HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話

劇場公開日:

HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話

解説

殺人事件の加害者と対話することで和解を試みる被害者遺族の姿を通し、理解できないものへの接し方や、死刑制度などについて描き出す人間ドラマ。43歳のビジネスウーマン、晴美は、ひとり娘のみちよが結婚し、現在は夫と2人で平凡な暮らしを送っていた。そんなある日、みちよが、夫であり晴美にとっては娘婿の孝司に殺されるという事件が発生する。逮捕され、裁判で死刑を言い渡された孝司に対し、娘を殺された晴美も当初は死刑が当然と思っていた。しかし、ある時を境に晴美は考えを変え、孝司の死刑を止めようとするのだが……。監督は、これが長編2作目の佐藤慶紀で、今作が韓国の釜山映画祭や大阪アジアン映画祭など国内外の映画祭に出品された。

2016年製作/95分/日本
配給:渋谷プロダクション
劇場公開日:2017年9月9日

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映画レビュー

4.0感情が画面から溢れ出る

2023年1月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

難しい

身内を殺されたら、犯人に死刑を望むだろうか?
望むとすれば、それはとても感情的で暴力的ではないだろうか。
犯人に罪と向き合わせることがイコール死刑ではない、何が犯人に必要なのかを考えさせられる作品でした。

低予算で作られただろう映画作品だが、
その分、不必要なモノは無く、役者の感情表現が画面一杯に溢れている。

実に映画らしい映画なのではないだろうか!

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邪悪ばうあー

3.0手持ちカメラ

2018年2月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

お父さんがよかった。結論を濁す描き方。母とは。

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みな

5.0感情に向き合うことの困難さを見事に

2017年10月4日
iPhoneアプリから投稿

物理的、時間的、社会的な制約の中、やり直しがきかない行為の中で抑えきれない自分の感情と向き合っていくことの困難さと弱さをそれぞれの立場からむき出しにしてくれた作品。
突然の非日常で、人は人にどう触れていくかを考えさせてくれる。
そして、時の経過が生活を変えていく様を丁寧に撮っている。

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tam

4.5これは面白い!

2017年9月26日
iPhoneアプリから投稿

知り合い(西山由希宏)が出演してるというので観に行く。激しく面白かった。被害者の母親と加害者が刑務所で会話をすることで成長?していく物語。ひとりひとりの人間の描き方がとてもあるあるで、だからこそどの登場人物にも共感できるという。スーパーオススメ!

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のぶりん
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