劇場公開日 2017年12月23日

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「【”人類よ、一つであれ!”バレエダンサー、オーケストラ、合唱団、総勢350人による「第九」を「バレエ」で表現した躍るコンサート『第九交響曲』の舞台裏及び東京公演を描くドキュメンタリー作品。】」ダンシング・ベートーヴェン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”人類よ、一つであれ!”バレエダンサー、オーケストラ、合唱団、総勢350人による「第九」を「バレエ」で表現した躍るコンサート『第九交響曲』の舞台裏及び東京公演を描くドキュメンタリー作品。】

2024年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

■天才振付家、モーリス・ベジャールの伝説の舞台『第九交響曲』に共同で取り組むこととなった東京バレエ団とモーリス・ベジャール・バレエ団。
 その壮大なステージが上演されるまでの過酷な練習とリハーサル、ダンサーたちの情熱や苦悩を余すところなく捉えたドキュメンタリー映画。

◆感想

・このドキュメンタリーの随所で発信される”人類よ、一つであれ!”というメッセージが印象に残る。

・第二部のメインを任されていたカテリーナが、恋人オスカーの子を身籠った時のインタビュー。彼女に涙はなく”新しいチャレンジ”と明るい表情で言い、オスカーも”僕の父、祖父は黒人の血が流れている。”と語っている。

・練習中に、足首を捻挫して涙する女性ダンサーの姿。
ー このドキュメンタリーは、人間ドラマでもある。-

<今作は、再演不可能とされていた伝説の舞台を、東京バレエ団創立50周年記念シリーズ第7弾として実現させた舞台の裏側に密着したドキュメンタリー映画である。
 夢を追う多くのダンサーの姿とラストの東京公演の『第九交響曲』のシーンは素晴らしき作品でもある。>

NOBU
Mさんのコメント
2024年1月2日

この作品、いいですよね。
一度、モーリス・ベジャール・バレエ団の第九の公演、見てみたいものです。

M