バーニー・トムソンの殺人日記

劇場公開日:

解説

「トレインスポッティング」「フル・モンティ」などで知られる個性派俳優のロバート・カーライルが初メガホンをとって自ら主演を務め、思いがけず殺人を犯してしまった男が死のスパイラルに巻き込まれていく姿を描いたブラックコメディ。スコットランド、グラスゴーの床屋で働く冴えない中年男トムソンは、店のオーナーを誤って殺してしまう。困り果てたトムソンは母親に相談するが、彼女の指示通りに死体を冷蔵庫に運ぶと、そこには既に別の死体があった。その後もトムソンは、悪意がないにも関わらず次々と殺人を引き起こしてしまう。母親役を「ハワーズ・エンド」のエマ・トンプソン、トムソンを執拗に追う刑事役を「X-ミッション」のレイ・ウィンストンがそれぞれ演じた。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2017/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」(17年7月15日~8月18日)上映作品。

2015年製作/96分/カナダ・イギリス・アメリカ合作
原題:The Legend of Barney Thomson
配給:彩プロ
劇場公開日:2017年7月24日

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(C)2015 BRIDGETON BABER FILMS INC.and LMBARNEY THOMSON LTD.

映画レビュー

3.5まるでベグビーの別人生を見ているかのような顛末

2017年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

楽しい

ロバート・カーライルが監督、主演するクライム・コメディ。こうして見ていると、彼が『トレインスポッティング』で演じた「ベグビー」の別人生に接しているかのようで味わい深い。ケン・ローチ作品でも知られる彼だが、やっぱりうちに秘めた「ヤバさ」がこの人の持ち味だ。

舞台はロンドンから遠く離れた、スコットランドのグラスゴー。序盤はやや物語運びがぎこちなくも思えるが、徐々に独創的な旨みが引き出されていく。主人公が身に降りかかったアクシデントをうまく処理しようとするたび、どんどんどつぼにはまっていく悲哀。この奇妙な顛末を、現地の絶妙なロケーションを駆使して紡いでいく手腕はさすがスコットランド・ネイティブ。そこにエマ・トンプソンやレイ・ウィンストンといった思いがけない名優が顔をそろえることで重層的な深みが生まれた。Rー15だが、それほどスプラッター的な展開はなく、あくまでコメディの範疇で楽しめる一作かと。

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牛津厚信

2.0お笑い

2020年8月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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m@yu-chan

1.0とても不愉快な映画。

2018年1月31日
スマートフォンから投稿

笑える

単純

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ひろっぴ

4.0出来の良いブラックコメディ

2017年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

イギリスブラックコメディ好きな人は是非観てほしい!
ロバート・カーライル初監督作品にしてはとても出来の良い映画~
FACEでも共演していたロバート・カーライルとレイ・ウィンストンの映画での再開が最高に面白かった。

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spacekornetto
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