劇場公開日 2018年9月1日

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「【「もう、泣いていいですか」】」君の膵臓をたべたい ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【「もう、泣いていいですか」】

2021年7月25日
iPhoneアプリから投稿

小説「君の膵臓をたべたい」。

書店で気持ちの悪いタイトルの本だなと思って、手に取って帯を見てみたら、好評で、それで買って、スタバに長居して一気読みして、”あの一言”で涙があふれた。スタバで隠すのが大変だった。

映画「君の膵臓をたべたい」。
もう原作は読んだし、もう泣くことはないだろうと映画館に足を運んだが、”あの一言”の前に既に涙が溢れていた。
映画のエンドロールの終わりまでに心を整えて座席を立った。

アニメ「君の膵臓をたべたい」を地上波で観て、今度こそ泣かないだろうと思っていたが、また、”あの一言”で涙が溢れた。

アニメ「君の膵臓をたべたい」は、原作に忠実だ。

闘病ではなく、共病。
「共病文庫」。

人は、自分の人生が残り少ないと分かっても、一日一日を前向きに生きることができるだろうか。

病気を悟られないようにしながら、家族や友人と明るく過ごせるだろうか。

そうありたい。
でも、難しい。
だから、「君」が選ばれたのだ。

でも、それは「君」が「共病」に相応しいからだ。

笑ったり、遊んだり、旅行したり、怒ってたり、楽しんだり、不安になったり、そして、悲しんだり。
すべて大切なことだ。

人を好きになることは大切なことだ。

「もう、泣いていいですか」

いい。泣くことも大切だ。我慢なんてする必要はないんだ。

やっばり、人を好きになることは大切なことだ。

ワンコ
CBさんのコメント
2021年7月28日

話としてはこっちの方が好きです。というか、実写の大人編は無理ありすぎ。

CB
talismanさんのコメント
2021年7月25日

あ、アニメは見てませんでした。出会えたら見ます。

talisman