛を感じました。
スコットランドに行きたくなる
老若男女がウイスキーで幸せに暮らせる島のお話。子供たちが小間使いにされているのは可愛らしくも健気。現代なら大問題になりそうなことがサラッと描かれていて、昭和の時代はヨーロッパも「昭和」だったのね、とうなずけました。スコットランドの離島の風景や音楽が良くて、行ってみたくなります。
北欧の牧歌的な心温まる作品
ウィスキーを積む船の座礁によって島中の大騒ぎ。正に、降って湧いた「お祭り騒ぎ」。みんなが琥珀色の美酒に酔いしれ一体感に笑えた。ウィスキー好きにしか判らない場面も見受けられなくもないが、人々の「平和」という安心感が垣間見えた牧歌的なスコットランドの作品であった。
こういう映画がもっと観たい
朗らかでドタバタで平和で愛があっておバカで思いやりがあって
景色はスコットランドらしく荒涼としてて
当時のイギリスのファッションがかっこよくて
音楽がバグパイプやストリングを使って物悲しい
どろどろしたドラマはないけど
それは意図した手法
こういう映画って少ない
何故なら映画の作り手も演じ手も、自分の個性、特徴を出そうとし、
脚本家はストーリーテラーとしての力量を見せつけようとする
観るほうも人間ドラマ、人生の教訓、社会的な論点を求める
それは非常にデフォルメされた世界観なのだが
それが表現としてごく当たり前になっている
そんな映画ばかりでは疲れますよ 本当に
実際の人間は実はそこまでドラマではないから
イギリス映画らしく
役者は地味でもいいのを揃えてきた
特にナオミバトリック。クロッシングラインで注目してた女優だ
うまさがあるわけではないが、とても味がある
彼女の今後に期待したい
こんな映画をもっと観たい
まあまあ
父と花嫁の話はいつの時代も泣ける話題。でもタイトルになるほどウイスキーと関わりが?すこしこじつけ感あり。赤い皮のバッグの話も中途半端。コメディにしても中途半端かも。俳優陣の演技もあまりうまくない。
実話なのかも知れないけど…
本当は、もっと狡猾だったのでは?
面白おかしく描いているけど、映画のような隠蔽工作なら、誰もがすぐにばれるよ…。
そして、面白おかしく描いたにも関わらず、そんなに笑えなかった…。予告では期待感が高かったのに…。残念でした。
もっとウイスキー欠乏の切実さ(不自由さ)を描かないと、面白味か出ないと思う。
聞けば、リメイクとのこと。
前回版が少し気になる。
ふつうに幸せ。
戦時下の話だけど悲壮感は一切なし。ウィスキーの配給が無くなった時にたまたま座礁した船の積荷がウィスキーだったことから巻き起こるドナバタ喜劇。ふたりの花嫁の話よりウィスキー巡りのはなしがメインになっているあら人情話はやや稀薄。ただふたり娘を嫁にだす親父の心情や一人息子をいつまでも独占したい母親とかよくある話が意外にほっこりして幸せになりました。
ウィシュクベーハー
原作未読、1949年版未鑑賞
第2次大戦中、配給が途絶えてウイスキーがなくなったスコットランドの小さな島で、アメリカに輸出する為に大量のウイスキーを積んだ船が座礁し、政府に隠れて島民がウイスキーを救い出す話。
どこまでが実際の話かは知らないけれど、ウイスキーが無いことを理由に挙式を許されないとか、ある意味ジャンキーな島民達のドタバタ劇で、劇中の登場人物達も鑑賞している人も楽しんだ者勝ちという感じ。
登場人物みんな判りやすいキャラに判りやすい展開で、安息日がどうたら関税局がどうたら…色々と読めてしまうし大爆笑はないけれど面白おかしく楽しめた。
ちなみに、ウイスキーの語源はゲール語で生命の水という意味のウィシュクベーハーが訛ったもの。
ということでSLAINTHEVA !
毒にも薬にもならない
レビュータイトルどおりの映画です。
実際にあった出来事を、
特に盛り上げもせず、
淡々と、本当に淡々と
順番に並べました、
というだけの内容でした。
出て来る島民、誰にも感情移入できません。
何を考えているのかぜんぜんわからないんです。観てて。
「たぶんこうなるんだろうな」と思った通りにすすむストーリー。
「この人、いやな人の役ですよ〜」っていう設定の人物が、
思ってたとおり最後にしっぺがえしをくらう展開。
なんかとっても稚拙なかんじでした。
ほのぼのストーリーと良質の音楽
ストーリーはほのぼのしていて、ハートウォーミング。スコットランドの離島という美しい風景と、ケルト音楽がいい感じです。エンターテイメント的な派手さはありませんが、良質な映画という印象。
人生ってこんなにも楽しいんだ
バグパイプ生演奏良かったです!
でも凄い大変そう。 クッキーも貰えて良い環境で見ることができました。
島の人みんなに個性があって、毎日が楽しそう。
クスッと笑えるところが盛りだくさん。
心が洗われました!
こんな作品にもっと出会いたい!
音楽が素敵!
島民が協力してウイスキーを盗み、隠す様子が微笑ましい作品でした。ウイスキーの配給がストップしてしまった際の島民の落ち込みようも可愛らしかったです。若い女性から病気のおじいちゃんまで、すべての人がウイスキーをぐびぐび飲む様子が楽しげで、自分もその場にいるような気持ちになれました。そしてなにより音楽が、バグパイプの音色が素敵でした!
全42件中、21~40件目を表示