劇場公開日 2019年1月25日

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「ハイドリヒを作ったのは...」ナチス第三の男 小町さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ハイドリヒを作ったのは...

2019年1月29日
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ハイドリヒの冷たく不気味なところをジェイソン・クラークが好演されていたいたと思います
それよりもっと役にピッタリだったのが妻役のロザムンド・パイクでした
ハイドリヒもそれなりの野心家であったとは思いますが、本当の野心家はリナではないのでしょうか
女の人が権力を持てない時代の野心家のリナが友達にやめるように言われた男性をを選んだのは、ハイドリヒが自分が操る事のできる男と思ったからだと思います
そのリナの読み通りハイドリヒを高官まで昇りますが、その頃にはリナの想像以上の冷酷な人間になってしまって、本当にひどい歴史を作ってしまったように思えました
リナとハイドリヒが出会わなければあんなひどい歴史はなかったかもと思います
後半はヤンとヨゼフらの暗殺計画に視点が変わり淡々とストーリーが進みます
こういう作品は誰にも共感しないまま事実を突き付けられ重い気持ちになりますが、知るべき歴史とは思います

小町